(2)仁川空港とお粥(죽チュッ)

カテゴリー: 外食:その他

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  よく仙台-ソウル便とか言われますが、実際はソウル市内に降り立つわけではなく、ソウルの中心部から50Kmほど西の仁川(インチョン)広域市にある仁川国際空港に着陸します。東京-NY便といっても千葉県の成田から離陸するのと同じですね。この仁川空港は沖合の干潟を埋め立てて建設されており、その点からすると関空とも似ています。

 
 

 2001年のオープンですが、現在、約60カ国を結ぶ70もの航空会社が乗り入れしており、まさにアジアの国際ハブ空港となっています。その規模もさることながら、流れるような美しいデザインや最先端の機能も設備されており、世界で最も評価の高い空港と言われています。片や日本ではいくつもの地方空港が採算を採れず閉鎖に追い込まれているのと対照的ですね。

 

 

 

 

 

 空港ビルの本体は緩やかに弧を描いた弓状で全長約1Km、地下1階地上4階です。チェックインカウンターも全部で12もあります。
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ビル内にはレストラン街やギフトショップはもちろん、診療所やサウナ・シャワー、韓国伝統工芸の体験施設など、これらを回っているだけでも半日楽に過ごせます。よくトランジットの関係で空港で2~3時間待たなくてはならない場合がありますが、この仁川空港なら時間が足りないくらいですよ。単なる空港という概念ではなく、この空港自体を楽しんでもらえるように配慮されているのです。

 

 

 

 


 今回の旅程では、この仁川空港から2時間後に国内線に乗り換え、釜山には夜の9時頃に到着する予定です。夕食も遅くなりますので、何か軽く食べておきましょう。
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レストラン街を彷徨いますと、なんと回転寿司のお店までありました。値段は空港内ということもあり、日本よりも高く感じました。まだ、日本食が恋しいわけじゃありませんので、韓国らしいお店を探しましょう。

 

 

 

 

 


 1階で手頃なお店を発見しました。韓国料理がファストフード風にお手軽に食べられそうです。
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ハングルとアルファベットでボン・ビビンバと書いてあります。このボンというお店はフランチャイズで全国展開しており、このあと釜山でもお世話になりました。空港店はビビンバが看板ですが、釜山のお店はお粥専門店でした。麺類や丼の専門店もやっているようです。

 

 

 

 

 


  間食なのでお粥にしようと思いますが、何種類もあります。それも、味の付いた具沢山のお粥です。
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日本でお粥と言いますと、病人食やお腹の具合が悪い時に食べるイメージがありますが、韓国ではボリュームと言い、バラエティーと言い立派な食事なのですね。中国の粥文化ともかなり異なるようです。日本で言えば、雑炊の感覚でしょうか。でも、雑炊専門って聞かないですよね。^^

 

 

 

 

 

 
 それでは韓国での第1食目は、ちょっと豪華にアワビ粥10,000W(ウォン)にいたしました。
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この後、W(ウォン)が度々登場しますので、円換算しておきますと、今現在(2010年3月)、レートが0.08ですから、10,000Wは800円になります。アワビ粥が副菜付きで800円ですから、値頃感はありますね。スープのように見えるのは大根の入った水キムチです。

 

 

 

 


 
 何のダシだろう。アワビでこんなにダシが出るでしょうか。ともあれ良いお味です。胡麻油の香りもほんのりします。
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ただね、アワビが小間切れで姿がよく分かりません。せめてトッピングにスライスでも乗っけてあると嬉しかったです。韓国はアワビ養殖が盛んなのでかなり安く出回っているはずです。

 

 

 

 

 


 韓国の食堂では一品頼めばその数倍の副菜無料で付いてきます。この習慣はこの後、行く先々で度肝を抜かれます。
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合わせ味噌サムジャン、牛肉の煮付けをほぐしたもの、白菜キムチの3品です。牛肉のほぐし身が美味しくて、これでマッコリ呑みたかったです。^^

 

 

 

 


 
 

 さて、このボン系列店は釜山にもあると前記しましたが、後日、宿の近くの店に寄って朝粥を頂きました。
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崩したハングル文字はチュッと読み、お粥のことを示しています。このお店は完全にお粥専門店です。

 

 

 


 


 

 釜山のボン粥専門店では牡蛎とキノコのお粥を頂きました。中に牡蛎がいっぱい隠れていました。
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これは、9,000W、アワビ粥とあまり値段差がありません。アワビ粥より味が濃厚で牡蛎好きには堪りませんね。

 

 

 

 


 
 あと、ボン系列店にはカルグクスも出すお店もありました。これは牡蛎と松茸のカルグクスです。なかなか豪華でしょう。
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カルグクスはよくうどんと訳されますね。カルは包丁、グクスは麺という意味です。要するに冷麺のような搾り出し麺ではなく、日本の蕎麦切りや麦切りのような切り出し麺ということです。松茸も入って、9,000Wですからお値打ちですね。

 

 

 

 

 

 

 ちょっとショーケースのサンプルとは違うなあ。松茸らしきもあるけれど、大部分、椎茸ですね。
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ニンニクの利いた塩味のスープに牡蛎がキノコがたっぷり入って、まずますリッチな麺ですね。

 

 

 


 

 


 このカルグクスの麺はうどんと言うより、黄色くて平打ちのラーメンですね。
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日本のラーメンでも、このような麺を使っている店はありますよね。麺は腰もあってなかなか美味しいです。これは日本人にもすんなり受け入れられますね。本来のカルクグスは、生の手打ちうどんを汁で煮るため、ホウトウや味噌煮込みうどんのようにドロッとしているそうですが、このカルグクスはサラッとしたスープです。

 

 

  

 


 韓国内にフランチャイズ展開するボン系列店ですが、なんとお粥専門店は、昨年、1000号店を超えたそうです。さらに日本やUSAにも進出する計画だと聞きました。ボンの4大メニュー、お粥・ビビンバ・麺・丼は日本人にもすんなりと受け入れられることでしょう。日本の外食産業界は、新たなライバルを迎えることになりそうです。それにつけても、韓国のお文化については今まで全く知りませんでした。ビビンバやクッパと並んでチュッ(粥)も韓国ではポピュラーだったのですね。今回の訪韓では初っ端から大変勉強になりました。

 

 

 

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2009/03/02(月) 05:00 | trackback(0) | comment(2)
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ベガサポ

URL | [ 編集 ] 2010/03/14(日) 17:18:36

韓国食文化Sいよいよ開幕ですねー、

叔父さんもホテルでの台湾「お粥ランチ」随分食べましたが日本と同じ何にも入ってない白米お粥、でもトッピングの種類の数の凄さにはビックリなんですよね、肝心のオカズ写真はさっぱりですけどうーーー。

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/03/15(月) 20:43:28

  ベガサポ先輩 お疲れ様でした。

 寒い宮城にお帰りなさい。私も短期間でしたが、
何とか帰国しましたよ。こんな短期間で韓国の
食文化を語るのはおこがましいのですが、
素人なりに感じたことを画像とともにレポート
させて頂きます。

 日本のお粥は中国、台湾の白粥と同じですね。
ただ、日本はお粥というとどうしても体が弱った時の
主食のイメージですが、中国では朝の日常、韓国では
立派な食事でした。

 ぼちぼちと書いていきますので、よろしくお願いいたします。











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