【青森味探訪】⑥ B-1グランプリ in 十和田

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 いま、八甲田山群を北側から眺めています。青森3日目の朝は、八甲田山麓を迂回して、一路、十和田を目指します。十和田湖ではなく、三沢市や八戸市に近い十和田市です。ですので、今回は時間の関係で、酸ヶ湯や蔦温泉にも立ち寄りませんでした。さて、一体、十和田市に何があるのでしょう。




 それはこれです。B-1グランプリ in 十和田なのです。
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 第1回の八戸大会(2006年)、第4回の横手大会(2009年)に続いての東北3回目の大会と思ってましたら、今年の第8回は豊川(愛知県)で開催されることになってます。とすると、この大会は何なんだろう。。。。よく見ますとタイトルに北海道・東北が冠されています。つまり開催団体である(社)ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(愛Bリーグ)北海道・東北支部十和田実行委員会が開催する地方大会のようなものなのです。従って、出品される料理も一つだけ山梨のもつ煮がゲストとして入りますが、他の20品は全て東北・北海道の料理となります。




 ローカル大会といえどもルールは同じ。事前にチケットを購入して会場入り。1品300~500円ですので2000円分購入しました。
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 料理ごとに割り箸が付きますが、一人一膳だけを会場の各所に設置されている投票(箸?)箱へ入れるのです。でも、あまり周知されていないみたい。割り箸の総重量でグランプリが決定します。さあ、それではお腹の許す限り、ブースを回ってみましょう。



 
 最初は今年の流行語にもなった微妙なまめぶ汁です。これは私も初めての体験。じぇじぇじぇ!!もう既に300人以上の行列が出来ています。
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 今年の流行語大賞は候補がたくさん。じぇじぇじぇ('jjj')は上位確実、迫力の最終回だった倍返しも手強いし、お・も・て・な・しもどうだろう。ロングランだけど今でしょも上位でしょうね。。。どうでもいいですけど。^^




 20分ほど並んでやっとブースに近づきます。あまちゃんのポスターで雰囲気も盛り上がります。
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 海女さんスタイルのスタッフが大忙しでまめぶ汁の引渡しをしています。




 やっと手に入れたまめぶ汁。なんかポスターよりちょっと淋しげですねぇ。。。^^
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 まるで宮城のおくずかけのように汁にトロミが付いています。こういう物なのでしょうか。。。レシピを幾つか見てみましたが、汁に片栗粉などでトロミを付けるものはありませんでした。大量に投入されるまめぶからの澱粉が汁に影響しているようです。こういうイベントでは1000人分以上作りますので、オリジナルとは異なる場合もありますね。




 さて、問題のまめぶ、恐る恐る齧ってみると、わかってはいるのですが、中からクルミ黒砂糖が炸裂。。。(-.-;)
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 すいとん入りのおくずかけのようでもあり、お菓子のようでもあり。。。一応、どっちやねん!!と突っ込んでおきます。でも讃岐にはあん餅雑煮というのもありますので、これくらいならまだ可愛い方です。^^




 十和田大会は会場はが2カ所に分かれます。あまちゃんの次は十和田の郷土料理を求めて官庁街から商店街へと足を運びます。
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 こっちも物凄い人集り。どのブースも小一時間は待つ模様です。B-1の辛いところはこの行列で過ごす時間の長さですね。




 十和田といえば、バラ焼きですね。B-1がなくてもこれを食べに訪れる予定でした。
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 十和田バラ焼きゼミナールが出店しています。スタッフのほとんどが地元の高校生。男子も恥ずかしそうにB-1グランプリのテーマを歌いながら踊っていました。^^ 約一時間待ちますので、退屈させないように高校生が十和田の紹介プレゼンをしています。そうです、これでこそB-1。単なる郷土料理ランキングではないのです。地元の情報発信と活性化を地元の方が一丸となってやるところに価値があるのです。十和田、ブラボー!!




