fc2ブログ

Vamosでスペインを味わう

カテゴリー: 外食:居酒屋・割烹

vamos0.jpg
  風写さんと居酒屋らくださんで日本酒を堪能した後は、二人ともワインが飲みたくなり、ふらふらと稲荷小路を北上しています。目指すはスペイン風バル、私はもうオリーブと赤ワインさえあれば、満足なのです。チーズかオリーブかと言われたらオリーブを取るほど好きなのですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 


 到着しました広瀬通から稲荷小路に少し入った所にありますSpain Bar Dining Vamos さんです。Vamosって、スペイン語でほらいくべとかさぁいくよって意味ですね。過日、チリの学生を案内した時、引率の先生はしきりにVamosって叫んでましたっけ(関連記事)。^^
vamos1.jpg vamos2.jpg
 
スペインの立ち飲みスタイルのバルとダイニングを組み合わせたような酒場です。暖かい季節ですと正面右手の道路に面したカウンター席が開け放たれて、立ち飲みできるのですが、この時期はさすがに締め切っていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やはりバルはカウンターじゃないとね。店員さんにワインやタパスのことを聞きやすいのがよいのです。
vamos3.jpg
 
スペインのバルですと、頭上にハモン・セラーノ Jamon Serrano がぶら下がっていたり、大皿の料理が並んでいて、指差してウナ・ラシオンって注文すると、タパ(小皿)に取り分けてくれたりします。または、爪楊枝が刺さった一口サイズの料理(ピンチョ)が並べてあって、適当にとってあとで爪楊枝の数で支払いすることもありますね、日本の回転寿司みたく。中にはピンチョ代が酒に含まれていて、食べ放題の処もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 さて、2軒目ですので、お腹もそこそこ埋まってます。まずは、目的のオリーブの5点盛りです。
vamos4.jpg
 
オリーブは黒と緑と、粒の大きさが違う品種がいくつかある程度の認識でいましたが、並べてみるとずいぶん色々あるものですね。オリーブと赤ワイン、、、私にとっては黄金の酒肴です。^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 オリーブだけじゃ、バルらしくないので、タパスの3点盛りをお願いしました。なんだろう、洋韓中が混在しているような料理ですね。
vamos6.jpg
vamos7.jpg
 
インゲンと玉葱のマリネ、揚げた鯵のような青魚のマリネ、それにどう見ても肉団子です。マリネには糸唐辛子が盛ってあり、酔ってながらにも奇妙に感じました。出来ることなら、プルポのマリネ、トルティーヤ、クロケッタぐらいは出してもらいたかったですね。スペインのバルを知らない人はこれらをスペインの料理と思い込んでしまうでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、ここでもワインをたっぷり頂きまして、そろそろ、お開きの時間です。ヨーロッパ流に最後はぎっちりきつい食後酒で締めたいので店員さんに相談しましたところこちらを出してくれました。
vamos8.jpg
 
イタリアの香草酒アマロ(Amaro)のようなヤツとお願いしましたら、フランスのシャルトリューズ (Chartreuse) を出してくれました。でも、これはもっぱら、菓子などのリキュールとして使われてますね。緑のエチケットのヴェールが55度、黄色のジョーヌが40度もあります。ヴェールを呑んでみましたが、甘味の強いいわゆるリキュール、イタリアのアマロとはかけ離れていました。

 

 

 

 

 

 


 風写さんと居酒屋らくださんで呑んだ流れできたVamosさん。仙台でもそれなりにスペインのバルの雰囲気が体験できるお店が増えてきたのは嬉しい限りです。ただ、どこの国でもそうなんでしょうけど、完全バリバリのスペインバルが突然やって来てもなかなかその地で受け入れられないのでしょう。中国料理も世界中に進出していますが、国ごとに異なっています。その国ごとに受け入れられやすいスタイルに変化しているのでしょう。日本における中国料理も同じでして、決して本場の料理と同じではありません。日本が産んだ寿司も世界では独自に進化してますよ。その姿を見ると嬉しいようで悲しいようで複雑な気持ちになります。

 

 

 

 

 

Spain Bar Dining Vamos

 

  • 所在地  :仙台市青葉区国分町2-1-1 19フジビル1F
  • 電 話       :022-721-6501 
  • 営業時間 :月~木・日・祝 17:00~翌3:00 金・土・祝前 ~5:00
  • 定休日    : 無 
  • 休 駐車場    :なし 

 

 


 

にほんブログ村 グルメブログ 東北食べ歩きへ← ランキングに登録中です。クリックでご声援お願い致します。
2010/01/31(日) 05:00 | trackback(0) | comment(14)
前ページ | | 次ページ

風写

URL | [ 編集 ] 2010/01/31(日) 13:58:20

キャッシュオンデリバリーなので、ぐいぐい行く人は面倒かもしれませんが、二次会やゼロ次会には良い店ですね。

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/01/31(日) 20:12:25

  風写さん おばんです。

 先日はお付き合いありがとうございました。
軽く大人呑みのはずが、楽しくてがっつりやって
しまいました。

 オッジさんやバモスさんのようにスペイン風のバルが
仙台にも増えているのは嬉しいですね。私も15年
くらい前にやってみたいなとマジに思ってました。^^

なお

URL | [ 編集 ] 2010/01/31(日) 23:45:41

ワインも久しく呑んでないなぁ~と思いながら拝見させていただきました。
私もオリーブ大好きです。見たことない壜詰め見つけるとついつい買ってしまいます^-^; ワインなしでオカシがわりに食べちゃうんです.....
因みに.....「つかさや」安いですょ(笑)

