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【塩竈市】隠れイタリア料理店
カテゴリー: 外食:その他
港町しおがまには全国に誇れる飲食店が多々あります。もちろん、人口当たり面積当たり店舗数が最も多い寿司は言うに及ばず、東京や仙台の名店で腕を振るったのちにひっそりと港町で営業されている各種のシェフの方々もおります。
その一つ。ほとんど宣伝することもなく、口コミだけで伝わり、常連客の秘密のキッチンとなっているイタリア料理店があります。決して、イタ飯やイタリアンではなくイタリア料理店です。新イタリア料理が日本でブレークする遥か以前からいわゆる日本の洋食のような日本固有のイタリア料理を続けています。
そのシェフのこだわりは尋常ではなく、食材や調理法はもちろんのこと、店内の装飾や看板に至るまで自分の納得のいくものしかお客の目や舌に触れません。従って、営業形態もこだわりがあり、原則は紹介者を通じての予約制、常連になった場合でも予約が基本です。メニューもありますが、できればお任せにして欲しいのだそうです。
お客を増やすつもりは一切ないとのことなので、今回は店名や所在は伏せさせて頂きます。もし、以下の記事をご覧になって、店名をご存知の方でもその書き込みは勘弁して下さいませ。m(_ _)m
意外な場所にある伝統的イタリア料理店。駐車場も車3台分しかありません。
伝統的イタリア料理って、イタリアの伝統料理ではなく、日本に戦後イタリア料理が米軍を通じて入ってきましたが、その頃のピザやスパゲッテーが主体になります。決して、ピッツァやパスタではありません。^^
所在のヒントになってしまいますのが、広い窓からの展望。従って、載せません。^^

店内の観葉植物ももちろんシェフ自ら栽培しています。友人が手伝いに入っておりますが、原則、シェフが一人で全てをやります。従って、料理が出来ますとベルが鳴りますので、カウンターに取りに参ります。これが気に入らない方はお客にはなれません。
本日はお任せでお願いしていますが、最初にサラダや前菜が出て来ます。これらは二人分です。

インサラータやアンティパストではありません。サラダと前菜なのです。
トマト、モッツアレラ、プロシュート、白い穂先のようなものはたぶんマコモダケだと思います。。。

後方に隠れていますが、フルーツや茹で卵の入ったマヨネーズ系のサラダもたっぷり乗っていました。
エビや、イカ、ホタテなどがたっぷり入った海鮮サラダ。

ドレッシングが飲めるくらい優しい味です。柑橘系のジュースがベースなのでしょうか。素材にも味が馴染んでいます。
ここでオリジナルのピザが登場します。


プロシュートとホタテが隠れていました。生地はふかふかではなく、パリパリといった感じです。チーズたっぷりで食べ応えも半端ない。
意外ですがセコンド、いやメインは、なんと、ハンバーグなのです。

初期のイタリア料理店は洋食も取り込んでいたのでしょう。チーズとデミが乗ってボリュームも凄まじい。。。
後方に見えているスパゲッテーは、こちらのシェフが日本で初めてバジリコを使って作ったそうです。

