JAN
FEB
MAR
APR
MAY
JUN
JUL
AUG
SEP
OCT
NOV
DEC
14
【村田町】蕎麦を求めて小旅行 後編
カテゴリー: 外食:蕎麦

千寿庵さん(前記事)から川沿いの道を少し走ると、幟旗が目に入ってきました。こちらは村田町の農家ほたる舞ファームさんが自家栽培、自家製分の蕎麦を食べさせてくれる週末手打ちそば屋けんちゃんちさんです。以前、イベントでこちらのご夫婦と知り合い、一度、伺ってみたいと楽しみにしておりました。
小高い南斜面に立地した典型的な農家の佇まい。蔵の白壁も美しいですね。


けんちゃんちの幟旗と暖簾がなければ、ちょっとモダンな農家そのもの。どんな蕎麦を食べさせてくれるのでしょうか。
店内はこじんまりとして全部で15席くらいでしょうか。

カウンター越しにけんちゃんこと渡邊賢治さんの姿が見えますね。^^
献立は実に潔く、もり蕎麦と塩むすびだけ。

蕎麦には香の物や小鉢も付くようです。お替わりはいわゆる替え玉のことでしょう。
お願いしましたもりそばです。


薬味には長葱と辛味大根が添えられます。
山形の田舎蕎麦ほどではありませんが、やや色黒の蕎麦。

甘皮の部分を丹念に挽くことでつなぎの役割もしてくれるそうです。知らんかった。。。
蕎麦を打っているのはけんちゃんのお父さんなのですが、色々ご教示頂きました。

蕎麦の美味しさは蕎麦の香りを感じる甘皮(実の外側)に近い部分にあるということで一致しました。
蕎麦湯も頂き、至福のひと時を締めました。^^

けんちゃんは塩や醤油に相当の拘りを持ち、九州の塩や醤油に行き着いたそうです。
こちらのもう一つの看板商品。ひとめぼれの塩むすびです。消費期限も今日中ですよ。


これは米の美味さが勝負ですね。確かに美味い。米粒一つ一つが生き生きとしている感じです。
蕎麦処としては後発ですが、これからの発展を期待したい村田町。蕎麦処とするためには、やはり何か個性が必要でしょうね。空豆を練り込んだ変わり蕎麦のような際物ではなく、蔵の街に相応しい蕎麦はあるはずです。
大震災の風評被害から立ち直るために多大な苦労をされたけんちゃんちのほたる舞ふぁーむさん。蕎麦だけではなく、トマト狩り(30分500円)でも頑張っていますよ。村田インターからも近いので、是非、訪ねてみて下さい。
けんちゃんち
・所在地 :宮城県柴田郡村田町大字小泉字北姥ヶ懐45
・電 話 :0224-83-4846
・営業時間 :11:00~15:00
・営業日 :土、日曜(予約すれば平日も営業)
・駐車場 :あり
2017/03/14(火) 05:00 | trackback(0) |
comment(0)
コメントの投稿