温か手打ちゴボ天蕎麦
カテゴリー: 料理:麺類
週末の蕎麦打ち練習は欠かしていませんが、さすがに降雪後の強風で極寒の日、冷たいザルやセイロは勘弁してくれと妻から文句が出ました。そこで、前回、鴨汁蕎麦(こちら)を作ったのですが、温かい汁そばが食べたいのだそうです。蕎麦粉も常陸秋そばの新蕎麦で打ち立て茹で立て蕎麦を伸びやすい汁そばで食べるなんて。。。と、思ったのですが、どんな感じになるか食べてみないで語るのは食の探求精神に反しますね。それでは、さっそく。
まずは、ごぼ天を揚げていきます。ごぼ天といえば、福岡のうどんを思い浮かべますけど、今日は蕎麦と組み合わせてみます。
ゴボウは歯応えが楽しめるように小指くらいの太さに切ります。衣がカリッとするまで中温で長めに揚げます。
揚げ立てのゴボ天。このまま、塩を振ってビールでやりたいですね。^^
油から上げた揚げ物はフライパンにキッチンペーパーを敷き、その上に魚焼き網を乗せて受けています。こうすることにより、揚げ物が水蒸気で蒸れることなくカリッとします。滴る油も紙が吸ってくれますので後片付けも非常に楽になります。
蕎麦を打つ前にかけ汁を調整します。
冷蔵庫にストックしているザル蕎麦用の自家製つゆ(辛汁)をダシで2~2.5倍に薄めます。
2人前の少量の蕎麦を打つのは道具とのバランスから結構、難しいのです。
温かい汁そばなので、加水も少し減らし、蕎麦粉とつなぎの配合も九一にしています。
切り幅もいつもより少しだけ太めにします。
いつもは6人分くらいをまとめて打つのですが、2人前だと折り畳んだ生地も薄く、切り心地が物足りない。
で、いきなり出来上がりましたゴボ天蕎麦です。ゴボ天の他には青菜と長葱を乗せています。
温かい汁そばの場合は、茹でてから一旦冷水で締めて、さらに湯で温めて汁に放つという秒単位の作業になりますので作業工程を撮影する暇がありません。
実はゴボ天を揚げる時、カボチャ、レンコン、エリンギもちゃっかり揚げていました。^^
同じ手間ですからね。ゴボ天だけでは、ちょっと物足りないので。
打ち立て蕎麦ですが、一旦冷水で締めていますので、温かいつゆの中でも急速に伸びることはありませんでした。それでも後半は蕎麦特有のコシが今一頼りなくなってきますね。やはり、手打ち蕎麦は最後までスッキリ食べたいものです。でも、さらに太めの田舎そばだったらどうなるのか、急に試してみたくなって、製粉所に粗挽きの田舎蕎麦粉を注文してしましました。届いたら、温かい鶏蕎麦でも作ってみましょう。^^
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