 やっと、順番が回ってきました。バラ焼きの器を受け取るとすかさず女子が大きな声で La Vie en rose!。ちょっと、ハズいのですが。。。^^
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 La Vie en rose。。。日本では『ばら色の人生』と訳されている名曲ですね。で、なんでばら色の人生? バラ焼きとかけているのですよ。やるならとことん、いいですねぇ。この子達も完全に入っています。^^




 すぐ横で女子が一味唐辛子をかけてくれます。なんかメイド喫茶っぽいぞ。^^
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 青森県では様々な料理にこの一味唐辛子が振りかけられます。これも寒さ対策からくるのでしょうね。




 見るからに美味そうです。濃い目の甘辛味で牛バラ肉玉葱が炒められています。すき焼きとも、吉牛とも異なる炒め焼きの味ですね。
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 下の白飯と実によく合います。そのままでは味が濃いのですが、ご飯と合うことで佳い塩梅になります。これは好い。十和田にはバラ焼き定食の専門店は多いけど、バラ焼き丼っていうのはないのかな。




 自宅でバラ焼き丼を作ってみたくて、専用のたれを買い求めました。
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 十和田産にんにく入りバラ焼きのタレ。。。いいですねぇ。その下がすごい。ベルサイユの薔華ったれですよ。なんのこっちゃ。かなりひねり過ぎの感もありますが、とことん遊んでますね。因みに今回の出店団体十和田バラ焼きゼミナールのキャッチコピーは「右手に箸を、心にバラの花束を」です。いいぞいいぞ十和田 (^_^)/

 



 続きまして、故郷を追われた浪江焼きそば。実は大震災の3ヶ月前、わざわざ浪江まで食べに行ってきたのです(関連記事)。
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 あの忌まわしい原発事故により、もうしばらく、浪江ではこの焼きそばを食べることができないでしょう。故郷を離れて、このようなイベントで浪江焼きそばを伝えている浪江焼麺太国の皆様には頭が下がります。




 浪江焼麺太国の国主太王麺貞氏のお出迎えです。横手のB-1以来の再会です。この間、大変なご苦労をされたことでしょうね。
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 浪江焼麺太国公式ホームページも震災直前の東北四大やきそばサミット in なみえのポスターで止まったままになっているのが辛いです。




 さて、3年ぶりに出会えた浪江焼きそば。太い!太い!かん水を使っていなかったらこれは完全にウドンです。
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 肉もモヤシもたっぷり入ってボリュームもあります。これ食べたらあとがきつくなるのはわかっているのですが、懐かしの味を噛み締めながら完食。^^




 お腹こなしに官庁街会場へ再び戻り、途中の十和田市立現在美術館の外回りの展示物だけじっくり鑑賞。
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 フラワーホースは韓国を代表するアーティストチェ・ジョンファ氏の作品です。十和田と関わりの深い馬をモチーフにしました。巨大な赤い昆虫椿昇氏のハキリアリの彫刻作品です。ハキリアリは気の葉を菌床にしてキノコを栽培して食べる、数少ない農耕昆虫です。汗だくになりながら、会場間を走り回っていますが、細君にメールしたら、この美術館のカフェで優雅にランチされておりました。^^




 それでは後半戦、甘辛味が続いたので流れを変えて、岩手県の北上コロッケです。
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 北上コロッケは北上市の特産品、里芋、アスパラガス、しらゆりポークに岩手県産和牛が使われることが条件です。




 これも小一時間ならんでやっと2個手に入れました。
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 里芋がベースですから、ねっとりトロリとしていて、クリームコロッケのような食感になります。銘柄豚と和牛が入るので味わいも深いですね。アスパラガスは少し存在感が少なかったような。ソースも添えられましたが、そのままの方が素材の味がわかって美味しかったです。




 もう、お腹が限界に来ていますが、歩き回って隙間を作り、最後の一品に並びます。山形県の芋煮カレーうどんです。
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 これも私には危険な炭水化物系ですが、B-1においては先のことを考えず全てを解除します。^^



 
 芋煮ですから当然、里芋が主役です。もちろん、山形式芋煮ですので牛肉やコンニャクも入ってました。
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 味は想像通りですね。カレーうどんに里芋が入った感じです。カレーの風味が食欲を呼び戻してくれました。




