【気仙沼市】気仙沼ツアー第二弾 4/4
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気仙沼ツアー2日目、割烹世界さんでの昼食の後は海から離れます。そういえば、今回のツアーは内陸部の紹介が多いですね。稲刈りの済んだ田園風景、この地方では水平3段のはせ掛けが多く見られます。仙塩方面だと杭掛けが主流ですね。はせ掛けの場合、両側に陽が当たるように、はせを南北方向に設します。機械乾しがほとんどの現代、このような天日干しの新米を食べてみたいですね。きっと藻塩結びなんか美味いだろうなぁ。
気仙沼の街中から、大川の支流八瀬川を遡ること10分、山間のの集落に洒落たカフェが突然現れます。
YASSE COFFEEさんです。今まで八瀬のことをやつせと呼んでいましたが、どうも、地元ではやっせと発音するらしいですね。このお店、朝の7時からやってまして、モーニングセットが頂けます。でも、誰が利用しているのだろう。。。
窓辺の席に着いて、風景を楽しみながらコーヒーとチーズケーキを楽しみます。
ご一行様にはこのあと山を少し歩いて頂きますので、ゆっくりお休み下さい。^^
と、突然、店内に「〇〇さん、いますかぁ」とドスの利いた声で髭面サングラスの男性が入ってきました。
これには一同、びっくり。^^ 実は八瀬ぶどう園を経営されている田島憲司さんでした。ぶどう園を見学させて頂くのにわざわざここまで迎えに来てくれました。観光用のぶどう園に行く前にワイン用のヤマブドウ畑を案内して下さいました。
2004年、たった一人で山を借りて開墾し、今では毎年ヤマブドウワインを生産できるところまで漕ぎ着けました。
気仙沼産のワインを造りたいとの夢がこれを成し遂げました。醸造は岩手県花巻市大迫のワイナリー、エーデルワインに委託しているそうです。ですが、まだ本格的な販売にまでは至っておらず、幻のワインとなってます。
八瀬ワインサポートクラブのメンバーになりますと、このようなヤマブドウのワインを年間2本頂けるそうです。後日、メンバーの方から譲って頂きました。
他にもメンバーの特典として、①ぶどう作り~収穫までの作業体験、②ぶどう狩り入園料 1年間無料、③八瀬ワイン試飲会招待などがあります。年会費は10,000円だそうです。上のワインは職場の忘年会で試飲させて頂きます。^^
ここはヤマブドウ畑からさらに八瀬川を遡った所にあります旧月立小学校。現在の校舎はこの裏手にあります。
この旧校舎の校庭は今は仮設住宅になってますが、新潟県十日町のアートトリエンナーレみたいな使い方が出来ないでしょうか。
この月立小学校の向かいに田島さんの八瀬ぶどう園があります。
この看板から400歩山道を歩きますが、このアプローチもなかなか佳い雰囲気です。
薄暗い山道を抜けますと、ぱぁ~っとぶどう園が展開しました。残念ながらぶどうの収穫は終わっています。
こちらでは食用のぶどうが数種類栽培され、9~10月にぶどう狩りが行われます。休憩所やタンクでの給水、BBQ施設もあり、一日ここで楽しむことが出来ます。テントを張るスーペースも十分にありますね。^^
さて、あっという間に過ぎてしまった2日間。お帰りは気仙沼駅前から仙台行きのバスに乗って頂きます。
迂闊なことに仙台行きは出てしまったばかりで次の便まで2時間近くあります。そこで、予定変更、一関行きのバスに乗って駅から鉄路で帰還することになりました。事前の調査が不十分でご迷惑お掛けしました。m(__)m
6月に続いて開催した気仙沼ツアー第2弾。今回は気仙沼の中心地より山間部や大島などに比重を置いてご紹介致しました。雨は降らなかったものの風が強く、予定を変更せざるを得ないところもありましたが、まずまず、喜んで頂けたことと思っております。次回は寒さが最も厳しい2月頃に、真冬の気仙沼の味覚をご紹介したいと考えております。地酒の熱燗で地魚の鍋なんてのもヨサゲですなぁ。^^
YASSE COFFEE(ヤッセコーヒー)
・所在地 :宮城県気仙沼市台229-1
・電 話 :0226-55-2307
・営業時間 :7:00~20:00
・定休日 :水曜日
・駐車場 :あり
八瀬ぶどう園
・所在地 :宮城県気仙沼市塚沢72
・電 話 :090-7072-3376(田島さん)
・営業時間 :10:00-15:00 (9月~10月上旬)
・定休日 :不定休
・ぶどう狩り :600円(子ども400円) 持ち帰りは1円/g
・駐車場 :あり(空いている所に)
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