いわゆるジェノベーゼではなく、オイル系パスタに香草の微塵切りを和えたような感じです。この日はバジリコではなく、大葉とパセリの微塵切りでした。驚いたのはこのスパゲッテー、茹で立てではないのですが、独特の歯触りが残っており、他の洋食屋の付け合わせとは一線を画します。
ちょっと意外だったと思いますが、昭和のイタリア料理はこのような感じだったのでしょうか。あまり記憶はありませんが、45年位前には東京には食べ放題のピザ専門店やスパゲッテー専門店も出来始めていましたが、イタリア料理店はまだ少なかったと思います。当時は日本人に馴染みの深い洋食の要素も取り入れる必要があったのでしょう。
一徹者のシェフと聞いており、大人しく頂いていたのですが、皿に残ったデミを頂きたく、追加でパンをお願いしましたら、すぐに焼いてくれました。混んでいなければこのような対応もしてくれるようです。現代のイタ飯に慣れた若い人より、昭和のイタリア料理を懐かしむことのできる熟年層にぴったりのお店ということができるかも知れません。
その一つ。ほとんど宣伝することもなく、口コミだけで伝わり、常連客の秘密のキッチンとなっているイタリア料理店があります。決して、イタ飯やイタリアンではなくイタリア料理店です。新イタリア料理が日本でブレークする遥か以前からいわゆる日本の洋食のような日本固有のイタリア料理を続けています。
そのシェフのこだわりは尋常ではなく、食材や調理法はもちろんのこと、店内の装飾や看板に至るまで自分の納得のいくものしかお客の目や舌に触れません。従って、営業形態もこだわりがあり、原則は紹介者を通じての予約制、常連になった場合でも予約が基本です。メニューもありますが、できればお任せにして欲しいのだそうです。
お客を増やすつもりは一切ないとのことなので、今回は店名や所在は伏せさせて頂きます。もし、以下の記事をご覧になって、店名をご存知の方でもその書き込みは勘弁して下さいませ。m(_ _)m
意外な場所にある伝統的イタリア料理店。駐車場も車3台分しかありません。

伝統的イタリア料理って、イタリアの伝統料理ではなく、日本に戦後イタリア料理が米軍を通じて入ってきましたが、その頃のピザやスパゲッテーが主体になります。決して、ピッツァやパスタではありません。^^
所在のヒントになってしまいますのが、広い窓からの展望。従って、載せません。^^

店内の観葉植物ももちろんシェフ自ら栽培しています。友人が手伝いに入っておりますが、原則、シェフが一人で全てをやります。従って、料理が出来ますとベルが鳴りますので、カウンターに取りに参ります。これが気に入らない方はお客にはなれません。
本日はお任せでお願いしていますが、最初にサラダや前菜が出て来ます。これらは二人分です。

インサラータやアンティパストではありません。サラダと前菜なのです。
トマト、モッツアレラ、プロシュート、白い穂先のようなものはたぶんマコモダケだと思います。。。

後方に隠れていますが、フルーツや茹で卵の入ったマヨネーズ系のサラダもたっぷり乗っていました。
エビや、イカ、ホタテなどがたっぷり入った海鮮サラダ。

ドレッシングが飲めるくらい優しい味です。柑橘系のジュースがベースなのでしょうか。素材にも味が馴染んでいます。
ここでオリジナルのピザが登場します。


プロシュートとホタテが隠れていました。生地はふかふかではなく、パリパリといった感じです。チーズたっぷりで食べ応えも半端ない。
意外ですがセコンド、いやメインは、なんと、ハンバーグなのです。

初期のイタリア料理店は洋食も取り込んでいたのでしょう。チーズとデミが乗ってボリュームも凄まじい。。。
後方に見えているスパゲッテーは、こちらのシェフが日本で初めてバジリコを使って作ったそうです。

いわゆるジェノベーゼではなく、オイル系パスタに香草の微塵切りを和えたような感じです。この日はバジリコではなく、大葉とパセリの微塵切りでした。驚いたのはこのスパゲッテー、茹で立てではないのですが、独特の歯触りが残っており、他の洋食屋の付け合わせとは一線を画します。
ちょっと意外だったと思いますが、昭和のイタリア料理はこのような感じだったのでしょうか。あまり記憶はありませんが、45年位前には東京には食べ放題のピザ専門店やスパゲッテー専門店も出来始めていましたが、イタリア料理店はまだ少なかったと思います。当時は日本人に馴染みの深い洋食の要素も取り入れる必要があったのでしょう。
一徹者のシェフと聞いており、大人しく頂いていたのですが、皿に残ったデミを頂きたく、追加でパンをお願いしましたら、すぐに焼いてくれました。混んでいなければこのような対応もしてくれるようです。現代のイタ飯に慣れた若い人より、昭和のイタリア料理を懐かしむことのできる熟年層にぴったりのお店ということができるかも知れません。
2017/01/16(月) 05:00 | trackback(0) |
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