【気仙沼市】西海岸で豪華ランチ
カテゴリー: 外食:その他
いま、気仙沼の市街地を流れる大川の支流、神山川の神山橋から上流の方を眺めています。八重桜もほころび、岸辺の葦(あし)も緑に生え替わる季節です。この時期は日中に潮が引くため、海に近いこの辺りは干潮時ともなると川底が見えてきます。この周辺も一昨年の大震災時には、津波が遡り、両岸の住宅や店舗は破壊されたり、床上浸水の被害を受けています。
その神山橋の袂に素敵な洋食屋さんがあります。いつも昼前から車が並び大繁盛です。
このお店も津波で被災しましたが、5ヶ月後の2011年8月には再開を果たしております。何度も前を通り過ぎているのですが、いつも混んでいるので、なかなか入る決断が出来ずにおりました。最近、FB友達の叔父さんのお店であることを知り、では、行かねばなるまいとやってきた次第です。
この洋食屋さんはグルメハウス西海岸さんと申しまして、チェーン店とは一線を画す郊外レストランのような佇まいです。
こちらのお店では岩手県産の和豚、和牛を使用しており、豚は八幡平ポークだそうです。ハンバーグは特別指定の和牛を使っているとのこと。店内はテーブル・カウンター席の他に座敷のように仕切られた小上がりもありました。土地柄に配慮されたのでしょうか。
メニューを拝見させて頂きますと、生姜焼き、えびフライ、とんかつ、ハンバーグなどの典型的な洋食屋料理が並びます。
牛煮込み定食というのもありますが、これは当然、シチューのことでしょうね。お値段は庶民のランチとしてはちょっとハイクラスかな。でも、岩手の和牛や八幡平ポークですから納得でしょう。
カレーやパスタも洋食のレギュラーメンバーですね。
こちらは1,000円以下で食べられます。ナポリタンって、とても懐かしい響きです。これにボロネーゼではなく、ミートソースがあれば、昭和のテイスト。
あれこれ、悩んでいる最中、店員さんが薦めてくれたのが、数量限定の日替わりランチ850円でした。
消費者は数量限定に弱いのですよ。^^ お値段も手頃、これ、いっときます。
ほどなく、「揚げ物になります。」とフライ2種の盛り合わせが運ばれてきました。
白身魚のフライにクリームコロッケのようですね。今日は揚げ物がメインの日のようです。これにライスと味噌汁が付いてこそ洋食ですね。あわよくば、これにもう1品副菜が付けば嬉しいなぁ。。。。。
と、その時、運ばれてきたのが、トマトソースがかかった分厚いポークソテー!! なんかの間違いだろうか。。。。
これ、私の手の平くらいありますので、15cmを優に超えています。それに厚さも15mmはあるでしょう。フライがメインだと思ったら、なんと副菜でした。久々の豪華ランチに感動しました。
全部揃いますとこんなんなりました。すごいでしょう。これで850円は神のなせる技。^^
日頃の私の昼食(手作り弁当)の3日分はありますね。今日は何も考えないで、無心に頬張ります。^^
この厚さ、まさにポークソテーと言うよりポークステーキ。八幡平ポークは脂も甘い。
トマトソースも爽やかで最後まで飽きないで食べることが出来ました。
食べ終わりまして、パンパンのお腹を擦りながら立ち上がろうとしましたら、待ったがかかりました。^^
なんと、食後には珈琲まで付くのです。@@ 凄いよねぇ。珈琲だって数百円は取られますからねぇ。
かくして、満足度120%のランチが終了致しました。仮設の事務所からも歩いて行ける範囲なので助かります。ただ、毎日食べたら、減らした体重が2週間で元に戻ってしまいそうです。^^ 肉が食べたいなぁと体が要求したら、朝飯を抜いて望みましょう。^^ 数量限定のランチは肉料理と揚げ物の組み合わせのようで、メインはポークソテーだけではなく、生姜焼きであったり、ハンバーグであったりするらしいのです。気仙沼は水産物とラーメンとホルモン、、、と思っていましたが、素晴らしい洋食も食べられる街であることを赴任して2年目で知りました。もっと、早く入るべきでした。。。
グルメハウス西海岸
・所在地 :宮城県気仙沼市赤岩舘下64-3
・電 話 :0226-24-3200
・営業時間 :11:30~15:00/18:00~20:00
・定休日 :水曜
・駐車場 :あり
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