【山形県山形市】大の目温泉とラーメン有頂天の元祖
カテゴリー: 外食:ラーメン
前日の記事に続きまして3月末の山形市からになります。息子のアパートもかなり片付いて、あとはプロにお任せするだけになりました。今日はゆっくりと温泉にでも浸かって帰りたいと思います。しばらく、山形にも来られなくなりますので、お気に入りの温泉とラーメンを楽しんでおきたいと思います。そんな欲張りな願いを叶えてくれますのが大の目温泉です。引っ越し疲れを山形で流していきましょう。
大の目温泉は阿部旅館さんの日帰り温泉です。8:00~21:00まで入れてたったの300円。
100%源泉かけ流しですが、この安さです。山形は入湯料が安いのが魅力です。宮城はどこの日帰り温泉も示し合わせたように800円以上しますね。^^
内風呂ですが、ガラス張りなので開放感溢れます。岩が組み込まれた浴槽も魅力です。
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉でやや黄緑色の薄濁り、金気(鉄)臭があって岩肌も赤褐色に染まっています。ただ、ちょっと熱いのです。43度くらいあるかな。あまり長く浸かっていると、のぼせてしまいそうです。
ところで、この大の目温泉(阿部旅館)さんは、ラーメン店も経営されており、休日はこちらのお客の方が多いです。
休日には浴室脇の座敷が特設ラーメン会場になります。元来は風呂上がりの休憩室だったのでしょうね。ラーメンがあまりに人気で、ラーメン店だけでは捌ききれなくなったのでしょう。
広々とした大座敷ですが、昼時には満席になります。
これは2時過ぎだったでしょうか。このラーメン会場も15時には普通の座敷に戻ります。
メニューですが、基本は醤油、味噌、塩の3種類のラーメン。これらにゲソ天や特製辛味噌、ワンタンなどのトッピングの組合せとなります。
塩ラーメンにはゲソ天や辛味噌を単品で取ります。
一番人気の品はゲソ天味噌ラーメン(特製辛みそ付き)なのですが、私は醤油味が好みなのでゲソ天ラーメンの特製辛みそ付き750円にしました。
なかなかのビジュアル系でしょ。^^ 青海苔がかかっているのも特徴です。メンマやバラ煮豚も乗って、油も多くお風呂上がりには少しきついので、十分に冷めてから頂きましょう。
これが特製辛みそです。韓国のヤンニョム(コチュジャンベースの合わせ味噌)のようにニンニク臭はありません。
これを溶かしながら頂きますが、結構辛く風呂上がりなのに顔から汗が噴き出します。また風呂浴びないといけませんね。^^
この麺が実に美味しいのです。中太で麺線は四角、プリプリしたコシが噛んでいて心地良いのです。
スープは魚の利かせた豚骨で野菜の甘味を感じます。透明な脂肪が表面を覆って、少しくどく感じますが、この麺にはよく合っています。山形県民の友、ゲソ天はカリカリに揚げてありますが、スープを吸って少しふやけたところを頂くと、これまた病み付きなる味わいです。
実はまだこの美味究真を始めて間もない頃、こちらのラーメンを記事にしたことがありました。あれから、もう3年。皆様からは励まされ、同業者からは脅かされ、よくまあ続いたものです。その当時の記事は、まだ稚拙で今見ると恥ずかしくなります(関連記事)。あの時は息子もまだ1年生、それがもう就職ですから月日の流れは速いものですね。山形を去る前にどうしてもこちらの温泉に浸かり、ラーメンを食べてみたかったので再来致しました。4年間息子がお世話になりましたと山形に感謝して、宮城に戻ります。
有頂天の元祖
- 所在地 :山形県山形市平久保34
- 電話 :0236-32-0605
- 営業時間 :11:00~21:30(月曜11:00~14:30) ラーメン会場は~15:00
- 定休日 :無休
- 駐車場 :あり(旅館正面にもあり)


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