みやぎ水産の日 海の幸料理教室 2017.7【カマボコ】

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 7月のみやぎ水産の日、お薦めはカマボコでした。たかが蒲鉾、されど蒲鉾。カマボコも原理や歴史を紐解くとかなり奥が深いです。2時間の料理教室でその辺りまで詳しくお話しておりますと調理の時間がなくなりますので、概論だけにしまして、実際にすり身を使ったカマボコ作りを体験して頂きました。


 すり身はスケトウダラの調味すり身を用意しました。
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 塩竈のマルブン食品さんから特別に分けて頂きました。



 まずはこれで魚素麺を作ります。絞袋からお湯の中にすり身を絞出します。
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 市販の口金の口径だとやや細めのウドン位になってしましますね。


 続いて、夏に最適な冷や汁作りです。
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 最初に擂り鉢で白胡麻を擂り、そこへ赤味噌を加えてよく混ぜます。この後、長葱の薄切りを混ぜ合わせ、胡瓜や茄子の薄切りを突き合わせるように混ぜ込みます。右下のピンクはおかめ丼用の板カマボコです。


 冷や汁に先ほどの魚素麺を加えて汁物は完成です。
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 冷や汁は冷たい味噌汁というより、味噌味の胡麻汁だと思って下さい。氷水を注いで涼味たっぷりの汁になります。


 こちらは先ほどのすり身を蓮根に貼り付けて炒めています。
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 蓮根だけでなく、人参、牛蒡、大葉などでもよいでしょう。焼き蒲鉾と揚げ蒲鉾の中間のような料理です。


 こちらはおかめ丼の鶏もも肉を切っています。
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 ご存知のようにおかめ丼カマボコとせいぜい玉葱くらいを卵でとじたものですが、ちょっと寂しいので鶏も加えました。カマボコ入り親子丼ですね。


 3品完成ですが、全体的に茶色くなってしまいました。^^
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 魚素麺入り冷や汁とすり身の野菜焼き、鶏入りおかめ丼です。


 カマボコの歴史は古く、平安時代後期とされています。文献上には1115年に登場しますが、その前から作られていたでしょう。獲れ過ぎたの身に塩を加えて擂り潰し、それを火で焼く発想は誰でも行き当たると思います。

 すり身を木の枝に塗り付けて焼き上げますと蒲の穂のようになるところから、蒲穂っ子もしくは蒲鉾(がまほこ)からカマボコになったと推定されています。その後、様々なカマボコが世に現れ、この元祖カマボコ竹輪蒲鉾と言われるようになりました。現在のように多種多様なカマボコが生産されるのは世界広しと言えども日本だけです。カニカマだけではなく、もっと、多くのカマボコを世界にアピールしてもよいと思います。
2017/08/14(月) 05:00 | trackback(0) | comment(0)
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