【青森味探訪】⑤ 県立美術館とピエモンテ
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青森2日目の午後は細君の時間です。リクエストの青森県立美術館を観覧します。この巨大なワンコは青森県出身の美術作家奈良美智(よしとも)の作品です。このもの哀しげな表情が心に何かを語りかけてきます。奈良美智というと睨み目の少女が有名ですね。他にも青森で育った成田亨のデッサンも展示されています。成田亨と聞いてもわからないですよね。私もそうでした。彼はウルトラQやウルトラマン等のウルトラシリーズのコスチュームや怪獣をデザインされた方なのです。カネゴンやレッドキング、ゼットン。。。覚えてますか???
ちょうど、訪問した時には横尾忠則の企画展が開催中でした。(下の2枚の写真は美術館のHPより)
この美術館を設計したのは同世代の青木淳氏。美術館を取り巻くこの一体が三内丸山遺跡となっており、雪の中での発掘のイメージでしょうか。白と茶色が基調となっています。
横尾忠則の展示のタイトルは「昭和NIPPON」-反復・連鎖・転移 。(画像は美術館のHPより)
子供ながらにも独特の作風が心に残りましたね。なにせ少年マガジンにも取り上げられましたから。昭和を反映した連続性のある幅広い作風は類のないものでした。
さて、この日のディナーはイタリアンにしました。
ホテルのすぐそばにありましたピエモンテさんです。ピエモンテはイタリアの北西端にある州。スローフード運動の発祥地でもあります。バーニャ・カウダやザバイオーネが名物料理ですね。
店内はレストランというよりバーのような感じです。。。
黒板のメニューからも完全なイタリアンというよりスペインも含めたラテン系みたいです。
突き出しのアンティパスト3点盛でスパークリングワインを頂きます。
グリッシーニ風の細長い棒は揚げたパスタでした。かなり、塩っぱい。
突き出しの他にアンティパスト・ミストもお願いしました。
茸のマリネ、ミミガーのパテ、真鯛のカルパッチョ、プロシュート、蛸の柔らか煮、中央は野菜のマリネでした。
サラダも1人前ですが、山盛り。
揚げた糸切りポテトが良い食感を加えています。
ロッソに切り替えてさらに呑み進みます。
もう少し、注いでくれてもいいのになぁ。^^
プリモにはフルーツトマトと生ウニの冷製パスタをチョイス。
これはもう、余計な解説は要りませんね。ご想像の通りです。^^
セコンドは魚にしました。キソイのアクアパッツァです。
キソイってなんだろうと思って調べたら、どうもソイの仲間のシマソイのことのようです。味わいは少しライトなキツネメバルでしょうか。周囲の二枚貝もアサリではなくハマグリでした。クリームも使われちょっとゴージャスなアクアパッツァでした。
本日もよく動き回りました。酔いが体を心地よく弛緩しています。ホテルの窓から青森の夜景が美しい。
遠く緑のアスパムと、紫にライトアップされたベイブリッジが見えています。明日は十和田へ移動します。酔いが覚めないうちにさっさと寝てしまいましょう。^^
バックナンバー
【青森味探訪】 ① 黒石つゆ焼きそばと三内丸山遺跡
② ウォーターフロントと津軽三味線
③ のっけ丼と新鮮市場
④ 雪中行軍と煮干中華
青森県立美術館
・所在地 :青森県青森市安田字近野185
・電 話 :017-783-3000
・開館時間 :9:00~18:00(10~5月 ~17:00)
・休館日 :第2・4月曜日、12月29~31日
・駐車場 :あり
ピエモンテ
・所在地 :青森県青森市本町2-3-15 百代ビル1F
・電 話 :017-777-0104
・営業時間 :17:00~翌3:00
・定休日 :日曜日
・駐車場 :なし
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