 ゆるキャラ達も頑張ってました。一体全国に何人?いや何種類もゆるキャラがいるのだろう?
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 左は甲府鳥もつ煮でみなさまの縁をとりもつ隊所属のとりもっちゃん。縁をとりもつのたすき掛けです。右は横手やきそば研究会所属やきっピです。横手焼そばには目玉焼きが乗りますので。。。どこも本気でやってます。^^




 これは番外ですが、十和田でも秋田のババヘラアイスみたいのを発見。
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 でも、ジジヘラだし、色もド派手ですしねぇ。ルーツは同じなんでしょうけど。



 さて、気になるグランプリですが、以下のようになりました。


 ゴールドグランプリ:浪江焼麺太国
 シルバーグランプリ:横手やきそばサンライ'S
 ブロンズグランプリ:久慈まめぶ部屋
 第4位:かほく冷たい肉そば研究会
 第5位:オホーツク北見塩やきそば推進協議会



 私がどこに投票したかって??? もちろん、宮城の石巻焼きそばと登米の油麸丼に1本ずつ(計1膳)です。^^ よく知っているので食べませんでしたが、投票には加勢しました。残念ながら上位には至らなかったようです。でも、浪江焼きそばゴールドグランプリになって本当に嬉しく思います。故郷に帰れる日まで、地元の味を守り続けて下さい。久慈のまめぶ汁も追い風に乗って善戦したのですが、ブロンズでした。やはりあの微妙さが。。。(-.-;)



 2013北海道・東北B-1グランプリin十和田公式サイト http://b1-towada.com/



バックナンバー

【青森味探訪】 ① 黒石つゆ焼きそばと三内丸山遺跡
          ② ウォーターフロントと津軽三味線
          ③ のっけ丼と新鮮市場
          ④ 雪中行軍と煮干中華
          ⑤ 県立美術館とピエモンテ       



2013/10/03(木) 05:00 | trackback(0) | comment(6)
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URL | [ 編集 ] 2013/10/03(木) 11:15:34

まめぶって中に甘いの入ってるんですね!まめぶ自体初めて知ったようなもんですが・・・・・
コロッケ大好きだから、コロッケにそそられます♪
あー、お腹すいた(*^_^*)

ぺこりん

URL | [ 編集 ] 2013/10/03(木) 12:21:54

あれれ?バラ焼きが上位に入ってないのは意外ですね。それにしても食べ物をGETするだけでも大変ですね。
そしてまめぶのあのカリッと甘い衝撃・・・!でも、誰もがおいしいと感じるなら話にならないんですよね。このビミョーさがなければ、あまちゃんの世界観は完成しない訳ですから不思議です。

つるちゃん

URL | [ 編集 ] 2013/10/05(土) 12:06:28

まめぶって、甘い餡が入っているのですか!
私的には浪江焼きそばを食べてみたいです。
こんなに太いのに、うどんでない食感を経験したい(笑
一時間も並ぶなんて、大変な賑わいなのですねぇ。

サエモン

URL | [ 編集 ] 2013/10/05(土) 15:47:46

 >鯛ちゃん

 まあ、話のネタに1回は食べておきたいですね。
里芋のコロッケは我が家でもたまに作りますが、
ネットリ感がいいですよ。よく冷やしてからでないと
まとめにくいのですが。

サエモン

URL | [ 編集 ] 2013/10/05(土) 15:48:22

>ぺこりんさん

 そうなんです。私はバラ焼きが絶対入賞すると思って
いました。地元の組織票が少なかったのでしょうかね。
 無条件で美味しいものは話題も一過性ですが、怪しい
ものには、なにか惹かれる魅力もあります。

サエモン

URL | [ 編集 ] 2013/10/05(土) 15:49:01

 >つるちゃん

 はい、餡というか黒砂糖とクルミですね。シロップ
みたいな感じになります。浪江焼きそばは以前からファンで
福島第一原発事故によりもう復活しないのかと思っていた
だけに嬉しかったですね。優勝の背景には美味しさも然ること
ながら、同情票も多かったのではと思います。











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