新ジャガの収穫です。
カテゴリー: 料理:野菜・果物
自分でジャガイモを栽培しますと、市販サイズのもの以外にこのような小芋がたくさん採れます。こういう小芋は流通に乗ることはほとんどありません。掘り立てですから皮も柔らかく、プチンと弾ける食感も楽しめます。
これは種芋植え付けてから1ヶ月後の4月下旬の生育状況。
今年はメークインにしました。収量は男爵の方が多いのですが、味の染みた煮物にはねっとりしたメークインの方が好みです。 ところで、メークインは英語ではMay Queenと書きますが、日本では種苗の札にも書いてあるようにメークインが品種名なのです。まるでMake inn のようですね。^^
7月に入りますと、葉先が黄ばんできます。
これが収穫のサインなのですが、重要なタイミングがあります。
真夏日が三日続いた週末。畑の土も乾いて絶好の収穫のタイミングです。
7月上旬は雨も多く土壌が湿っています。そのような時に収穫しますと芋も湿っていて腐りやすくなるのです。
実は種芋が見切り品で値下げされていたので、1袋だけ買って植えました。たった3個の種芋でした。
それでも市販サイズ31個、一口サイズ35個が収穫できました。
この一口サイズがお楽しみ、早速、蒸してみます。
多少、そうか病によるあざが見られますが、人体には全く影響ありません。農薬を使わないのでこれは受け入れます。
朝の畑仕事が終わって朝飯代わりの新ジャガです。
掘り立てなので実に瑞々しい。冷たい麦茶と一緒に木陰で楽しんでいます。
この蒸した一口ジャガイモを使って煮転しを作ってみます。
少し多めの油で炒め揚げるように転がしていきます。皮が破れないように優しく転がします。
皮がシワシワしてきましたら、火を止めます。
キッチンペーパーも使って余分な油を取り除きます。
続いて、市販のつゆをかけ回し、カラッと煎れば出来上がりです。
麺つゆでも良いですが、質の良いものでないと、炒めた時に嫌味が強くなります。
見るからに美味しそうでしょう。^^
柚七味をぱらりと振ってみました。
こちらは栃木県風に焼きうどんに小芋を入れてみました。
栃木焼きそばはじゃがいもが入るのが特徴です。要するにかさ増しですね。
狭いながらも我が家の畑、四季折々に新鮮な野菜を提供してくれます。そして、この小芋のような余録があるのも楽しみです。畑がありますとちょっと贅沢にまだ小さいキュウリでモロキューや小茄子の辛子漬けなども楽しむことが出来ます。そしてなにより、野菜にも種や苗からの一生があることを認識できるので、食べる時に感謝の気持ちが自然と溢れてくるのです。これって、現代人が忘れてしまった大切なことですよね。
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