【大崎市鳴子】鳴子で秋の休日を遊ぶ(1/3)
カテゴリー: 外食:その他
まだ紅葉にはちょいと早い10月中旬、鳴子温泉に行ってきました。大崎市役所鳴子総合支所の裏にある共同駐車場に降り立つと、すぐに硫化水素臭が鼻腔に広がります。あの茹で卵の匂いですね。この駐車場の山手からも白い煙が立ち上っています。鄙びた町を歩いていても、所々から白煙が立ち昇り、温泉街に来たんだなぁと実感させられます。
この駐車場の隅に足湯があります。
みなさん、よくそれで満足できますね。わたしゃ温泉は首まで浸からないと欲求不満になりますよ。^^
3年ぶりの早稲田桟敷湯です。斬新なデザインと色の外観。
暖かい季節は中央通路の両脇の木戸が開けられ、休憩所が桟敷席のようになります。
トイレの前の行燈。
こんなところにも配慮が見られます。早稲田大学が住民のために建設した施設ですが、非常にハイセンスです。入湯料は大人530円で、値上がりしていません。
誰もいなくなった一瞬を捉えて湯船の撮影に成功。床がヌルヌルで危うく転倒しそうに。^^
浴室も変わったデザインです。写ってませんが、天井にも不規則な形の明り採りの窓がありました。お湯は湯の花が舞う硫化水素泉、正式にはナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)というそうで、源泉かけ流しです。
温泉から上がって休憩所でクールダウン。こちらも3年ぶりの銀の匙さんでランチです。
和菓子屋さんのような民芸調の造りですが、バリバリの洋食屋さんです。
12時前なのでまだお客さんはおりません。無表情、無口で寝癖がトレードマークのシェフも健在。^^
さすがにその寝癖を撮らせてくれとは言えませんでしたが、以前にも増して逆立っていました。あり得ない所にあり得ない角度で分け目が出来ていました。^^
前回はチキンソテーとクリームコロッケ(こちらの記事)を頂きましたので、今日はカキフライにしてみました。
野菜もたっぷり、ご飯と味噌汁が付いて800円。味噌汁が付いて、割箸で食べる所が、The 洋食、日本にしかないスタイルです。これでご飯を茶碗によそると、家庭の食事になってしまいます。こちらも3年前から値上げしていません。
まだ、宮城のカキは復興途上。しかも剥き始めたばかりですので広島かな。
小ぶりなカキですが、6個も付いてボリュームは満点。タルタルソースも良い具合です。
こちらは細君の頼んだハンバーグです。こちらもご飯と味噌汁が付いて800円。
デミで煮込んであります。想定外にふっかふか、牛脂を細かく刻んで練り込んでいるようです。混じりけのない牛なのですが、妙に柔らかい。フープロを掛けたような滑らかさを感じます。
3年ぶりの早稲田桟敷湯と銀の匙の洋食。このパターンで過去に3回くらい来ましたでしょうか。滝の湯とゑがほ食堂のきのこ蕎麦というのもありましたね(関連記事)。銀の匙の名物シェフは相変わらず無口で無表情、でも嫌味がないのです。そういう方なのです。バリバリの寝癖で物静かに調理する姿は他では見られません。^^ 店を出てから二人の共通した感想は、銀の匙ではやはりチキンソテーとクリームコロッケを食べるべき。。。でした。このあと、紅葉のハイシーズンではありませんが、一応、鳴子峡を目指します。
早稲田桟敷湯
・所在地 :宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷124-1
・電話 :0229-83-4751
・営業時間 :8:30~21:30
・入浴料 :大人530円、子供320円
・定休日 :無休
・駐車場 :そばに共同駐車場あり
銀の匙
・所在地 :宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷63-1
・電話 :0229-83-2895
・営業時間 :11:00~15:00/17:30~21:00
・定休日 :第2・4火曜
・駐車場 :大崎市役所鳴子総合支所裏に共同駐車場あり
コメントの投稿