ワタリガニのトマトクリームパスタです
カテゴリー: 料理:麺類
お隣さんから茹でたワタリガニ(ガザミ)を頂きました。このところ、仙台湾ではワタリガニが増えています。釣りをしていても水面を泳いでいるワタリガニをよく見かけるようになりました。さて、これをどう食べましょうか。そのまま食べても良いのですが、今日はカニの味を堪能できるトマトクリームパスタにしてみます。
まずは解体作業から。ラッキー雌でした。卵巣も発達し始めています。
肉や卵巣をほぐし出します。甲羅はよく洗ってとっておき、その他の殻にはまだ肉片や味噌が付いていますのでこれでスープを取ります。
殻を突き潰しながら旨みを取り出します。
イタリアンパセリなどを加えて香り付けもしています。
我が家ではバターや生クリームは常備していないので、豆乳と粉チーズを煮詰めています。
クリーム状になるまで焦がさないように底を掻き回しながら煮詰めます。
濃厚なカニのスープが取れました。
細かい殻の破片が入らないように漉しておきます。
ひと皿のパスタで食事にしますので、シーフードやキノコなどの具材も加えます。
オリーブオイルにニンニクの香りを移し、具材を炒めて行きます。それにカニの濃厚スープと冷凍で常備しているトマトソースを加えます。
最後に煮詰めたチーズ豆乳を混ぜ合わせてソースは出来上がり。
今日は1.8mmのスパゲッティをこれに和えます。ラグー系は太めのパスタが合いますからね。
深めの皿にトマトクリームスパを盛り付け、ほぐしたカニの肉を乗せて出来上がりです。
ワタリガニの香りが広がります。甲羅は1枚しかないので片方だけを飾ります。
畑の野菜も毎日収穫が続いています。
鹿島台のデリシャスファームさんの青とまとバジルドレッシングで頂きます。
1杯のワタリガニでちょっとしたディナーになりました。
濃厚なカニの風味で頂くパスタはちょっと贅沢。ぜひお試しください。
冒頭のように仙台湾ではワタリガニが増えています。これからの季節は店先にも出回ることが多くなると思います。生のカニから作り場合は、茹でないで蒸してから上記のように作れば、より濃厚な味わいになると思います。市販のトマトソースはやたらに甘いものもありますので、完熟トマトか水煮缶のトマトで作ることをお薦めします。まとめて作って、小分けして冷凍しておくと便利ですよ。
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