【復興祈願】気仙沼ツアー前編
カテゴリー: 外食:その他
3.11東日本大震災から早や2年3ヶ月が経過しました。被災地で生活し、被災地を見続けていますと、その変化がかえって見え難くなるものです。瓦礫の処分は目途が立ちましたが、南三陸や気仙沼ではまだまだ茶色い平原が広がっています。この風景、ずっと前からこうだとような錯覚にさえ襲われます。
そのような中でお店を再開させたり、仮設店舗で頑張っておられる方々の姿を少しでも多くの皆様にお目にかけたくて、1泊2日の気仙沼ショートツアーを企画しました。仙台、塩竈、盛岡方面から11名の皆様が参加されました。
皆様、車に分乗して気仙沼の田中前に集合。昼時なので早速、めん八珍さんでランチです。
めん八珍さんは、サンマの煮干しでダシをとった気仙沼ラーメンで有名です。
こちらはサンマのつみれが増量されたつみれ気仙沼ラーメン。
サンマのダシにサンマのつみれ。サンマ好きには堪らないラーメンです。でも、サンマー麺ではありませんから。。。^^
こっちは豪華なフカヒレ餡かけ炒飯にミニ気仙沼ラーメンのセット。ボリュームも満点。
フカヒレとサンマで気仙沼を堪能できますね。運転手さん以外は早々ビールで乾杯。^^
私は無性に野菜が食べたかったので、一日の野菜麺塩味です。
一日分の野菜が摂れるという意味なのでしょう。いわゆる野菜たっぷりの湯麺なのですが、スープが上品で最後まで飽きません。めん八珍さんはレモン入りのCCラーメンとか、ネーミングが非常に面白いのです。
麺は極細のやや縮れ。気仙沼ラーメンもこの麺でした。
多加水麺なのでしょう、極細の割にはあまり伸びません。
さて、お腹も落ち着いたところで被災の激しかった南気仙沼から朝日町を回っていますと、マグロ延縄漁船の餅蒔きに遭遇。
これから出港するのでしょうか、それとも大漁で入港したのでしょうか。いずれにしましても、餅3個ゲット。キメが細かくて良い餅でした。ありがとうございます。
南気仙沼から鹿折方面に回ります。すっかり観光スポットになった330トンの巻き網船第十八共徳丸。
この船を大震災のモニュメントとして残すか否かが議論されて参りましたが、船主側の強い意志で解体される意向です。確かに被災された方々の感情も癒えておりませんし、維持経費も膨大でしょう。でも、20年後を考えた場合、この船があることにより、気仙沼が受ける恩恵は計り知れないものがあると思います。
鹿折地区に出来た仮設商店街、復幸マルシェにも立ち寄りました。
ふかバーガーを紹介したくて、うめねすさんを訪ねたのですが、製造販売を休止してしまったようです。みなさま、フカヒレスープやサンマの佃煮などお土産を調達されました。いっぱい、お金落として行ってね。^^
鹿折から気仙沼湾が一望できる安波山に登ります。
ドラゴン伝説が語り継がれるこの地域を象徴するように、夫婦?の龍が狛犬のように配置されています。この龍の階段を上りますと展望台「日の出のテラス」に行き着きます。
その後、進路を南に向けて、岩井崎にやってきました。ドラゴン松を参拝します。^^
津波でズタズタになりながらも残った松に多少手を加えてあるようです。ドラゴン伝説の街ですから、これも佳い復興のシンボルになりますね。
電車のプラットホームのように見えますが、レールがありません。
これは被災したJR気仙沼線の所々をバス専用路線にしたBRT(bus rapid transit:バス高速輸送システム)です。現在、路線の復旧見込みが立っていない気仙沼と登米市津山町柳津間を数台で往復しています。乗車体験をして頂きました。
私は車で追いかけますが、もちろん専用道路は走れません。
一般道でやっと追い付きました。最後部座席からVサインを送ってますよ。^^
さて、皆様にはホテルにチェックインをして頂き、復興屋台村気仙沼横丁にご案内致します。
このあと、福よしさんで本番ですので軽めにお願いしますね。^^
まだ時間も早く、やっている居酒屋さんも少ないので、休憩スペースに陣取り、そこへラーメン店あたみ屋さんから生ビールとつまみのデリバリーをお願いします。
このスタイルだと持ってきたお酒も呑めますしね。(でも、いいのかな。。。)途中、集中豪雨に見舞われますが、全く気にせず呑み続けます。