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/02/01(月) 06:44:00

  なおさん おはようございます。

 オリーブは美味しいよね。EXVのオリオも飲めるくらい好きなんです。
オリーブは油も取れるので高カロリーのようですが、可食部で
10個当たり35Kcalです。40個食べてもご飯お茶碗1杯程度です
から、ご飯を抜けばOKですね。でもまあ、そんなに食べないか。^^

anego

URL | [ 編集 ] 2010/02/02(火) 01:43:31

なんでもパクパク雑食動物のワタクシですが、
オリーブはまだ、本当のおいしさを知らないかも・・。
今まで出会ったものが良くなかったのかなあ?
マティーニもオリーブ抜きで飲みますし・・。
どの辺から攻めたら開眼できますか?選び方とか、購入先とか。


サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/02/02(火) 06:14:31

  anegoさん おはようがんす。

 そうねぇ、今まで食べたオリーブで一番美味しかったのは、
あちらの家庭の庭で取れたホームメイドのオリーブ漬け。
これは余計なものが一切ないので、香り豊かでまろやか。
 次が小豆島の瓶詰めでしょうか。特に昨年ちょろりさんから
頂いた新物のパック。これも目から鱗ものでした。

 一番不味いのは、100円の種抜きの缶詰。種を抜いて
ピメントかなんかを詰めたものがありますが、あれは実の
旨味が抜けます。輸入品から選ぶなら大粒の種ありグリーン
で瓶詰めのもの。最初は300円以上のものから始めた方が
安全でしょう。宮城でも露地栽培できれば、作るのですがねえ。

びーえむあい

URL | [ 編集 ] 2010/02/02(火) 12:23:15

スペイン風バル♪という響きに反応しちゃいます♪

スペインにはまぐろ畜養で地中海へ行った事がありPaellaの食べ比べ~マドリードでは古いバル巡り…
花火でバルセロナ…オシャレなバル巡り
今迄の旅の中で最高の肴”たちとの出会いがありまして
その延長が?
横丁、赤提灯巡りに繋がっているのかもしれません(笑)
どちらも呑兵衛天国”って感じですよね♪

大きく分厚いマシュルームの中に黒オリーブなどが詰まった鉄板焼き”
たしかに爪楊枝が使われてましたね~
食いたいな~

ちょろり

URL | [ 編集 ] 2010/02/02(火) 16:07:14

サエモンさん、こんにちは。
書き込みご無沙汰すみませんです。

スペインでバルホッピングしたちょろりとしては見逃せない記事です。
向こうの人は友達3人くらいでお気に入りのバルをハシゴしますね。

日本で居酒屋ハシゴすると結構会計がかさみますけど、
スペインバルはタパスもワインも安いのがありますからね。ハシゴ酒の天国や~。

オリーブも大好きな私。
美味しさではやはりタネ付きに限ります。
食べるのが面倒という方には、専用の種抜き器が売ってますから、
ポンポンタネを取ってポイポイ食べましょう。
ブラックオリーブには赤ワイン、グリーンには白が合う気がします。

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/02/02(火) 19:24:55

 びーえむあいさん おばんです。

 バル巡り。。。いいですねぇ~。
立ち呑み文化はスペインが世界最高峰でしょう。
イタリアのバールは呑み主体じゃないので、
肴もスペインほど充実していません。それに
イタリア料理より日本人好みの酒の肴という点
ではスペインの方が勝ってますね。

 郊外レストランじゃない古いタイプのはんだやさんが
小皿料理で立ち飲みさせると和製バルだったかも。^^

 そうそう、マッシュルームは日本では幼稚園児
のようなちゃっこいのしか食べませんね。開いた
ヤツも美味しいのにね。 

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/02/02(火) 19:35:31

 ちょろりさん お久しぶりです。

 バルのハシゴやってみたいですね。
仙台にも数軒ありますので、やってみようかな。
途中で仙台発祥のバルぼんてん酒場さんも
経由してね。^^

 オリーブの種抜き知ってます。車掌さんの鋏
みたいなヤツですね。フルッ 抜いた後に開く
十字型の穴が格好いいんですよね。^^
私は黒が好みですが、anegoさんの入門には
グリーンかなと思いまして。

 そういえば、暑気払いの二次会の後で
ちょろりさんは、こちらのバモスさんで独酌して
ましたね。ワイン一杯お付き合いしましたら
終電逃してしまいましたぁ。^^

anego

URL | [ 編集 ] 2010/02/03(水) 00:22:02

サエモンさん、ちょろりさん、アドバイス参考になりました。
小豆島のオリーブが気になるので今秋ゲットを目ざしますが
まずは種付きグリーンから試してみたいと思います。
開眼v-416したら報告しますね!

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/02/03(水) 05:15:51

anegoさん

 まだ、小豆島の新漬けオリーブは販売されて
いるようですよ。例えばこちら。
http://www.inoueseikoen.co.jp/fs/seikoen/c/foods
 でも、送料を考えると、あまりお得じゃないかもね。

 オリーブは意外と寒さにも強いようで、氷点下8~10℃
にならなければ露地栽培出来るみたいですね。今年、
植えてみるかな。

anego

URL | [ 編集 ] 2010/02/03(水) 20:04:57

サエモンさん・・・
実はこのサイト、記事を見た当日にチェック済なのです・・・。
新漬け商品はすべて「完売」って書いてありますよ~ん。
人気なんですね。やっぱり、今秋ゲットを目ざします^^

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/02/03(水) 23:01:27

  anegoさん

 だったか、すまんかったの。
栽培に成功すれば、地物オリーブかせるでな。^^












管理者にだけ表示を許可する
http://bimikyusin.blog109.fc2.com/tb.php/34-8001f93d