【利府町浜田】やすらぎの焼き魚定食
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こんな穏やかな松島湾を眺めながら、ゆっくりとお昼ご飯が頂けたら、午後の仕事への充電もばっちり出来そうですね。今回はあまり教えたくない取って置きの奥座敷的魚料理屋さんをご紹介します。それも経営者は松島湾でカキ養殖を営む漁業者の方なんです。湾岸の国道からはちょっと外れた目立たない場所に隠れるようにしてお店を開いています。ご存じでしょうか、そんなお店。^^
国道45号線を松島方面に向けて走り、塩釜を過ぎて二つの連続するトンネルを抜けますと、左カーブの右側にこの看板が見えてきます。
左カーブを右に入りますので対向車には十分注意して下さい。通り過ぎてしまったら、その先の浜田駅前で転回して戻ると良いでしょう。
脇道に入りまして稲庭饂飩屋さんを過ぎますと程なくやすらぎさんが見えてきます。
駐車場はありませんので行き止まりの道をUターンして、左側の端に駐車します。活魚料理が看板ですが、カキフライや天ぷらもありますよ(献立の看板はクリックで拡大します)。
やすらぎさんの最大の魅力は松島湾が見渡せるこのお座敷。湾口部の島々が正面に見えます。
窓際に陣取ってビールでも呑んで、ゴロンと横になってみたいですね。^^
スズキ、ヒラメ、カレイなど四季折々の活魚の刺身が人気ですが、カキフライや天ぷらもあります。
営業中のランチタイムは酒が飲めないので地魚の刺身は勿体ないですね。^^
本日は焼き魚定食840円を頂きます。魚はマガレイでした。
最近、釣りに行っていないので、仙台湾の魚が無性に恋しくて仕方がないのです。^^
副菜には野菜の煮物と香の物。それにフノリの味噌汁が付きます。
韓国から帰ってまだ日が経っていないので、このような和食を体が求めるのです。あっちでは相当過激な物を食べまくってきましたからね。^^
カレイにはきれいに塩が振ってありますね。尺塩の技法できちんと施されています。
ふっくらとしかも表面はカラッと焼いてあります。焼き魚は単純なだけに料理人の技量が現れやすいものです。
マガレイのだらだらと長い産卵も始まったようで、卵巣はかなり萎縮していました。
マガレイの身は眩しいばかりの純白なんです。ほっくりほこほこした身を骨から外しながら無心に貪ります。
脊椎骨と頭部以外は全部食べてしまします。家ではこれらもレンジでチンしてカリカリ食べてしまうのですが。^^
うちの子供たちも小さい時からこのような食べ方を見て育ちましたので、それなり魚の食べ方が身に付きました。皿に残った骨格が標本のようにきれいに並ぶと楽しいものです。
我が家では息子も娘も来月から東京住まい。私は都会が嫌で自然の多い宮城に戻ってきましたが、皮肉にも子供たちは大都会へ旅立っていきます。新鮮な食材に恵まれた宮城は離れてみないとその有り難みが分からないのかも知れません。きっと、安くて新鮮な魚が恋しくなることでしょう。帰ってきたら新鮮な釣り魚でも食べさせてあげましょう。
活魚料理 やすらぎ
- 所在地 :宮城県宮城郡利府町赤沼字浜田100-39
- 電話 : 022-362-8469
- 営業時間 :11:00~20:30
- 定休日 :水曜日
- 駐車場 : 路駐数台
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