【塩竈市】ひょうたんのホルモン焼き

カテゴリー: 外食:焼鳥焼肉・ホルモン

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 ここはJR仙石線本塩釜駅近くの通称闇市と言われた一角でした。戦後の混乱期に形成された横丁型商店街で、魚屋さん、乾物屋さん、居酒屋さんなどが軒を連ねていました。塩竈は島々で囲まれた松島湾の中にあるため、大津波の被害は比較的軽く済んでいますが、闇市は古い建物が多く、地震と浸水で壊滅的な被害となりました。



 その中で観光客御用達のすし哲ビルと庶民の見方ホルモン焼きのひょうたんが向かい合うように残ったのが象徴的です。このエリアを今後どう再開発するかで塩竈の将来にも大きく影響しそうですね。ある意味最大のチャンス到来とも言えましょう。地元庶民と観光客がともに楽しめ、統一感のあるミニ浅草のようなエリアはどうでしょうか。





 さて、震災から奇跡の復活を遂げたホルモン焼きのひょうたんさん。
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 夕方5時前なのにもう美味しそうな匂いが漂ってきますよ。そうなんです。こちらは午後4時から開店し、開店と同時にほぼ満席となります。土曜日は早々4時前には開けるそうです。二階の座敷席は要約した方が無難です。




 ひょうたんさんの魅力は鮮度の良いホルモン類が安くてボリュームがあることです。
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 写真だとちょっと見えにくいので主要メニューを書き出しますと、豚バラ560円、タン500円、ハツ400円、レバー400円、ホルモン360円、ナンコツ360円、ねぎ焼き100円・・・です。一人前の量も多いので、二人でシェアしないと何種類も食べられません。




 大津波は天井まで達したそうです。泥が流れ込み取り除くのが大変だったとご主人。
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 いい顔されたご主人は、奥さんが仕切っていた頃は邪魔にされるので店から遠のいていたそうですが、いまは病養中の奥様に代わってお店を切り盛りされています。七輪を肉の焼け具合に合わせて、一台ずつ団扇で扇いでくれます。




 今日は びーえむあいさんと二人でタン、ホルモン、レバーに挑みます。
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 これは第一回戦、それぞれを1/3位ずつ網に乗せています。毎日、お客に溢れるお店は鮮度に間違いありません。




 それぞれの通り方に差がありますので、こまめに世話して焼けたものから間を置かず食べて行きましょう。
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 追い付かない時は火から外して、網の縁で待機させましょう。




 こちらのつけダレもよくこなれて長い歴史を感じる深い味わいです。
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 タレがなくなりましたら、すぐに足してくれますよ。




 レバーはかなり厚切りです。生でも角が立つくらい鮮度抜群。
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 これをささっと焼いて、塩と胡麻油で食べればレバ刺の雰囲気は楽しめますね。塩は常備されていますので、胡麻油を持ち込もうかなぁ。^^




 タレの味に飽きてきたら、胡椒で頂きます。
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 脂の強いバラやタンはこの食べ方も行けますね。粗挽きの香り高い胡椒も装備されていました。




 
 壊滅した塩竈闇市跡にかろうじて残ったホルモン焼きのひょうたんさん。半世紀以上も庶民の口を喜ばせて来てくれました。港町の水産関係者や漁業者はたまにが猛烈に食べたくなるのです。そんな時に小遣い程度で気楽に食べられるホルモン焼きは庶民の見方なのです。昼時からやってくれとの声も大きいのですが、とても仕込みが間に合わないのだそうです。無理して質を落とすより、今のままで変わらぬ味を提供し続けて頂きたいと思います。 




ホルモン料理 ひょうたん 
 
・所在地  :宮城県塩竈市海岸通2-16
・電 話  :022-362-0761
・営業時間 :16:00~21:00
・定休日  :日曜、祝日
・駐車場  :なし(周辺の有料多数)

2012/07/31(火) 05:00 | trackback(0) | comment(0)
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