【美里町】海の幸勉強会と料理教室

カテゴリー: 料理:買い魚

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 新米
の季節がやってきました。朝夕、寒さを感じる日もありますが、日中にはまだ、の名残もあり、中途半端な季節ですね。コンビニおでんが一番売れるのは厳寒期ではなく、この寒さを感じ始める時期とのことです。まだ、薄着で寒さにも体が慣れていないのと久しく食べていなかったおでんへの憧憬が購買意欲を高めるのかも知れません。




 さて、この日は美里町中埣地区コミュニティーセンター(公民館)におきます海の幸の勉強会料理教室です。
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 こちらでの開催はこれで3回目。半分以上の方はリピーターですが、初めて参加の方も数名おりました。




 いつものように、調理実習に入る前に三陸の海の幸についてのお勉強です。
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 過去2回は主に漁業や養殖業の被災状況とその後の復興をお話しさせて頂きましたが、今回は藩政時代水産物を使った料理について、伊達家の献立やもてなし料理、それに庶民の日常食などを整理して紹介致しました。




 お勉強会に引き続いて、調理実習に入ります。
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 本日の献立は以下の通りです。内陸部なのであまり海の魚は料理したことがないとのことですが、みなさん手際よく作業を進めております。(レシピこちらの記事をご覧下さい。)

  今回のお献立は、以下の4品です。


   冷たい塩竈そば  
  
紫蘇若布餃子    
  
海の幸の餡かけ豆腐  
  
銀鮭若布めし(復興めし) 



 ダシの中でマグロのつみれを茹でています。マグロの旨味も加わったツユで冷たい塩竈そばを作ります。
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 まだ暑さを感じる季節ですので、冷たい塩竈そばにしました。ツユはこのあと、氷で冷やします。




 マグロのつみれとワンタンが乗った冷たい塩竈そばです。
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 麺に内モンゴルの草香麺を使っています。草香麺は茹でなくても食べられるので非常食にも最適。大震災を忘れないように、そして草香麺を家庭に常備させるために皆様にお薦めしています。




 ちょっと慣れない手つきでギンザケから皮と骨を取り除いています。
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 これはギンザケワカメを使った復興めしになります。比較的少ない資本で短期間に出荷の出来るワカメは養殖の復興に欠かせない品目です。




 炊き上がったご飯にギンザケのミンチを混ぜて、余熱で火を通します。今日は新米をご用意頂きましたのでご飯がピッカピカです。^^
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 ギンザケが加熱されたら、ワカメの微塵切りを加えます。この料理は水産庁のウエカツさんから教った「たかず飯」を三陸バージョンにしてみました。




 こちらはワカメがたっぷり入った餃子です。
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 子供でもワカメを沢山食べることが出来る料理です。




 餃子の正しい焼き方を覚えて頂きます。
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 ① 底辺の平らな三日月型の餃子を放射状の隙間なく並べます。
 ② やや強火にして熱湯を餃子の肩くらいまで注ぎ、すぐ蓋をします。
 ③ 5分ほどして皮上部まで透明感が出れば、残ったお湯を捨てて油を回し掛けます。
 ④ 再び蓋をして弱火で底面に焦げ目を付けます。
 ⑤ 時々、ヘラで底を確認し、カリッとしたら、皿を被せてフライパンを盛ります。




 こちらは海の幸の旨味が凝縮した餡掛け豆腐を作っています。
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ホタテガイの貝柱を煮たダシによく洗った殻付きエビを2分ほど潜らせて引き揚げます。エビは殻を剥いて一口大に切っておきます。




 味醂と醤油で調味した煮汁で豆腐を炊いて、そのまま30分ほど浸しておきます。
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 食べる直前に再度温め、豆腐を除いた煮汁にとろみを付けて豆腐に掛けます。




 ボリュームもタップリの餡かけ海鮮豆腐の完成です。
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 エビを盛り込み青葱の微塵切りを降ります。ホタテエビの旨味が豆腐に染み込んでいます。これからの季節に最適です。




 本日のお献立4品と草香麺の和え物のおまけです。
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 結構手間の掛かる料理でしたが、皆様、スピーディーにこなして頂けました。




 お楽しみの試食会です。思いっ切り楽しんで下さい。
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 本日は通常の食事よりボリュームのある献立となってます。




 草香麺を使った冷たい塩竈そばです。自家製の香味油を垂らしています。
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 来月からは温かい塩竈そばにチェンジですね。




 こちらはモンゴル風草香麺の和え物。
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 本日のおまけです。茹でたジャガイモを加えることで味が麺に絡みます。




 内モンゴル出身の佐藤社長草香麺について解説されています。
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 二箱(24袋入り)持参されましたが、あっという間に完売しました。是非、ご家庭でも家族で味わってみて下さい。




 ちょっと遅めの夏メニューになってしまいましたが、冷たい塩竈そばもまだしばらくは食べることができそうです。内陸部の皆様に海の幸を持参してご賞味頂くと、日頃食べているものとまるで違うと仰います。ワカメにしたって、本当はもっと美味しい物なのですが、広く出回っているものはなんでああなのでしょう。生産者の方々が心を込めて作った海の幸を、美味しいままご家庭に届ける流れを細々でも良いので確保したいですね。

2013/10/17(木) 05:00 | trackback(0) | comment(0)
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