(14)釜山の市場で海鮮鍋・・・豪華絢爛海の幸の鍋

カテゴリー: 外食:寿司・魚貝類定食

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前記事のヌタウナギに続きまして、また釜山のチャガルチ市場からです。今回は露店の見慣れない食べ物ではなく、近代的なデザインのビルにある海鮮市場からのご馳走ですのでご安心ください。^^ 現在のチャガルチ市場は7階建てのビルですが、かつては砂利(チャガルチ)の浜辺で行われた水産物青空市場が原点です。このビルは2006年に韓国切っての水産物専門市場と観光の目玉を目指して建設されました。その狙いは見事、的中したようです。

 

 




 

 このビルの海側には広々としたデッキがあって、晴れた日には出船入り船を眺めるのに絶好のロケーションです。
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ビルの上の方に見える弧状の曲線は遠くから見るとカモメのデザインであることが分かります。正面のエントランス脇には種々の海産物が張り付いたオブジェもあり、遊び心のある設計になってます。


 

 



 


 一階は330軒もの店舗が並ぶ一大水産物市場となっています。
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観光も意識して明るく衛生的で、しかも見物しやすい設計となってます。近代的な市場はかくあるべしという模範のような市場です。

 


 

 

 

 この市場の楽しみは買い物だけではありません。買い求めた魚貝類を二階のレストラン街に持ち込めば、直ちに料理してくれるのです。
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この方式の観光市場は日本でも少しずつ増えてますね。これって、韓国の市場がモデルだったんのでしょうか。ただ、持ち込み方式より、お店のお任せの方が実はお得なのです。今日はヘムル・ジョンゴル(海鮮鍋)を頂きます。

 

 

 


 
 

 本日のメインであるヘムル・ジョンゴルが出てくる前にいつものようにサービスのパンチャン(おかず)が所狭しと並べられます。
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パンチャンは食べ過ぎるとメインへ影響しますので、適当に加減しなければなりません。こちらのパンチャンは割と良識的な量ですねと思ったら・・・。

 

 
 



 

 ありゃ~、シーフードたっぷりのどでかいチヂミがやってきましたよ。
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直径30cmはありますね。目の前で鋏を使って切り分けてくれます。イカ、タコ、エビがどっさり入って食べ応えがありました。メインの前にずいぶんお腹も膨れてきました。^^

 

 

 

 

 今日は休日なので、お昼ですが、ちょこっとマッコルリを飲んじゃおっと。^^
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これは微炭酸を感じますので、ボトルから移したものでしょう。でも、マッコルリは本当に美味しいなぁ。マッコルリって、マッ(粗く)コルリ(濾す)という意味ですので、材料による分類ではなく、製法による分類なのですね。因みに日本でも売られている農酒はマッコルリの別名です。

 






 


 ここでやっとメインのヘムルジョンゴル(海鮮鍋)の登場です。なんと、豪華なことでしょう。アワビやカニも丸ごと入ってました。^^
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貝だけでも5種類、これにカニやエビ、イカに魚も入って海の幸の祭典みたいですね。ところで、チゲジョンゴルってどちらもと訳されますが、違いをご存じですか。チゲは一人前の鍋料理でジョンゴルは日本式のみんなで食べる鍋のことです。ただ、ブデチゲ(部隊鍋)のような例外もありますね。チゲとスープを意味するククタンとの違いは、チゲの方が具が多く、味が濃いとされていますが、連続的で明瞭な境界はないようです。よく日本で見かけるチゲ鍋という献立は誤った使い方であることがおわかり頂けると思います。


 
 




 

 大きな殻付きタイラギ(平貝)の舟にはアワビが2個も乗船しております。ワタリガニは小さなコウイカに取り囲まれています。
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韓国のアワビ養殖は大規模に経営されており、養殖アワビが安く手に入ります。日本へも大量に輸出されていますね。韓国の方はワタリガニが大好きで漁場で北との争いが絶えないそうですよ。


 


 




 韓国では何度かこのヘムルジョンゴルを頂きましたが、いつもこのようにガンガン沸騰させるのです。
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日本ですと身が固くなり、旨味が抜けることを心配しますが、韓国ではよいダシを取ることが優先されるのだそうです。


 

 




 
 ジョンゴルもピンセットやハサミで貝やカニを食べやすいように捌いてくれます。
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 確かに箸より勝手がよく合理的なのですが、卓上で手術のように作業するのは慣れないためか違和感がありますね。^^ 










 
 海の幸満載のジョンゴルは唐辛子も使ってありましたが、さほど辛くはありませんでした。日本人向きに加減してくれたのかも知れません。
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ご飯も出るところだったのですが、さすがにお断りしてしまいました。もしかしたら、韓国では無礼な行為だったのかも・・・。


 


 



 水産物流通と観光の拠点である釜山チャガルチ市場、あまりに近代的で周辺の露店とのギャップに驚かされました。買った魚貝類をレストランで食べて帰ることが出来るのは、今の日本のライフスタイルにもあっているかも知れません。特に移動中の旅人にとっては、生の魚貝類を買うこともできず、その場で味わうことができるのは有り難いことで、思い出も倍に膨らみます。日本にもこのようなシステムの観光市場が増えると町の活性化にもつながると思いますけどね。







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2009/03/14(土) 05:00 | trackback(0) | comment(2)
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風写

URL | [ 編集 ] 2010/04/18(日) 07:52:14

おはようございます

フランス語でスープはポタージュ。
だからポタージュスープとチゲ鍋は似た関係ですね。

海鮮市場、立派だけどすいていますね。
市場で売っているものを調理してくれるシステム、初めて出会ったのは那覇でした。
元々はお店の人達のキャンティーンで、仕事の合間に自分たちで材料を持ち込んだのが始まりかも知れませんね。

あわび、規格内でしたか?

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/04/18(日) 19:56:25

  風写さん こんばんは。
5時間かけて練馬から帰ってきました。

 もっとありますよ。ジェラートアイス。。。なんじゃあれ??
馬から落ちて落馬するですね。要するに原語の音は
魅力的だけど、そのまんまでは日本人に意味が通じず、
商売にならない。。。で、補足説明を加えて不思議な造語の
完成。。。。でしょうね。

 市場も生産地市場と消費地市場、それに観光を意識した
市場による色分けが必要ですね。でないと一般の方はどんな
市場でも同じサービスがあるものと期待してしましますよね。

 アワビのサイズですが、韓国の漁業関連法令を熟知して
いないのでわかりませんが、養殖の場合、種苗段階から
所有権がありますので、普通、天然資源保護の規則は
適用除外となります。











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