【石巻市】居酒屋三吉の飽食絶倒コース
カテゴリー: 外食:居酒屋・割烹
以前にもご紹介したことがありましたが、石巻の駅近くに魚が安くて美味しい地元の居酒屋さんがあります。石巻駅前と言いますと、以前でしたら鳥勝さんが私の中では一番人気だったのですが、蛇田へ移転してしまいました。電車の時間まで美味しい魚で軽くやるお店はやはり駅の近くでないと心配です。その点、今回ご紹介します三吉さんは条件にぴったりなのです。まずはこのメニューをご覧下さい。500円以上の品はほとんどありません。刺身は全品480円、カナガシラやコチ、ドンコ、ソイなど地魚も多いのですが、どれも小皿ではなく、まともな盛り付けですから嬉しくなります。
三吉さんは石巻グランドホテルの並び、コンビニホテルの向かいにあります。駅から約400mです。
キャッチコピーが石巻で二番目に安い二番目にうまいです。じゃ一番ってどこだろうと思ってしまいますよね。^^ ただ二番でも景品表示法に抵触しないか不安になりますが、何年も設置してますので大丈夫なんでしょう。
この店で料理のコースをお願いする時は注意が必要です。大食漢ならともかく一般人が3000円以上でお願いしますとまず食べ切れません。前回、3500円でお願いして惨敗しましたので、本日は2500円で雪辱戦となりました。
2500円コース(酒別)の皮切りはお造り三点盛りです。もちろん、銘々に出された一人前です。
マグロ、マダイ、ハマチでごくノーマルなスタートです。でも、ちょっと盛りが多いかな。
箸休めの枝豆。この時期ですから当然冷凍ですけど、これ意外と美味しいですよね。
枝豆も旬がなくなるのは淋しい限りです。夏になると枝豆が食べられる楽しみがあったのですが、近年はずんだ餅も周年販売されています。
どど~んと大海老のボイルがタルタルソースとともに登場します。
こういう大胆さもこのお店の特色の一つです。
ちょっとジャンキーですが、お子ちゃまが喜びそうな揚げ物の盛り合わせ。
これに手を出すと中高年には後が辛くなります。ビールで通す向きにはよろしいかも。
揚げた魚の野菜あんかけです。甘酢餡ではないので意外とさっぱり頂けます。
魚は不定形で何種類か使われていました。こういう無駄のない使い方は好感が持てます。
あ、そうそう。このところ寒いので石巻の日高見(ひたかみ)を燗でやってました。
滅多に燗は呑まないのですが、たまには良いものです。酔いも呑むにつれて深まっていく感じで、後からど~んの心配がないのも有り難いです。
このコースのメインはこの鴨鍋のようです。ね、すごいでしょ。お腹がついて行けるか不安になります。
これで4人前ですから驚きです。
鴨肉の下には鶏の丸も潜んでいました。これにうどんも付くのですよ。
みなさんだいたいお腹が決まってきたようです。口数も減ってますね。^^
そこに野菜サラダです。まずこれは別腹的な感覚で箸が延びました。
できれば、おかか振ってポン酢の方がお腹は喜んだと思います。
そんな状況下でも攻撃は緩まりません。小エビのエビチリです。
おいおい、もう勘弁してくれ。これじゃ韓国のパンチャンじゃないですか~。^^
そして、とどめはこれです。にぎりの盛り合わせ。
なんだ、うどん食べるんじゃなかったな~。(涙) これで本当に終わりです。凄まじいでしょ。これで2500円ですからね。中高年には1500円でも良いのかも知れません。っていうか、コースにしなければ、良いのですが、若い人には有り難いお店ですね。
石巻駅近くの石巻で二番目に安いと宣伝する三吉さんだけのことはあります。今回は宴会形式でコースにしてもらいましたが、いつもは刺身を何品かとメヒカリかアンコウの唐揚げを頂いて一人当たり2000円くらいで済ませています。大人でしょ。なにせ、電車を乗り過ごすと1時間待ちですからね。^^
空洞化が進行する石巻駅周辺ですが、市役所も駅前の旧さくら野百貨店跡に入り、また、中瀬にあるハリストス正教会の最初の司祭(沢辺琢磨)が坂本龍馬の従兄に当たることもあり、少しは活気が戻ってきたようです。美味しい地魚を食べさせてくれる地元の居酒屋さんが元気な街は実に魅力的ですね。
さかな処 三吉
所在地 :宮城県石巻市千石町1-3
電話 :0225-94-0373
営業時間 :17:00~23:00
定休日 :日曜
駐車場 :なし


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