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【塩竈市】桂島で牡蠣三昧!!

カテゴリー: 外食:その他

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 本日はMELON(みやぎ環境とくらしネットワーク)さん主催の仙臺農塾の日です。しかも大人の遠足で松島湾の桂島に渡ります。テーマは走りの牡蠣、今年は剥き始めから身入りが最高だそうです。期待に胸も膨らみます。^^




 最初に漁協の事務所をお借りして牡蠣に関する勉強会です。
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 牡蠣は専門の一つですので力が入ります。生活史や体の仕組み、養殖の歴史、成分や衛生対策などあらゆることをわかりやすく解説させて頂きました。




 続いて、牡蠣処理場の見学です。これは牡蠣を剥く前に体の中の細菌類を取り除くための浄化装置です。
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 海から引き揚げてきた牡蠣を一晩、滅菌海水のかけ流しに浸けておきます。元来、宮城の牡蠣は保健所の検査でそのまま剥いて生食可能であるのですが、さらに衛生度合を高めるためにこのような浄化をかけているのです。




 桂島の牡蠣部会長の内海さんがその場で剥いて食べさせて下さいました。
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 噂どおり今年の牡蠣は見事としか言いようがありません。皆様その味に感動していた様子。



 桂島のお母さんも熟練の技で剥いています。
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 ベテランになりますと一人一日で20Kg以上の剥き身を作ります。剥き身一つ20gとして、1000個以上剥くことになります。




 剥かれた牡蠣の身は漁協専用のワンウェイ容器に詰められて船で出荷されます。
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 ワンウェイ容器とは一度密封したら、蓋の周囲の引き千切らないと開けられず、開けたら締めることがことが出来ません。コンビーフの缶みたいと言えばわかりやすいのでしょうか。



 さて、見学の後はお楽しみの牡蠣料理です。桂島のお母さんたちが腕を振るって下さいます。
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 漁協の海苔集荷場で頂きます。料理が運ばれる合間を利用して皆さまの自己紹介です。



 その前に私は島で唯一の酒屋さんに飛び込み塩竈の銘酒、浦霞を調達。^^
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 講義も解説も終わったし、後は浦霞牡蠣で楽しむだけです。^^



 蒸し牡蠣も出来上りました。大きな蓋を開けた途端に磯の香りが立ち上ります。
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 皆様の歓声が響き渡ります。ささ、冷めないうちに頬張りましょう。^^



 やはり牡蠣には日本酒でしょう。
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 10月の牡蠣としては素晴らしい身の入り方です。甘みも強く最高の出来でした。



 メインはダブル牡蠣カレー牡蠣汁でした。
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 ボリュームも凄し。食べきれるでしょうか。



 何と言っても凄いのはこのダブル牡蠣カレー
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 牡蠣の身がゴロゴロ入ったカレーにカキフライがトッピングされています。牡蠣好きには堪らない一皿ですよね。



 牡蠣汁も深い味わいです。
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 カレーで疲れた口を優しく癒してくれます。



 さて、食後は船の時間まで岸壁で釣りを楽しみます。
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 餌さえ持参すれば、漁協で釣り竿のレンタルサービス(有料)があります。



 彼女は釣りが初めてだということですが、ハゼやアイナメをバンバン釣り上げます。
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 今夜のおかずは十分に確保できたようです。ほんの一時間ほどのことですから桂島は釣り場としても魅力的ですね。




 天気にも恵まれた秋の半日。桂島に渡って牡蠣を勉強して牡蠣料理に舌鼓を打つ。MELONさんもなかなか良い企画をされたものです。他県から仙台に転勤で来られて間もないご家族やお子様連れのご家族もあり、牡蠣の生産現場で牡蠣を味わうという貴重な経験に喜んでおられました。もともと、牡蠣好きな方が応募されていますが、子供の頃にこのような体験をしますと将来、牡蠣の強いサポーターとなってくれますので、この企画、毎年恒例として頂きたいと思います。MELONさん、よろしくです。^^

2015/11/12(木) 05:00 | trackback(0) | comment(0)
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