味噌わかしパスタ??

カテゴリー: 料理:麺類

misopasta1.jpg 
 以前、放送されたミラクルレシピだったと記憶していますが、北海道のアスパラガス農家の方が味噌わかしうどんという料理を披露しておられました。この料理は味噌と削り節を炒め、それでホワイトアスパラガスを炒め合わせ、最後にうどんを加えるものです。とても美味しそうなのですが、気になるのはわかしという言葉。北海道の方言で炒めることなのだろうか?


 色々、調べて見ましたが、北海道の方言にわかしわかすは見付かりませんでした。そう言えば、この農家は岐阜県から移り住んできたとも言っていました。なるほど、岐阜県なら飛騨地方では朴葉味噌や牡丹鍋で赤味噌がよく使われるし、美濃地方であっても愛知に近いので味噌文化圏に入ります。何か急に合点が行った気がしました。


 ところが、岐阜の方言にもわかしわかすは見付からず、またまた迷宮入り。地域を外して味噌わかしで検索すると、ワカシ(ブリの子)の味噌煮がやたらにヒットします。で、結局、味噌わかしの謎は解けず終いでした。どなたかご存知の方、教えて下さい。m(__)m




 ともあれ、食べてみないことには始まりませんので、作ってみます。生のホワイトアスパラは手に入らないので蓮根に、うどんをリングイネに替えました。
misopasta2.jpg

 豚肉も加えて食事としても成り立つようにしています。調味料は赤味噌、日本酒、黒砂糖、胡麻油、鷹の爪です。




 蓮根と豚肉は一口大に切り、鷹の爪は輪切りにしておきます。味噌、酒、黒砂糖はよく混ぜておきます。
misopasta3.jpg
misopasta4.jpg
 胡麻油で鷹の爪を炒めたら、削り節を加えます。




 
続いて、蓮根と豚肉を炒め合わせたら、合わせ味噌を加えます。
misopasta5.jpg

 隠し味にオイスターソースが合いそうですね。だんだん日本郷土料理からは離れてしまいますけど。。。




 炒めている横でリングイネを茹でています。
misopasta7.jpg 
misopasta8.jpg

 茹で上がったら、この味噌わかしとよく混ぜて完成です。




 出来ました味噌わかしパスタ。ソースの旨みに削り節が加わることで味的にはジャパニーズ。
misopasta9.jpg

 でも、胡麻油の香りが中華のようでもあり、パスタがイタリアンで面白い多国籍料理になりました。大蒜を使ったら日本の味からさらに離れてしまうでしょうね。



 
 味噌わかしの謎は解けませんでしたが、甘めの味噌を炒める合わせる辺り、飛騨地方の郷土料理に繋がるのではないでしょうか。おそらく日本の郷土料理もこのような人間とともに食文化が運ばれ、その地の料理に少しずつ影響を与えてきているのだろうと思われます。本県に伝わるすっぽこ汁などはその手の類と推察されます。以前の記事ですっぽこ汁の起源を考察してみましたので、こちらをご覧下さい。


2014/08/11(月) 05:00 | trackback(0) | comment(0)
前ページ | | 次ページ











管理者にだけ表示を許可する
http://bimikyusin.blog109.fc2.com/tb.php/659-0695434e