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【気仙沼市】気仙沼ツアー第二弾 2/4
カテゴリー: 外食:居酒屋・割烹

気仙沼ツアーの第2章は夜の宴です。1泊2日のツアーの華とも言える酒宴は最も気仙沼らしい酒肴で飾りたいと思います。前回のツアーでは全国的に有名な「福よし」さんを使わさせて頂きました(関連記事)。今回はオリジナルな魚料理も楽しみな「あじ蔵」さんにお願いしています。親方には「食通の方々をご案内しますので在り来たりな物では困ります。」とかなりプレッシャーをかけてしまいました。^^
さて、席に着きますと突き出し3種盛りが運ばれます。

この突き出しにいつも感心させられるのは、食材の有効利用です。メカジキの皮や刺身の端切れなどを味や見栄えも考慮して美味しく変身させているのです。料理人は勿体ないの心を失ったら単なる包丁遊び人になってしまいます。
酒はスタートからジャパン酒です。気仙沼の地酒に手を出す前にお薦めの浦霞のひやおろしを頂きます。

浦霞のひやおろしは今年2回目ですが、恐ろしく出来が佳いです。口に含んだ瞬間、深山の湧水のように清冽で後からほどよい甘味苦味酸味がうわぁと口に広がります。
フライのような揚げ物三点盛りですが、中身はマグロ、カツオのメンチ、タコのメンチなのです。

これも食材の有効利用の一環が生み出した料理なのでしょうけど、どれも美味しく三点盛りは日本人の心を惹き付けます。
ここから、あじ蔵さんならでは珍味オンパレードが始まります。




上左からもうかのホシ(ネズミザメの心臓)のカルパッチョ、牡蠣の燻製とオイル漬け、下左から塩鰹、マンボウのこわだ(小腸)の塩焼きです。こりゃ、酒が進みますねぇ。
これはあじ蔵さんオリジナルの刺身サラダ。

メカジキを叩いてマヨネーズで調味、それにメバチの賽の目やコーンを混ぜてポテトサラダのような料理が出来上がりました。前回はメカジキがなめろう程度の粗さだったのですが、今回はねっとりペースト状。私的には粗めの方が好みですね。
お腹が悲鳴を上げ始めている頃ににぎり寿司が出てきました。

さすが元寿司職人の親方、にぎりも美しい。ネタはサンマとメバチとカツオです。既に醤油ジュレで調味してあります。さっと食べられる配慮が嬉しいのですが、なにせお腹が。。。。
気仙沼ツアーの夜の宴。なるべく気仙沼ならではの魚料理を食べて頂こうとあじ蔵さんに無理を言ってお願い致しました。これだけ食べて料理は3000円ですから驚きでしょ。それに魚市場の町ですから鮮度も抜群です。今回は魚尽くしでしたが、料理の内容は親方が相談に応じてくれますよ。そうそう、あじ蔵さん自家製の食べラーも魚がいっぱい入っていて滅茶旨ですよ。
あじ蔵
・所在地 :宮城県気仙沼市田中前1-3-6
・電 話 :0226-23-3996
・営業時間 :17:00~24:00
・定休日 :日曜(ご約で営業可)
・駐車場 :あり(共同)
2013/10/28(月) 05:00 | trackback(0) |
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