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イタリアからのお客人(前編)
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塩竈・キオッジャ友好協会を設立してから今回で2回目のイタリア人のお迎えとなります。正確に申しますと、イタリアのキオッジャ出身で日本在住20年のアルベルトさんとミラノ在住17年の日本人妻みどりさんのお二人です。
アルベルトさんは貿易関係の仕事をなされており、当協会の顧問もして頂いております。今回は宮城の食材探しも一つの目的なのです。みどりさんには昨年のイタリアミッションの際に、ミラノやキオッジャで通訳などの便宜を頂いております。お二人には塩竈の魅力を十分に堪能して頂きます。
まずは朝から塩釜水産物仲卸市場の見学です。

外国のお客様には必ずご覧頂いておりますが、日本の水産物に対する熱意とこだわりが感じられると好評なのです。
世界から獲り過ぎと責められ、完全養殖化も軌道に乗りつつあるクロマグロの骨はだけ(すき身)です。

これは美味しそう、これを二人に食べさせたいなと思ったのですが、これは料理屋の注文品で売れないのだそうです。
さて、いつものように食べたい物を買い集めて海鮮丼コーナーに参ります。


ホッケの干物も買って焼き物コーナーで炭火焼きです。みどりさんが炉端に立つと辺りが華やかになりますね。^^
ご飯と味噌汁のセットは300円。それにメバチやホタテ、メカブを盛り込みます。これにシラウオとホッキガイも足しました。


自分の美意識で丼というキャンバスに描いていきます。
朝から豪勢な海鮮丼が出来上がりました。


6種類の具材を楽しみましょう。先日、安倍総理がここを訪れ、これの3倍くらい豪勢な海鮮丼をお召し上がりになりました。^^
炭火で焼いたホッケもふっかふかでジューシー。

このコーナーには熱燗もあるのですが、このあと、船で桂島に渡り、牡蠣や海苔の生産現場の見学がありますので自粛です。^^
くろしおのマリーナから冒頭のように釣り仲間のボートで出航。



途中でワカメの収穫や鐘島、仁王島など個性豊かな島々を見物。
牡蠣剥きは本日が最終日でした。実にラッキー。

今年の牡蠣は身入りが最高。剥き立てをご馳走して下さいましたが、アルベルトさんは生牡蠣が苦手なそうです。
海苔は今年の品評会で最優秀賞を獲得した千葉さんの工場を見学させて頂きました。皇室献上海苔の工場です。


機械で刈り取ってきた海苔は雑海藻などの異物を取り除き、刻んでから真水で洗い、全自動の乾海苔マシンへと送られます。その後、マシンの中で簀子へ乗せられ、乾燥後、一枚一枚の乾海苔が外に出てきます。
桂島から戻り、珍味の十字屋さんを訪れます。


ホヤや牡蠣の加工品を試食させて頂いております。ご主人の下舘さんには当友好協会の監事を引き受けて頂いております。
この日の夜は塩竈・キオッジャ友好協会主催の歓迎会がありますが、その前にもう少し見学を続けます。長くなりますので、後編へ譲ります。
塩釜仲卸市場 http://www.nakaoroshi.or.jp/
・所在地 :宮城県塩竈市新浜町1-20-74
・電 話 :022-362-5518(仲卸事務局)
・営業時間 :海鮮丼コーナー 7:30~0:00(土日祝~13:00)
・定休日 :水曜
・駐車場 :あり
本舗十字屋
・所在地 :宮城県塩竈市藤倉3-5-7
・電 話 :022-362-1231・-5108
・営業時間 :10:00~17:00(夏季~18:00)
・定休日 :日曜日
・駐車場 :なし
2016/03/07(月) 05:00 | trackback(0) |
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