【村田町】 蕎麦を求めて小旅行 前編

カテゴリー: 外食:蕎麦

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 宮城県は古くから米処であり、主食に蕎麦を加えなければならないほど厳しい環境ではありませんでした。そのため、宮城で蕎麦産地と言いますと、七ヶ宿や花山など山間部に限られていました。ところが、近年、宮城にも蕎麦専門店が増え始め、蕎麦の生産地も広がっております。その一つに村田町があり、「新そばまつり」で町の活性化を図っています。今回は村田町蕎麦処を探訪します。上の写真は「ふるさとおとぎ苑」に設置されています日本一の夫婦水車です。


 ふるさとおとぎ苑の向かいにありますのは田舎の蕎麦処千寿庵さんです。
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 幟旗と暖簾がなければ、よくある農家の佇まい。ご主人がリサイクルを活用して手作りで店に造り上げたとのこと。


 店内は吹き抜けの高い天井から自在鉤が下がり、釜神様が飾られています。
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 13時近くに入りましたが、駐車場はほぼ満車。席も辛うじてストーブの周りの待合席のようなところに座れました。相当の人気店のようです。土間の脇に小上りがあり、奥と二階に座敷があるようです。


 
 蕎麦は千寿と呼ばれる二八、十割、さらしな、外一と4種類もあります。
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 その他におろしやとろろなどがありました。温かい汁蕎麦は唯一花そばだけのようです。



 
基本の千寿を頂きます。もろにストーブと睨めっこ。^^
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 副菜に切り干し大根の煮物、白菜漬け、大根の甘酢漬けが付きました。薬味は長葱と山葵に辛味大根の粗おろし。


 
 蕎麦は星が多い藪くらいの色合い。透明感がありますので少し粗挽きのようです。
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 麺の幅や太さも微妙に変化があって楽しめそうです。



 蕎麦湯も白濁していてちゃんととろみがあります。
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 激混みで30分くらい待ちましたので、店員さんが最後に謝りに参りました。このような対応のあるかないかでリピートが分かれるのですよね。


 暖簾の裏側には見送りのメッセージが。
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 ご主人の渡辺千治さんのお人柄でしょうか。母親の太い田舎蕎麦しか知らなかった渡辺さんが独学で細打ちも習得して行ったそうです。苦労も多かったことと思われます。



 暖簾を潜って外に出ると、、、ご主人が寒晒しの蕎麦の実を乾しているところでした。
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 しゃがみこんで、すっかり蕎麦談義にはまり込んでしまいました。この寒晒しは裏の川に浸けて晒した後、1カ月くらい乾燥させるのだそうです。食べられるのはお彼岸過ぎからとのこと。寒晒し蕎麦を凍み豆腐に例えて説明して下さいました。



 蕎麦の品種名を伺うのを忘れてしまいましたが、こちらではたまゆらのそばと名付けた在来品種を栽培しておられますので、多分それでしょう。人気店だけに休日の昼時は外して伺った方が良いかも知れません。それでも蕎麦打ち体験も予約制でやっているそうです。蕎麦への愛情が伝わってくるお店でした。
 


田舎の蕎麦処千寿庵 http://senjuanmurata.web.fc2.com/


・所在地   :宮城県柴田郡村田町大字小泉字道端八
・電 話   :0224-83-5417
・営業時間  :11:00~15:00
・定休日   :月曜日(祝休日の時は火曜日)
・駐車場   :あり
2017/03/09(木) 05:00 | trackback(0) | comment(0)
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