福呼弁当をせせらぎで
カテゴリー: 紹介:加工食品・調味料
お見苦しい画像から入りますが、ご容赦願います。でも、これが気仙沼の現実なのです。特に冷凍工場が多かった海岸部は流れ出した魚を餌にクロバエやキンバエが大発生しています。白い色が好きなようで、白い車や白いシャツはすぐに集られ、黒豆煎餅のようになります。気仙沼市でも殺虫剤を撒いたり対応に追われていますが、海岸から数キロ離れた私の部屋にも飛んできます。部屋に侵入されますと、衛生上の問題だけではなく、朝暗いうちから飛び回り、顔にまつわり付いたりして安眠が妨げられます。
これは被災地で流行っているハエ取り装置です。穴を開けたペットボトルに酒と酢と黒砂糖を混ぜた誘引液が入っています。
仕掛けて一晩も経過しますとこの有り様です。面白いように採れますが、これってハエを集めていることにならないかなぁ。部屋の中に入ってしまったハエを捕えるには良いのですが、外に仕掛けるとハエを呼んでいるような気がします。^^
さて、また、今日のお昼も癒しのせせらぎで頂きましょう。
晴れた日には弁当を買って、大川の河原で食べるのが楽しみになりました。一時ですが、ハエや瓦礫を忘れることが出来ます。
大川のせせらぎ公園の近くで面白いお店を見つけました。
なんと弁当が250円ですって。@@ 興味津々。
畑の中に出来た仮店舗のようですね。
さんちょく道の小屋???。パクってますなぁ。^^
250円の弁当の他にも野菜やカップ麺、ドリンク類も置いてあります。
気になったのが、この南蛮味噌焼き。。。気仙沼ではソウルフードらしいのです。もちろん買いましたよ。^^
さっそく、いつもの河原でランチタイムを楽しみます。
小さなラベルには、がんばっぺ気仙沼 福呼(ふっこ~)弁当とあります。若いご主人らしいギャグセンスです。それにしてもこの弁当、250円はお値打ちです。サバの竜田揚げやシーフードフライ、春雨の中華風酢の物など盛り沢山。でもちょっと、カロリーオーバーですね。
さて、気になる南蛮みそ焼ですが、揚げてあるように見えますが、手焼きと書いてあります。
手づくりだそうで、「みんなちがって皆おいしい」とも。なんだか含蓄のあるフレーズですね。スマップの世界に一つだけの花を思い出してしまいました。
南蛮みそ焼とは、要するにみちのく名産の紫蘇巻きを平たくしたものです。
南蛮とあるように、ピリッと唐辛子が利いたナッツ入りの甘味曽が白いご飯とよく合います。ご主人曰く、夏でも常温で保存できるのでかつては重宝な惣菜だったとのこと。でも、やっぱり揚げてあるように見えますが、多めの油で炒め焼きにしたのでしょうか。
被災地、気仙沼も梅雨が明けてすっかり夏になりました。先週末は34℃にも達し、那覇よりも暑い日となりました。今日は朝から30℃を超え、ニイニイゼミの初鳴きもありました。エアコンのないワンルームはもう地獄です。昨年に引き続き今年の夏も酷暑になりそうな予感がします。このままでは危ないです。清水の舞台から飛び降りたつもりで、冷蔵庫を買うことにしました。決して冷たいビールを飲むためではなく、あくまで熱中症対策です。^^ 皆様も暑さ対策を抜かりなくお過ごし下さいませ。
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