さて、福よしさんに歩いて移動。すっかり雨は止んでいます。
晴れ女と雨男が来ていますので、天気の移り変わりが激しいのです。福よしさんは言わずと知れた焼き魚の名店。魚料理全般が素晴らしい。
本日もいつもの3,000円コースでお願いしています。お造り盛り合わせも豪華です。
とにかく鮮度が抜群。ホタテやホッキガイはもちろん活物です。
甲羅に目一杯詰まったカニの身。思わず笑みがこぼれます。
キュウリに添えられた煎り味噌も秀逸です。
これこれ、福よし名物、イカの腑味噌焼きです。
一見、塩辛に見えますが、イカの身を腑と味噌の和えて十分に熟成させてあります。焙烙で煎りながら、熱が通ったら、すかさず匙で掬い上げて頂きます。
お酒はオリジナルラベルの福よしです。
腑味噌焼きには、やはり日本酒でしょう。^^
これも福よし名物、魚貝類の串カツです。
本日はイワシ+玉葱でした。4,000円コースの時はエビでしたね。^^
ここで口直しにイカのぬたです。
揚げ物の後にこれを出してくれるところが憎いです。
本日のメインは炭火で焼いたシマホッケです。
シマホッケと言えども侮るなかれ。表面は油で揚げたようにカリカリでも中から肉汁が溢れます。皮はもちろん骨まで食べられます。どんな高級魚にも引けを取りません。これが福よしさんの凄いところ。
福よしさんにはピアノがあるのです。で、ピアノの先生である小川さんに演奏をお願いしました。
さすがドイツ仕込み。圧倒されました。ピアノは間近で聞くとこんなに迫力があるものなのか。。。おらも、幼稚園の時はヤマハオルガン教室だったけど、いつも逃げ出して虫取りに行っていったなぁ。^^
全くの偶然ですが、今宵のお客様には音楽に精通された方が多かったのです。
ご自分の楽譜をお持ちになられている方もおり、レベルの高い演奏会となったのです。このままノーブルな夜で終わるのかと思いきや。。。
三次会はまたまた気仙沼横丁に戻り、スロットル全開のあたみ屋の大友母ちゃんと鳥徳さんで乾杯。
あたみ屋の大友さんは震災前は階上で五右衛門ラーメンをやってました。被災して店を失いましたが、明るく元気で、この屋台村の村長的存在です。新店名は、あ(明るく)た(楽しく)み(皆様へ未来へ)屋だそうです。
かくして、タイトなスケジュールの気仙沼ツアー1日目は終了致しました。明日は陸前高田方面にも足を伸ばします。被災地はどこも元の街とはかけ離れていますが、生き残った皆様は逞しく復興へ向けて頑張っています。大津波の被害を受けなかった地域では、大震災が過去の物となりつつあるかも知れません。ところが現実はまだまだ復興途上なのです。記憶が風化しないように時々、沿岸部に足を運んで現状を見て頂き、買い支えて頂きますよう、切にお願い申し上げます。
めん八珍 http://bimikyusin.blog109.fc2.com/blog-entry-388.html
・所在地 :宮城県気仙沼市田中前1-3-6
・電 話 :0226-23-2448
・営業時間 :11:00~23:00(日祝~21:00 )
・定休日 :無休
・駐車場 :あり
気仙沼鹿折 復幸マルシェhttp://bimikyusin.blog109.fc2.com/blog-entry-473.html
・所在地 :宮城県気仙沼市中みなと町107-1
・電 話 :事務局080-5225-5151
・営業時間 :店舗によって異なります。
・定休日 : 〃
・駐車場 :あり
復興屋台村気仙沼横丁事務局 http://bimikyusin.blog109.fc2.com/blog-entry-428.html
・所在地 :宮城県気仙沼市南町4丁目2-19
・電 話 :080-1692-8000
福よしhttp://bimikyusin.blog109.fc2.com/blog-entry-505.html
・所在地 :宮城県気仙沼市魚町1-6-7
・電 話 :0226-24-0284
・営業時間 :17:00~22:00
・定休日 :日曜日(祝日の場合は営業)
・駐車場 :あり
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