おむすびコンクールに参加しました 1/2
カテゴリー: 料理:穀・粉類
来年、開業予定の仙台市地下鉄東西線の駅に因んだおむすびのコンクールが先日(2014.11.9)、開催されました。試しにと子供の頃、よく遊んだ西公園近くにできる大町西公園駅を題材にしてレシピを書いて応募したのですが、なんと、書類審査をパスして、実際に調理する決勝大会にノミネートされました。
決勝大会の会場は仙台市ガス局ショールームガスサロンでした。
ここでは食に関する様々なイベントが開催されます。
集まったみなさま、予選を突破した強者ばかり、専門用語も飛び交い、ちょっとビビリます。決勝戦では10名がノミネートされたのですが、2~3名のチームで来ている方々もおり、手間のかかるおむすびには断然有利だなぁ。。。って、複数で調理してもいいんだぁ。知らんかった。
私のおむすびは、大町西公園駅を題材に今はなき大橋茶屋の茶飯おむすびを現代風にアレンジしたものです。エントリーテーマは、
『大橋茶屋の憧憬 茶飯おむすび二品』です。
大橋茶屋とは広瀬川にかかる大橋のそばにあった茶店で菓子類の他に赤飯やがんづき等も製造販売しておりました。私は子供ながらにここの茶飯むすびが大好きで西公園や市民プール、広瀬川で思いっきり遊んだあとに、なけなしの小遣いでよく食べていました。^^
開会式に引き続き、調理開始です。料理時間は最大45分、出来たおむすびから試食審査にかけられます。
親子のチームや夫婦のペアも参加しています。一人黙々とにぎる人は私を含め少数派。私のおむすびは簡単な茶飯なので一人でも何とかなりますが、キャラおむすびやアート系のおむすびはチームじゃないときついですね。
続々とおむすびが出来上がっていきます。作品は1種類に付き6個作ることになってます。私は茶飯とその変化球の2種類、計12個を結びました。
出来上がると、プロのカメラマンが撮影をしてくれます。よくあるレフ付きの撮影装置ですが、本格的な照明は使わないんですね。 @@
みなさま実に凝っています。それにカラフル。
こりゃ、茶飯むすびなんて地味だし、個性もないし。。。完全に題材の選定ミスだったなぁ。。。と、急に心が折れます。(><)
一人で数種類のおむすびを作る方もおりますので、審査員の方々も合計20種類位を味見をしなければなりません。
まともに食べていたら、5人分くらいでアウトでしょう。試食のあと、1時間の本審査が行われました。
さて、いよいよ審査結果の発表です。最初にユニーク賞や地域貢献賞などのいわゆる敢闘賞の表彰に引き続き、いよいよ準グランプリとグランプリの発表です。もう、諦めていますのでさほど緊張もしません。
準グランプリは私と同じテーブルの女性でした。どえらい感激様で私のブルーな心は益々萎みます。やはり、地味な前時代的な茶飯は不利だったなぁ。現代はピカピカ萌え萌えの時代なんだ。。と反省しつつ、グランプリの発表なんて耳にも入りません。
と。。。その時、なんだか名前を呼ばれたような気がしました。まさかね。。。。えっ、ほんと。ウソでしょ。
じぇじぇじぇ!!!グ、グ、グランプリに選ばれましたぁ~~~!!
青天の霹靂 藪から棒 寝耳に水 どんでん返し a bolt from the bule....全く予期も期待もしていなかっただけに完全に度肝を抜かれました。人生、何があるかわからないものです。
賞状はあとで郵送されるそうですが、これは副賞の新米二袋(5Kg×2)。喘ぎながら担いで電車で帰りました。^^
品種はつや姫、冷めても美味しいお米なのでおむすびに最適。これでさらに修練しろということでしょう。でも、なんで山形のお米?
このコンテストの経過報告やレシピは地下鉄東西線駅むすびプロジェクトのFacebookで徐々にアップされるとのことです。それに先駆けまして、次の記事で私の作りました茶飯おむすびニ品のレシピとその全容を公開させて頂きます。(つづく)
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