【宮崎県】宮宮コンビの味覚探索レポ(1/8) 郷土料理冷や汁とは

カテゴリー: 外食:その他

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 突然ですが、私は今、九州の宮崎に向かって飛び立とうとしています。正確に申し上げますと、昨年末のことです。もちろん出張だったのですが、三度三度の食事はきちんと頂きましたので、それらを掻い摘んでご紹介いたしたいと思います。結果的には宮崎B級グルメを一通り食べてきたことになりました。。。。おいおい、ちょっと待てよ。みちのくの食材や料理の紹介が趣意で、それに被災地支援を意識すると冒頭に掲げたばかりなのに、何の縁もゆかりもない宮崎の食べ物の紹介とはずいぶん節操がないんではないかい??? という早速の突っ込みにお答えします。^^




 実は宮城県宮崎県とは美味いもので繋がっているのです。今から4年前の2008年、当時の東国原宮崎県知事とおらほの村井知事は、仙台市内で開かれた宮崎県フェアにおいて、「宮城宮崎はよく混同されて正確に理解されていない。だったら、混同される両県で連携してお互いのPRをしよう。」ということになったのです。これが「宮宮コンビ」誕生の瞬間でした。両県とも日本の北と南からそれぞれ美味いものを全国に提供していますので、タッグを組んで特産品のPRを展開することになったわけです。

 
 
 鳥インフルエンザ口蹄疫で打撃を受けた宮崎県を応援するために、宮城県のアンテナショップ、池袋の宮城ふるさとプラザでは「宮崎応援フェア」なども開催されてきたのですが、昨年の東日本大震災以降は新宿にあるみやざき物産館において復興支援のフェアが開催され、売り上げの一部を支援基金に寄付されました。お互い痛手を負いましたが、「宮宮は美味い!」宣言の意気込みを絶やさず、今後も頑張っていきたいですね。「宮宮コンビ」の相方、大切な宮崎県ですから、がっちりレポートさせて頂きますが、全8編になる予定ですので、宮城の記事も組み込みながら徐々にアップして参ります。


 


 いつものように前置きが長くなりましたが、いよいよ出発です。 離陸後ほどなく、被災した仙台空港の全貌が見えてきました。
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 海岸の松林がなくなっている部分がありますね。海岸と平行に貞山堀が見えますが、この運河と海岸の間には多数の民家があったのですが、ほとんどなくなっています。

 

 これは上空から見た福島県の猪苗代湖会津磐梯山です。今頃はすっかり真っ白でしょう。
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 仙台から日本列島を縦断し、途中、大阪の伊丹で乗り換えて宮崎に入ります。



 
 宮崎空港はあいにくの雨。傘はあるとはいえ、雨の中でガラガラを引っ張るのは憂鬱ですね。
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 上空から見た宮崎空港は仙台空港と同じく海岸のすぐそばにありました。しかも、滑走路の一部は海岸から飛び出しています。津波に対しては無防備といってもよいくらいです。南海地震で数mの津波が発生すれば、機能は停止するでしょう。今までこんなことを考えたこともありませんでしたが・・・。


 

 

 飛行機からボーディング・ブリッジを渡り、空港ビルに入ろうとしますと、床にこのようなものが敷かれていました。
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 口蹄疫や鳥インフルエンザの持ち込みや持ち出しを防ぐための防疫マットでした。消毒薬が染ませてあるマットの上を歩くことで靴底の病原ウイルスを殺そうという意図です。ただ、ウイルスは靴底だけに付着しているわけではありませんので、これで万全というわけには行きません。





 宮崎空港からJR宮崎空港線で宮崎駅に着く頃には雨が上がって日射しも差して来ました。miyazaki1-6.jpg 
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 これも日頃の行いなのでしょう。^^ それにしてもこの光景、まるでマイアミですね。下の写真は晴れ上がったの翌朝の光景ですが、南国情緒ではなく、南国そのものです。


 

