【新潟県村上市 3/7】笹川流れで製塩見学
カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料
庄内下越ドライブの二日目。恥ずかしがり屋で日ごろその全容をあまり見せない鳥海山がホテルの窓からくっきり見えています。今日は天気に恵まれるのだろうか。。。
ワシントンホテルの朝食バイキング。豪華絢爛。^^
このところ、朝食は豆乳か野菜ジュースくらいなので胃袋が驚いております。
鶴岡市内の致道博物館を訪れました。
この建物は重文の旧西田川郡役所です。維新後の明治14年に建てられた洋風建築です。
御隠殿の北側には国指定名勝の庭園があります。
昨日の本間家別邸の庭園に比べると大胆な造りですが、こちらは室町時代から江戸時代初期までこの地を治めた最上家が造った古庭園であり、美的感覚も江戸時代とは異なるようです。
鶴岡を後にして、日本海東北自動車道を南下、あつみ温泉ICからは海岸沿いの一般道を進みます。鼠ヶ関を越えて新潟県に入ると寝屋漁港の鉾立岩が目に入ります。
雲行きが怪しくなってきています。昨日のようにまたスコールに見舞われるのでしょうか。
笹川流れを右手に見ながら、さらに南下。やっと塩工房に到着。
笹川流れ は新潟県村上市一帯の海岸景勝地のことで数々の奇岩や岩礁が点在する海岸を潮が流れる景色です。かつては笹川村があり、笹川から沖の岩礁までの流れだったようですが、現在は11キロに及ぶ範囲に広げています。
工房内では薪を使って海水を煮詰めています。
太古より製塩においては海藻を使ったり砂浜を使ったりして水分を蒸発させ、塩分濃度を高めた塩水を煮詰めたものですが、こちらでは最初から海水を煮詰めています。
こちらの工房の海側には快適なデッキがあり、海の景色を眺められます。
残念ながらもう間もなく降ってくる気配。
工房内で笹川流れの塩を買うことができます。
笹葉粉入りや藻塩、梅塩などもありましたが、何にでも使えるシンプルな塩を買い求めました。
さらに進みますとJR桑川駅に併設された道の駅笹川流れがあります。
別名夕日会館、晴れた日には素晴らしい夕陽が眺められるそうです。
カラフルな電車が止まっていました。
羽越本線の新潟~酒田間を運行するきらきらうえつ号です。2号車はラウンジになっており、新潟や庄内の地酒も販売されています。ただし、利用時間は40分間。根っこを生やして本格的に呑むことは出来ません。^^
小さな道の駅なので、物産販売も小規模。
漬物や菓子類などの加工品がほとんどで生鮮は置いていないようです。
新潟県の酪農は安田町から始まったそうで、新潟には安田を冠した乳製品が数多くあります。
これもその一つ。安田の苺生シュークリーム。冷凍のシューアイスクリームですね。安田牛乳を使っていれば名称に安田を使ってのいのでしょうか。
ともあれ、味見。。。あれ!、苺とあるので中はピンクと思いきやほとんど白色。
パッケージングのミスかと思ったら、ほんのり苺の香りがします。非常に上品な?苺アイスです。甘さも極々控えめで大人のアイスという感じで意表を突かれました。
さて、旅はさらに続き、村上市街地を経由して今日中に新潟に着く予定です。悪天候となりそうですが、笹川流れの奇岩奇石を楽しみながらさらに一般道を走ります。村上では鮭の話で力が入り長くなる気配なので、今回はこれにて一件落着。^^
致道博物館
・所在地 :山形県鶴岡市家中新町10-18
・電 話 :0235-22-1199
・開館時間 :9:00~17:00(12~2月~16:30)
・休館日 :年末年始(12~2月水曜)
・駐車場 :あり
笹川流れ塩工房 http://www.isosio.com/index.html
・所在地 :新潟県村上市脇川1008-1
・電 話 :0254-78-2468
・営業時間 :電話で問い合わせ
・定休日 :木曜
・駐車場 :あり
道の駅笹川流れ
・所在地 :新潟県村上市桑川892-5(国道345号)
・電 話 :0254-79-2017
・営業時間 :物産館8:30~17:30、レストラン11:00~19:00
・定休日 :水曜
・駐車場 :あり
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