【七ヶ浜町】とうふ屋さんのラーメン
カテゴリー: 外食:ラーメン
飲み友達のanegoさんのブログで紹介されていた七ヶ浜のとうふ屋らーめんさん。以前から大変気になっていたのですが、この度、細君と娘を連れてやっと行って参りました。とうふ屋さんがラーメン屋さんを経営するのが面白いと思いました。豆腐を使ったラーメンなんだろうか、麻婆ラーメンか豆乳ラーメンか、などと妄想が広がります。
このお店、かなりわかり難い所にありますが、角ごとに目立つ看板が立ててありますので、それを辿っていきますと自然に着いてしまいます。
多賀城方面から貞山橋で運河を渡り、すぐの三叉路を左に入って、少し進むと左手に最初の看板が見えてきます。看板にあります名物釜上げとうふ無料サービスが気になって仕方がありません。^^
やっと着きましたとうふ屋らーめんさん。実はこのお店は社会福祉法人はらから福祉会が管理経営する障害者支援施設にあるお店なのです。
施設自体は2007年にオープンしたばかりなので、まだ、真新しさが残っています。左の一画に昨年(2009)3月とうふ屋らーめんさんを開店しました。正面の入り口を入りますと、豆腐や関連商品の販売所になっています。
メニューの基本は中華そば、汐(塩)、味噌、魚だしの4種類ですが、これにつけ麺や担々麺、とまとラーメンなんてのもありました。
私は看板にもありましたがっつり魚だししょうゆらーめん、細君が汐らーめん、娘はとまとラーメンをお願いしました。みなさん、にこにこ元気に働いていますね。
さて、ラーメンが来る前にサービスの釜上げ豆腐を頂きましょう。とうふ屋さんで作ったばかりの豆腐ですから楽しみですね。
県内産のミヤギシロメ100%の豆腐なんですって。それが無料でお替わり自由なんてまるで神のなせる業。^^
釜上げ豆腐のとなりには、お惣菜やラーメンのトッピングがこれまた無料で並べてあります。
お惣菜は漬け物を含めて4種類。トッピングにはメンマ、おからの揚げ玉、胡麻、刻み玉葱、おろしニンニクです。メンマが無料というのは太っ腹ですね。^^
さて、まずは釜上げ豆腐ですが、ほんのりと緑色をしてよい香りがします。あれ、ミヤギシロメって緑だったかな。
だし醤油で頂きますが、豆腐の味の方が全面に出てきます。濃厚な豆の香りと甘味が口の中に広がります。これは幾らでも食べられそうですが、ラーメンへの影響を考えて泣く泣く我慢します。^^
お惣菜も味見程度で止めておきましょう。^^
漬け物の2種類ともやしの胡麻和え、厚揚げに田楽味噌を付けたものです。ここまで無料サービス品が多いお店はちょっとありませんね。
これが、魚だししょうゆらーめん780円です。一見、味噌ラーメンのような濃厚なスープです。節の香りが登り立ちます。
スープの味は見た目ほどきつくなく、むしろ甘めですね。炒めたもやしも乗っていて、やはり味噌ラーメン的な雰囲気です。煮豚は分厚く、肉の食感がしっかり残っています。
麺は透明感のある中太弱ちぢれで歯応えは十分です。
でも、この濃厚なスープにはもっと太い麺が合いそうですね。
サービスのトッピングを乗せながら味の変化を楽しみます。
このラーメンには玉葱の微塵切りがよく合いました。揚げ玉は中華そばにはマッチしそうですが、このラーメンだと少しくどくなりました。^^
こちらは細君の汐らーめん680円です。青紫蘇の爽やかな香りが立ち込めます。
これはスープが絶品でした。女性に人気No.1というのがよくわかります。麺はどのラーメンも同じみたいですね。
娘の頼んだとまとラーメン730円。七ヶ浜産のトマトに粉チーズとパセリでイタリアン・トリグスト(三味)になってますね。
スープは汐らーめんとも違って、少し白濁しています。意外とオイリーなのですが、トマトの甘酸っぱさが、よいバランスを取ってくれています。
こちらの施設では県内産大豆にこだわった豆腐も作っており、それも市中の豆腐店のレベルを超えています。それに加えて、本格的なラーメン店までオープンさせてしまうとは、一体、どんな方がプロデュースしているのでしょうか。さらに各種無料のサービス品(自販機のドリンク類も100円でした)、たとえ障害者就労支援が目的とはいえ、採算が合うのか心配になってしまいます。末長く続きますように、ちょくちょく利用させて頂きましょう。釜上げ豆腐を食べに来るだけでも十分価値がありますよ。次の記事ではそのとうふ屋さんを伺ってみます。
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