 ここは駅ビルのお土産物コーナーですが、さっそく宮崎らしい食べ物が目に止まります。右端に見える冷汁の素がそうです。
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 これはお土産用のパック入りの素です。半額に思わず釣られそうになりましたが、これからこれを食べに行きますので、我慢します。冷や汁って、ご存じでしょうか。薄切りにした野菜を擂った胡麻や味噌でしんなりさせて冷水伸でばした汁物です。日本国内では宮崎県や埼玉県に古くから伝わる伝統料理ですが、なぜこのような不連続な分布をするのか不明です。以前の記事で詳しく解説しておりますのでご覧下さい。


 

 まずは駅から2Kmほど歩き、すっかり有名になった宮崎県庁を表敬します。
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 もう、東国原知事はおりません。そのためか、一時はあれほど押し寄せた観光客の姿は全くありませんでした。


 

 宮崎県庁そばのふるさと料理杉の子さんの暖簾をくぐります。
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 あらぁ、庶民的な冷や汁を食べに来たのに、料理屋さんのような高級感がありますね。





 階段には豪華な額縁となぜかウナギの胴が。。。実は市内を流れる大淀川はウナギ漁が盛んでした。現在は養殖へと移り変わりましたが。 
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 案内されたテーブルの脇にもお隣、薩摩の黒千代香(くろじょか;焼酎用の酒器)がさりげなく置いてありました。格式の高さにだんだん心配になりつつも初志貫徹で冷や汁を頂きます。




 こちらが杉の子さんの冷や汁定食1000円です。
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 冷や汁って庶民の汁かけ飯なのですが、こう来られると背筋を正して頂かなくてはなりません。^^





 前菜としてもずく酢に擂った自然薯が少々。
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 最初にこれが出されて5分くらいしてから冷や汁が運ばれます。コース料理を食べているようです。



 
 主菜は冷や汁なのですが、マイワシの干物が熟れたよい香りを放っています。miyazaki1-14.jpg
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 香の物にもキュウリが添えられ、冬であることを忘れてしまいそうです。





 こちらがメインの冷や汁です。見た目は味噌汁ですが、決して冷めた味噌汁ではありません。
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 下には崩し豆腐が沈んでおりました。埼玉県の冷や汁と決定的に違うのは、カマスなどの焼き魚を擂りこんでいるところです。キュウリや大葉、ミョウガが夏の世界に引き戻します。


 

 冷や汁はこのようにご飯にかけて頂くの作法です。いやこれは歩いた後の体に染みますね。
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 ご飯も麦飯でさらりと流し込めるようになっています。我が家は細君の両親が埼玉県出身なので夏になりますと、週に何度か冷や汁が食卓に上ります。埼玉流は焼き魚と豆腐抜きでさっぱりしています。ですので、猛暑時には埼玉式の方が向いているかも知れません。


 

 食後には黒豆のアイスクリームが出されました。
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 さすがに食堂とは違いますね。料理屋さんの冷や汁は立派なご馳走でした。^^

 

 宮宮コンビの相方、宮崎県の美味第1弾は、宮崎県民のソールフード冷や汁を少し格調高くご紹介致しました。宮崎宮城同様、美味しいものに恵まれていますので、ご紹介したい食べ物がたくさんあります。しかし、限られた時間でのことなので、実食できた品目には限度あります。それでも整理しますと8編ほどになりましたので、冒頭のように不連続にはなりますが、徐々にアップして参りたいと思います。


【宮崎県宮崎市】宮宮コンビの味覚探索レポ 全8編

(1) 冷や汁とは
(2) 宮崎地鶏を堪能

(3) 夜のスナック肉巻きにぎり
(4) 懐かしの宮崎ラーメン
(5) 神の味宮崎ラーメン
(6) 宮崎神宮と焼きどうなつ

(7) 鬼の洗濯板と中華ランチ
(8) チキン南蛮とお土産


 



ふるさと料理 杉の子



・所在地  :宮崎県宮崎市橘通西2-1-4
・電  話  :0985-22-5798
・営業時間 :11:30~13:30/16:00~23:00
・定休日   :不定休(年末年始)
・駐車場  :契約駐車場あり、昼1時間、夜2時間無料券を発行
 

2012/01/07(土) 05:00 | trackback(0) | comment(0)
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