JAN
FEB
MAR
APR
MAY
JUN
JUL
AUG
SEP
OCT
NOV
DEC
15
【???】妖怪の住む國 ②
カテゴリー: 外食:丼・オーバーライス

さて、因幡國米子の翌朝です。駅前の全国チェーンではないビジネスホテルに宿泊しました。朝食は付いておりまして、トーストにオムレツ(席に着いてから作ってくれます)、サラダ、ハム。最近はこれくらいでちょうど良くなってきました。朝からバイキングだとついつい食べ過ぎます。食後のコーヒーも楽しんでちょっと散歩にでも出掛けましょう。
米子の街のメインストリートには全国チェーン店が建ち並び、どこの街だかわからない光景なのですが、一歩、内側に入ると実に風情のある佳い街です。


加茂川沿いには歩道がしっかり整備してあって、小京都のような風情もあります。ただ、左のお地蔵さまの後ろの建物は、曰く、米子周辺の名物を集めた郷土物産館「下町館かどや」なのですが、中には醤油や干物くらいしかなく、訪ねてきた観光客には実に物足りないです。境港と違って米子は観光にはあまり力を入れていないようです。
加茂川沿いに下って中海に出ますと湊山公園があります。


日本庭園の手前にあるこの岩山はかつては亀島と呼ばれた小島だったとか。中海はかつて錦海と呼ばれていたそうです。宍道湖とどちらが先かわかりませんが、錦海にも七珍があります。それらはオダエビ(ニホンイサザアミ)・サヨリ・ゴズ(マハゼ)・スズキ・ウナギ・ボラ・カモでした。。
ちなみに宍道湖七珍はスズキ・モロゲエビ(ヨシエビ)・ウナギ・アマサギ(ワカサギ)・シラウオ・コイ・シジミ(ヤマトシジミ)です。
その後、境港の魚市場に到着しました。ちょうど、大きな巻網船が水揚げをしていました。

巨大なタモ網がワイヤーとウィンチで見事に操作されます。
漁獲物の大半はブリでした。天然寒ブリなのでさぞ美味いことでしょう。


それに混じって大型のマダイもスカイタンクいっぱい。日本海はマダイが豊富で羨ましい。
他にもズワイガニやサザエなど日本海の海の幸が魚市場には集まります。


サザエは北海道南部まで分布して日本中で親しまれていますが、暖流の影響が弱い本州太平洋側の宮城や岩手にはいないのです。
市場に併設された水産物直売センター。美味いものもありそう。ここで朝食にすれば良かったなぁ。。。



中はカニ・蟹・かに!!! 山陰ではズワイガニを松葉ガニと呼んでいます。
あ、これだ。昨晩、桜丸さんで頂いたきかな(アオハタ)です。

一盛800円...1尾200円。あまり高い魚ではなかったのですか。。。どうでも良いことですが、aohataと入力しますと、こっちのアヲハタ(ジャムメーカー)の方が先に出てきますね。^^
魚市場のついでに日本一の魚のはく製水族館も見学しておきます。

収蔵は約700種、4000点だそうです。魚好きには堪りませんね。
これは素晴らしい。剥製ですから全て実物大。




行動を観察するには生きていないと不可能ですが、近縁種の形態を立体的に見比べたりするにはこっちの方が都合良いですね。
とうとう、因幡國を去る時間がやってきました。高いとは知りつつ時間がないので、空港内でのランチとなりました。

海鮮が得意そうな炉端かばさん。丼物がランチの看板のようです。
海鮮ちらし定食。たしか850円。メチャ安いやん。^^


10種類以上の具材が乗ってこのお値段はお得でした。空港内なのにかばさんやってくれますね。
さて、妖怪の國から帰還します。


当たり前ですが、どんなに曇っていても空の上は快晴です。地上が見えた方が楽しいのですが、この雲海の上を飛ぶのも気持ちが好いものです。
最後のランチでぐっと親しみが湧きました因幡國。実はこの炉端かばさん、発祥は山陰のようですが、東京にもいくつも支店を持つチェーン店だったのです。こんなこと言っては失礼ですが、この店の店長がかばそっくり。もしかしたら、ネーミングはこれかなぁ。まずまず、御馳走様でした。^^
炉端かば 米子空港ターミナル店 http://www.robata-kaba.jp/
・所在地 :鳥取県境港市佐斐神町1634 米子空港ビル2F
・電 話 :050-5785-3116
・営業時間 :8:00~22:00
・定休日 :不定休
・駐車場 :あり(無料:空港駐車場)
2016/01/15(金) 05:00 | trackback(0) |
comment(0)
コメントの投稿