A Hard Day's Night
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【6:30】 今年の春はかなり遅れています。3月には開花するトサミズキや梅の花が今頃、ほころび始めました。4月に入ってからも雪が降ったりしましたからね。仙台の桜の開花も先週末だと言われていたのですが、まだ、開花宣言はありません。今週末は被災地である七ヶ浜に集まって復興祈願花見をやることになっているのですが、ちゃんと咲いてくれるでしょうか。
庭の沈丁花や福寿草も早春の花なのですが、やっと咲き始めたばかり。
4月になって早春の香りを放っております。温暖化と暖冬はパラレルには進行しないのですね。
日陰に植えた行者大蒜や庭の隅の蓬(よもぎ)も若葉を広げています。
行者大蒜は近年の酷暑の夏ですっかり枯らしてしまい昨年、震災後に植え直しています。まだ、利用するほどには育っていません。蓬は草餅や沖縄ではフーチバージューシー(炊込みご飯)に使われます。そこら辺の野原にも生えていますが、蓬の仲間は見分けが難しいので鑑別標本として植えています。
【7:30】 ササッと朝食を済まし、今日は畑に堆肥を鋤き込みます。
いま、畑は端境期。所々に残った蕾菜が苔立ち始めています。これの芥子醤油和えが美味しいのですよ。
これは何の菜の花でしょうか。
実はサンチュ(かきちしゃ)なのです。冬を乗り越えたサンチュが60cmほどに苔立ちして花を咲かせたのです。
【8:45】 池につながる細流部に溜まった水が最近妙に速くなくなるので敷き詰めた石をどけると。。。
案の定、クラックがありました。大震災後にも補修したのですが、最近また地震が頻発していますので、ヒビが入ってしまったのでしょう。さっそく、昨年の修理で余った防水コンクリートを練り合わせて上塗りしておきます。ついでに基礎や叩きのヒビも充填しておきましたが、予定外の作業にずいぶん時間を取られました。
【10:00】 週明けにとある大学で講義があり、作り上げたPPスライドにノート(台本)を書き込んで行きます。
この作業中に、ふと輸入食品の放射能のことが気になり始め、色々調べていくうちに午前中を費やしてしました。
【12:20】 昼食です。朝摘み取った菜の花の天ぷらとかき揚げを乗せた蕎麦を作りました。
青みには蕾菜をさっと茹でて添えています。
【12:50】 作業再開。 輸入食品の放射能については我が国はチェルノブイリ原発事故以来、今まで370ベクレルの規制値でやってきました。
しかし、福島第一原発事故から本年3月まで適用された暫定基準との間にはずいぶん矛盾が生じていたようですね。つまり、日本では原発事故後、国内の一般食品は500ベクレル以下に規制しましたが、輸入食品の370ベクレルとの間に隙間が出来てしまいます。もし、400ベクレルの輸入食品が発見された場合、対応に苦慮することになります。そのような理由から東京都では長年続けてきた輸入食品の検査を一時中断してしまったようです。
ところで、今までの輸入食品の違反事例は厚労省が発表していますので整理して近々記事にしてみます。
【15:30】 仙台駅前に向かうため家を出ます。今日はこれからイッセー尾形の仙台公演を見に行きます。昨年4月に予定されていた公演ですが、大震災で延期となり1年後に実現したものです。anegoさんに手配して頂き、予約券を入手いたしました。
【16:30】 買い物のため、先発していた妻とロフトで合流。公演が終わるのが20:00なので、軽く食べておきます。
【16:45】 私は野菜と豚の黒酢炒めを単品で、妻はアサリのせいろご飯に豆腐と野菜のトロトロ煮定食。
下戸の妻相手に私はビールも頂きました。ところで、ここはなんというお店でしょうか。正解はこの記事の最後に。^^
この店の人気メニューの一つ、黒酢炒めシリーズ。
鶏や鱈もありますが、豚ですと酢豚(古老肉)になりますね。ちょっと甘めで女性向きな仕上がりです。盛付パターンもマニュアル化されているのでしょう。ビシッと決まっています。
笑ってしまったのは、黒酢炒めを単品で頼んだのでそれだけが出てくるものとばかり思って、ミニサラダも頼んだら、、、、
なんと、サラダが被ってしまいました。定食からご飯と汁物を外したのが単品でサラダは単品でも付くのでした。だったら言えよ ^^
【17:45】 公演会場である五橋の福祉プラザに到着。少し間を置いてanego夫妻も到着。
イッセー尾形さんはいわゆるピン芸人ですが、今様のお笑い芸人とは一線を画します。テレビ向けに3~5分で爆笑を連発させる昨今の芸風とは異なり、緻密に計算された一人芝居を展開していくのです。私も今までテレビでしか拝見したことがなかったのですが、テレビと舞台は全く別物ですね。2時間で8人のキャラクターを披露してくれましたが、どれも洗練されていて素晴らしい。
旅館の女中だったり、サラリーマンだったり、櫓舟の船頭だったり。隅々までリアルに描写され、どれもありそうでいながら現実離れしたシュールなキャラなのです。テレビのお笑いに慣れ切ってしまうと、テンポの緩やかさに違和感があるかも知れませんが、これはお芝居であり、舞台劇なのだと思えばよいのです。そういえば、結婚前に天井桟敷や前衛劇にもよく行きましたねぇ。^^
イッセー尾形さんのキャラの入れ替えはなんと舞台の隅で行います。化粧から服の着替えも見せてくれます。還暦過ぎとは思えない引き締まった肉体美に胸がキュンとなったオ〇さま方も多かったのではないでしょうか。^^
【20:00】 いつもだったら、反省会で呑みに出るところですが、完全下戸の妻の前ではanegoさんも呑みづらいでしょう。明日の朝も早くから予定が入っていましたので、名残惜しくも会場で解散。
【21:30】 今朝、収穫した野菜とanegoさんから頂いた剥き蕎麦で軽く晩酌。
帰宅してから、ササっと酒肴を準備します。夕方、肉を食べましたので野菜だけの肴で純米吟醸田光(たびか;三重)をちびちび。
大好物の蕾菜の芥子醤油和え。時間がない時はそばつゆを薄め、練り芥子を溶いて調味液にします。
ポリポリとした茎の歯応えと蕾辺りの粒々した食感が対象的で面白いですね。春の息吹を感じます。
剥き蕎麦は茹でてから熱いそばつゆを張って頂きます。
天には昼に揚げた蓬の天ぷらと菜の花の花びらをはらり。
【23:00】 明日は5時半起きなので、もう寝ましょう。お酒の巡りも今宵はやや早めです。大変長い一日でした。anegoさんどうもありがとうね。
さて、先ほどのお店ですが、全国チェーンのごはん処、大戸屋(仙台ロフト店)さんでした。^^
いまさら、紹介する必要はありませんね。ヘルシーなメニューとリーズナブルな価格でいま爆発的な人気店です。うちの娘も東京でお世話になっているそうです。女性が一人で入っても安心な座席配置と接客なので、お客さんのほとんどが女性でした。平日のランチタイムだと♂リーマンも来るのかな。仙台には地元のはんだやさんがあるのですが、良いとこ取りをしてもらいたいものですね。^^
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