ホームバー・コトルの創作料理
カテゴリー: 外食:居酒屋・割烹
過日、開催されたハゼオフ会では多くの持ち物が混乱して持ち帰られてしまいました。最後の方はみんな酔っ払っていますので当然ですけどね。^^ 私はユケチュウさんの小出刃を間違って持って帰ってしまったので、仙台出張の折にお持ちしました。その小出刃、なんと備前の名匠松水の作品でたぶん17,000円はするでしょうね。凄いのをお使いです。@@
オフ会経費の精算もあったので、軽く呑みながら残務処理をしていたところに、anegoさん登場。。。是非、紹介したいお店とシェフがいるとのことで河岸を変えることになりました。そのお店が今年9月にオープンしたばかりのコトルさんです。そういえば、皆さんのブログでオープニングパーティーの様子が紹介されていましたよね。
一番町をいたがきさんの所から稲荷小路の方へ入ってすぐのあむ~る2ビルの2階です。
ホームバーということですが、紹介がなければ見過ごしてしまうでしょうね。コトルってモンテネグロの内湾の街に因んでいるのでしょうか。。。
階段を登ると鉢植えが並び、ちょっとエキゾチックな雰囲気が。。。
お店を覗きますと、ほぼ満席です。大変な繁盛のようです。
カウンターに座らさせて頂きましたが、スタッフはオーナーの石垣さんを始め全員女性です。
anegoさんに紹介された料理長を務めるひゃくさんは、それまで名取市ゆりが丘で自宅レストランKaffe tomte(カッフェトムテ)を経営されておられました。皆さんの記事で行ってみたいと思いつつ、震災ですっかり忘れていました。ひゃくさんの独創的な野菜料理は以前より尊敬の的でした。
失礼ながらすでに呑んで来てますので、スタートからワインで参ります。
突出しといいますか、前菜は二者択一のようです。この日はスティックサラダとレンコンの擂り流し。後者は秀逸でした。擂り流しというより、挽肉も入った立派なスープ。ワインも甘みを抑えたライトな物が多かったですね。料理にピッタリです。あ、私は野菜料理でも赤で通します。
個性的な野菜料理を盛合せで頂きました。
クミン風味のキンピラや鮭節を塗した三つ葉のお浸し、ニラのソースをかけた茹で野菜などその創造力は計り知れません。
牛すじの煮込みを頼みましたら、何と珍しい塩味です。半熟卵を混ぜながら食べますと、なんとも豊かな味が広がります。
そう言えば、トムテでも塩味の芋煮が出されて誰かが驚いていましたね。目の付け所が違います。
これはひゃくさんが煮詰めて作った旨味塩。こういうこともされるのです。
奥は確か梅酢を煮詰めたそうで酸味が利いており、焼き魚にも合いそう。手前はレモンの塩漬けを作る際に出るレモン風味の塩。これで焼き鳥焼いてみたい。anegoさんによれば、ホヤの殻内水も煮詰めて塩にするのだとか。こんなこと水産人でも知らないよぉ。一体、どこまで凄いんだ。@@
これは人気のガパオライス。大と小があって、これは小の方。
小腹が減った時のお凌ぎ代わりに最適です。このような気配りは女性ならではでしょう。
これは板麩のミルフィーユかつ。オリジナルな野菜のソースも添えられています。
お麩の食感と衣のカリット感の対比が実に面白い。よく考え付きますねぇ。終始、驚かされます。
トムテにはとうとう行きそびれてしまいましたが、ひゃくさんの料理はこちらで楽しむことが出来ますので良かったです。オープンしてひと月ちょい、環境の変化も忙しさで感じない日々が続いたことでしょう。自宅レストランと違って、夜遅くまで酔客を相手にしなければなりません。ご苦労も多い事と思いますが、国分町のオアシス的存在として末永く続いて頂きたいと思います。
Home Bar kotor(コトル)
・所在地 :仙台市青葉区一番町4-4-3あむーるビル2F
・電 話 :022-395-9968
・営業時間 :18:00~24:00
・定休日 :日曜・祝祭日
【ご紹介】
これ思わず、笑ってしまうでしょ。anegoさんに頂いたネコまんです。
上杉の宝万頭本舗さんで売っているそうです。ネコ好きな家内も大喜び。東京の子供たちに届けると言って持って行ってしまいました。^^ いつ帰ってくることやら。。。
宝万頭本舗
・所在地 :仙台市青葉区上杉2-4-40
・電 話 :022-222-6718
・営業時間:9:00~18:00
・定休日 :日曜日
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