【塩竈市】台湾料理で暑気払い
カテゴリー: 外食:居酒屋・割烹
幾分朝夕は過ごしやすくなったとはいえ、まだまだ暑い日が続いております。この残暑を乗り切るため、船頭会の長老より暑気払い開催の勅が発せられました。呑み友とも相談した結果、会場を塩竈の尾島町にあります台湾料理阿母さんに決定。あははではありません。中国語であぶーと読みます。尾島町でも最もディープなエリアに位置するプロムナード佐精、ここにはお気に入りの花宴さんも入っています(関連記事)。
阿母さんは店の造りこそ居酒屋ですが、台湾出身の李ママが本格的な台湾料理を食べさせてくれます。
阿母とは母親を親しんで呼ぶ言葉だとか。おかあちゃんでしょうか。沖縄や奄美でも阿母と書いて、「あんまぁ」と言うそうですよ。
カウンターの中では、元気な李ママが高速で料理を作っております。^^
たった一人で接客から料理までこなしておりますので驚きです。入店すると、日本語で「いらっしゃ~い」と上がり口まで出てきておしぼりを手渡ししてくれます。
今日は2500円で料理をお願いしています。
前菜はヤリイカの魚卵詰め。たぶん加工品だと思いますが、歯触り楽しいですね。
台湾といえば、これですよね。大根餅です。
30年ほど前に台北で食べて、虜になりました。干し海老の香りが堪りません。阿母特製のタレで頂きます。
続いて点心の定番小龍包。口内火傷必至で頬張ります。^^
溢れるスープの美味しいこと。下のキャベツにも噴出したスープが染みて、こっちも美味い。
これは台湾風のチヂミなんだそうです。
韓国のとはまた違った美味しさです。
空芯菜の炒め物。一皿ずつ、何回かに分けて炒めてくれます。
まとめて炒めると火の通りにムラが出るからでしょうね。30年前の台湾では、街の食堂でこの炒め物とご飯に肉団子のスープがついて200円位でした。
これは初めて食べました。牛タンとエビの炒め物です。
よく茹でて柔らかくなったタンを炒めるとは、素晴らしい発想です。
こちらは焼いた銀ムツに炒め野菜を乗せたもの。これは銘々に出されました。
こういう発想も日本料理からは出てこないなぁ。
最後は大根と肉の旨煮だったように記憶していますが、酔って失念。これは鯛さんの撮影です。
2500円でこれだけ食べられれば大満足ですよね。しかも目の前で作ったばかりのものを頂けるのですから、熱い冷たいのメリハリもついています。それにしても李ママは凄腕だな。食べてみたいメニューもたくさんありました。再訪決定ですね。^^
全員、李ママの料理に大満足。
海の話から昭和の思い出まで話題が尽きることを知りません。
美味い台湾料理に酒も量が行き、すっかり呑み過ごしてしまいました。塩竈には本格的でも庶民的なお店が多々あります。シャッターが閉じたままのお店もありますが、こういう李ママのような元気な方に譲ってあげてもらいたいものです。
台湾料理 阿母
・所在地 :宮城県塩竈市尾島町23-18
・電 話 :022-365-8639
・営業時間 :17:00には開いてました。
・定休日 :不明
・駐車場 :なし
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