新メカブで即興料理2品
カテゴリー: 料理:海藻
ワカメ生産者の方から新メカブを頂きました。メカブは今の時期のまだ小さい物が柔らかくて美味しいのです。刻んで冷凍保存するなら、、、今でしょ!。でも、私は旬を大切にしていますので、この時期にたっぷり食べ、あとは1年我慢なのです。^^ さて、今日はこの新メカブをどう食べましょう。
メカブはよく洗ってから陰干した後、調理します。
洗ってすぐだと滑りが強く扱い難いのですが、乾かすと手に吸い付き楽に切れます。
とりあえず千切りと小口切りにしました。
もし、冷凍保存するなら、この状態で1回分ずつ冷凍バッグに入れて凍結します。食べる時に熱湯をかければ綺麗な緑色に変化します。
千切りはスープにすることにしました。
顆粒の鶏がらダシに塩と日本酒、ごく少量の醤油で調味しています。メカブがスープに落ちた瞬間、緑に変わるのはいつ見ても楽しいものです。
吸い口に長葱と柚子皮を浮かべて出来上がりです。
スープに澱粉とは異なる自然なトロミがついて喉越し最高。豆腐の賽の目やかき玉も合いそうですね。^^
さて、小口切りの方ですが、パスタにしようと思います。
ベースはオリーブオイルにニンニクと唐辛子。 つまり、Pasta aglio, olio e peperoncino(パスタ アーリオ,オーリオ エ ペペロンチーノ)ですね。オイルにニンニクと唐辛子の香りと辛味を移したら取り出して、メカブを加えます。
茹で上げたスパゲッティーニと茹で湯を加え、自然塩と昆布茶で調味します。
昆布茶はワカメの親戚ですから、味を邪魔しません。かつて、隠し味だったのですが、現在は普通に使われますね。最後にシラス干しを混ぜ合わせて完成です。
思い付きで作ってみた新メカブのスパゲッティー二です。
メカブの滑りもパスタに味をしっかり展着させてくれます。
これ、最高に美味い。春のパスタとして堂々の殿堂入りです。^^
もう少ししたら、宮城県産の釜揚げ小女子が出回ります。是非それで作ってみたいですね。それでこそ、宮城発の春パスタですね。
このスープとパスタを小女子が水揚げされる春の料理教室でやってみたいです。ご希望の皆様、お早めにお申し込み下さい。春もたけなわになってきますとメカブも硬くなってきますから。。。 新物の銀鮭や名残の牡蠣も組み合わせて満足できるお献立を考えてみたい思っております。 (^_^)/
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