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【栗原市花山】蕎麦打ち教室に参加
カテゴリー: 外食:蕎麦

満々と水を湛えた花山湖、何年ぶりでしょう。少なくとも宮城県北部地震(2003年)以降は来ていなかったので少なくとも10年ぶり以上です。今日は花山の道の駅でそば祭りが開催され、それに併設される花山ふるさと交流館で蕎麦打ち教室も行われるとのことで参加してみました。
蕎麦打ち教室の会場となるふるさと交流館。立派です。

伝統的な日本建築にRを利かせたエントランス。
ふるさと交流館は多目的施設で花山の郷土文化の展示もあります。




花山では火縄銃の鉄砲組による鉄砲祭りが毎年5月に開催されます。
蕎麦打ち教室が研修室で始められました。

4人一組で蕎麦を打つとのこと。先生は花山一の名人佐々木さん、2番目に上手な進行役の千葉さん、そして3番目はアシスタントの早坂さん。
まずは佐々木先生のお手本です。本日は花山産の蕎麦粉で打ちます。










驚いたのは本延しの前の丸延しですが、麺棒で延しながら生地が自動的に回転していきます。麺棒の左右への荷重を実に見事に制御されています。蕎麦打ちは流儀によってずいぶん違うものです。
先生が生地の端っこを食べてみろと渡されました。じぇじぇ、生ですよ。

恐る恐る口にしてみましたが、何ということでしょう。まるでナッツのような香ばしさ。花山で育った信濃1号という品種です。
蕎麦打ち教室と言っても、家族連れも参加する蕎麦打ち体験みたいな感じでした。

人生の楽園を目指したおじさんばかりかと思っていたので、少し緊張が解けた感じです。^^
とはいえ、蕎麦を打てるようになりたいという方も多く、先生の説明には真剣に耳を傾けます。

伸した生地を麺棒に巻き付け、厚みの均一度をチェックします。
いよいよ最終段階の切りです。ずいぶん技量の差が出ましたね。^^

こればかりは経験の差が如実に表れます。私も緊張して幅がブレブレ、注目されると集中できません。orz
先生に茹でて頂きます。強力なガスコンロを搬入されています。

均等な細打ちが出来ていれば、茹で時間は40秒なのですが、ウドンのようなのも混じっていますので長めの茹で時間にならざるを得ません。
それでは試食です。江戸前細打ちから田舎蕎麦までが混じっています。^^


でも、花山で育てられた蕎麦粉を地元の湧水で売ったのですから不味いはずがありません。薫り高い佳いお蕎麦でした。
蕎麦打ち教室の会場に突如、モップのような塊が入ってきました。

栗原市のNEWゆるキャラ、ねじりほんにょだそうです。でも、ふなっしーのように飛びもしないし、喋りません。ちょっと物足りないかな。ねじりほんにょとは刈り取った稲束を乾す手法のことらしいです。
今回、初めて花山の蕎麦打ち教室に参加させて頂きましたが、非常に和気藹々で楽しませて頂きました。自分が習っている先生の流儀と異なる技法も見ることができ、大変勉強になりました。ただ、ここに参加しなくても良いような中級レベルの方も参加されており、得意になって初心者に先生と異なることを教えるので大変混乱しました。未経験から1年以内の方とそれ以上の方を区分した班分けをする方が良いように感じました。
2014/04/10(木) 05:00 | trackback(0) |
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