【塩竈市】塩竈モロ酔いツアー 試行編
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以前から温めてきた歴史と酒蔵の街、塩竈において、街を散策しながら、地元ならではの佳肴を買い集め、酒屋さんのキッチン付きサロンで地酒を呑み比べる。そんな呑兵衛にとって堪らないショートツアーをかなり現実的な形で実践してみることにしました。今回は東京から呑み友のおおさんがご来塩ですので、観光案内をしながらツアーを進めることにしましたが、時間の関係上、鹽竈神社は省略となりました。
皆さま、本塩釜駅前に集合。最初に、観光案内所で観光マップを手に入れ、隣のまちの駅で肴を物色します。
魚料理は途中の松野鮮魚店(日曜休み)で仕込みますので、こちらでは金屋豆腐店の厚揚げや青ばた豆腐くらいにしておきましょう。それと漬け物なんかも途中の八百屋さんで買っておいた方が良いですね。
続いて被災して撤去された闇市を通り、商店街を目指します。
ここには魚屋さんや居酒屋さんが何軒も肩を並べておりました。復旧したホルモン焼きのひょうたんさんはもう16時には煙を漂わせています。
浦霞の佐浦さんの前を行進中。左端には移築された法蓮寺由来の立派な向拝門が見えています。
こちらの酒ギャラリーでは300円で専用猪口を買って、きき酒をすることも出来ますよ。時間がある時は是非、寄ってみたいと思います。
松野鮮魚店さんに到着。好い味出しているお父さん、今日も魚を焼いていました。^^
店内には刺身や塩辛、その他お惣菜がズラリと並んでおり、ここで酒を呑みたいくらい。あれこれ、仕入れて勇み足で会場である熊久商店さんに向かいます。
熊久商店さんはかつては砂糖を扱う問屋さんだったとか。今は宮城の地酒を大切にしている酒屋さんです。
キッチン付きサロンで皆さん手分けしてテーブルセッティング。食器や箸も使わせて頂けます。醤油も準備されておりました。頭が下がります。
まずは地元キリンの一番搾りでかんぱ~い。
テーブル2卓で8人が基本でしょうけど、詰めれば10人くらいは大丈夫。
続いて、本日のテーマ。浦霞と阿部勘両酒蔵の同じ酒米で醸した銘柄を比較します。酒米は宮城県産蔵の華となります。
同じ酒米から造られるお酒でも大きな違いがあることを発見できました。浦霞の蔵の華純米吟醸酒は爽やかな吟醸香が香り立ち、甘味も華やいだ感じです。多少、個性のある料理と合わせても霞むことはなさそうです。一方、阿部勘の蔵の華純米吟醸酒はさらっと滑らかで香りや味わいも軽やかです。これは食中に飲んでも繊細な料理を邪魔しません。いずれにしましても、好みが大きく分かれました。自分の好みを再確認する上でも貴重な体験でしたね。
つまみもバンバン行きますよ。焼き魚や刺身に鯨のベーコンなどの珍味が並びます。
焼き物はイカしか写っていませんが、ギンタラの焼き物も夢心地の味わいでした。鯨のベーコンはいつ食べてもうまいなぁ。
ガスコンロも付いてますので、油揚げ(金谷豆腐店)もカリッと焼くことが出来るのです。
冬は湯豆腐や牡蠣鍋なんかもできますね。通り道に八百屋さんもありますので、塩竈へはまさに手ぶらで来ることが出来ます。ただ、味噌は持参が必要かも。
ここでどういうわけか気仙沼のフカヒレ登場。こんがり炙ってひれ酒を楽しみます。
濃厚な味ですね。それこそ二番煎じも十分呑めるほどでした。
おいおい、兄弟で何やっているの? ^^
皆さま上機嫌でお店を後にします。熊久さん、本当にいつもありがとうございます。これから、ちょくちょく、やりますが、よろしくお願い致します。
試験的に催行してみた塩竈モロ酔いツアー。8人で実施しましたが、肴もあれこれ食べて、地酒の呑み比べが出来て、お一人様1600円で上がりました。人数が少ないとこの値段では酒肴の種類を減らさなくてはならないでしょうが、徴収金額を上げるか我慢すれば済むことです。今回、みなさま、モロ酔いになったかは人によりますが、全員、勢いついて反省会という二次会に向かいました。^^ 今後も参加希望者が集まれば、随時、催行して参りたいと考えておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。ただ、松野鮮魚店さんは日曜日がお休みなので土曜日になりますね。
しおがま・まちの駅
・所在地 :宮城県塩竈市海岸通5-6(本塩釜駅前)
・電 話 :022-367-9651
・営業時間 :10:00~18:00(日祝 10:00~16:00)
・定休日 :なし
・駐車場 :なし(駅前ロータリーに有料駐車場)
熊久商店
・所在地 :宮城県塩竈市本町11-5
・電 話 : 022-362-0441
・営業時間 :8:00~19:30
・定休日 :水曜日
・駐車場 :なし
松野鮮魚店
・所在地 :宮城県塩竃市本町10-5
・電 話 :022-362-1668
・営業時間 :7:00~19:00
・定休日 :日曜・祝日
・駐車場 :なし
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