土湯温泉でリフレッシュ
カテゴリー: 外食:蕎麦
新年度が始まりました。名残惜しい気仙沼に別れを告げて、心機一転頑張ります。その前に気持ちを切り替えるために温泉に使ってリフレッシュしたいと思います。宮城県内の日帰り温泉は大体浸かってしまったし、近場で行っていない所と言うと。。。。
福島県の土湯温泉です。
川の両側に軒を連ねる温泉街って何故か郷愁を誘われますね。
お目当ての温泉の前にちょっと散策。
いつもの卵でも温泉場の温泉卵は美味しそうに感じます。足湯も気持ち良さそうですが、これから温泉に浸かりますので見送ります。
本日のお目当ては福うさぎさん。福うさぎって金沢の銘菓でもあったような。。。
大きなこけしのある橋を渡ると目の前です。まるでこけしと橋がこの温泉の一部のように見えてしまいます。
お客さんもおられたので、風呂の写真や配置は福うさぎさんのホームページからお借りしました。
炭酸水素塩泉ということで、臭も色もほとんどないサラリとした湯。12種類のお湯が楽しめるとのことでしたが、かけ湯やサウナも入れてであり、大きな浴槽は全部で4つでした。揚がってからいつまでも体が温かいのが嬉しいですね。
休憩室は有料ですが、2階の食堂で食事を取りながら休めます。
ただ、ごろ寝ができる雰囲気ではありません。もちろん持ち込みは禁止です。
さて、お食事ですが、これは家内の刺身定食。
なんで山の中で刺身なんか食べるのだろうと思ったのですが、コールドチェーンが発達した現在、日本中どこでも同じような刺身が食べられるのですね。炙りビンチョにメバチ、養殖マダイにタコとサーモン。ネタは特に個性がありません。
こちらは私のサイコロステーキ定食。
肉が焼け上がった頃にご飯と味噌汁が出てきました。ちゃんと計算された配慮ですね。
焼肉用のたれも付いているのですが、市販の瓶詰めの味がしますので使いませんでした。
刺身の山葵をもらい、醤油で頂いています。こりゃ、ビールに合いますね。^^
しばらく、休んでから帰り際に訪ねてみたいお店の暖簾をくぐります。
十割手打ちそばのひさごさんです。人の蕎麦見て我が蕎麦直せの一環です。^^
店に入ると。。。暗い。照明も人も。。。
メニューも紙がテープで止めてあり、ところどころ滲んでいる。こりゃ外したかなと不安がよぎります。
ところが、出された蕎麦はなんとも上品な江戸風細打ちの色白。
てっきり、挽きぐるみの田舎そばが出てくるものと思っていただけに意表を突かれました。
実に見事な切りです。こちらの無口な女将さんが打っているのでしょうか。
ただ、少し茹で過ぎですね。この細さなら40秒以下でなければなりません。こちらに来る常連さんの好みなのでしょうか。
そばつゆはやや甘め、鰹節の燻煙臭はほとんど感じられません。
柔らかめなので喉越しはスルリ、あまり噛まないでも吸い込まれていきます。県内産の蕎麦粉に拘っているそうですが、品種を聞くのを忘れてしまいました。
年度末のリフレッシュも終わり、今日から新年度です。新しい職場で気分一新頑張りましょう。大震災から4年を経過し、復興もこれからが本番です。嵩上げの終わった所から建築も始まり、街並みも少しずつ戻ってくるでしょうが、移転先から戻る意思のない世帯や企業も少なからずあるとのこと。震災前以上の発展的復興にどう持っていくか、知恵の絞りどころです。
福うさぎ http://www.fuku-usagi.net/
・所在地 :福島県福島市土湯温泉町字八郎畑3-1
・電 話 :024-595-2611
・営業時間 :11:00~20:00
・定休日 :不定休(電話で確認)
・入湯料 :大人900円、子供500円
・駐車場 :あり
味工房ひさご
・所在地 :福島県福島市土湯温泉町杉の下21
・電 話 :024-595-2329
・営業時間 :11:30~14:00/20:00~23:00
・定休日 :木曜(祝日の場合は営業)
・駐車場 :なし
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