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3.11東北地方太平洋沖地震から50日が経過し、大きな余震もかなり治まってきました。我が家は高台にあるので津波の被害は受けなかったのですが、激しい揺れによる基礎のひび割れ、壁の亀裂、ドア開閉の不具合などが生じています。さらに、食器棚の中身が飛び出して大切な食器も数多く失いました。ただ、突っ張り棒をしてあったので独立した食器棚でも倒れることはありませんでした。
悲惨だったのは本棚。安いスチール製でしかも突っ張り棒なしだったのでいとも簡単に転倒し大部分の本が床に山となってました。ここは2階のホール風の部屋でこの奥に二部屋があるのですが、とても行くことができません。

実は3.11の本震でこてんぱにやられた後、コツコツと積み直して来たのですが、4月7日深夜に起きた宮城県沖を震源とするM7.1の大きな余震で再びぶち倒されました。この写真は余震の翌朝に写したものです。早く突っ張り棒をしなければいけないと思いつつも、周辺のホームセンターが営業を開始できない状態が続いていました。おそらく、開店しても真っ先に売り切れたでしょうけど。
そこで、楽天市場でアイリスの突っ張り棒(ML60~80cm)を2セット購入。


1セット2490円。この投資が功を奏してくれるとよいのですが。 突っ張り棒には様々な種類とサイズがあります。こちらをご参考に。
さっそく、本棚と天井の間に装着し、ネジを回して突っ張ります。


今度こそ頼みますよ。まだまだ、M8クラスの大きな余震がやってくる可能性がありますから。
何とか積み込みました。余震よ来るなら来い! でも、来なくてもいいからね。^^


これで転倒したら、スティール本棚は諦めます。本棚の所々に隙間が見られるのは、古い学会誌などの定期刊行物を処分したからです。ちょっと悩んだのですが、どんどん溜まる一方ですので英断を振るいました。
一方、こちらはガラス扉付きの木製本棚。突っ張り棒もしていないのですが、本が少し飛び出しただけですみました(上の写真参照)。

やはり、重量があり下半身がしっかり作ってありますので、転倒しなかったのでしょう。こちらは料理関連の書籍、仕事の専門書より料理本の方が優遇されているのです。^^
ところで、本は崩れてもあまり痛みませんが、食器や液体が入った瓶類はダメージが大きいですね。通勤途中にやまやさんが開いていたので覗いてみました。


地震と津波で店内は大打撃だったようですが、4月中旬からは開店していたとのことです。汚れてしまった酒類を格安で提供してくれています。もっと早く気付けば良かった。^^ ただ、綺麗に並べ直された商品棚には突っ張り棒のような耐震装置は取り付けられていません。
ほぼ、半値で購入したワインと焼酎です。ラベルが少し剥がれていたり、汚れている程度ですのでお得です。

ワインは通常1,000円前後の物が500円。カリフォルニアの赤(ピノノワール)、チリの赤(シラー)、フランスのロゼ(メルロー)を仕込みました。おまけのそば焼酎はたったの300円。^^
地震と大津波から50日以上が経過し、復旧のための国の一次補正予算も可決しました。復興はまだまだ先ですが、瓦礫処理などの支出の裏付けがハッキリしました。義父の四十九日はまだですが、少し心持を明るくして参りましょう。休みの日にはもっぱら家の修復や室内の整理に追われる日々ですが、落ち着いたら温泉にでも入って美味しい蕎麦でも手繰ってみたいですね。^^
2011/05/06(金) 05:00 | trackback(0) |
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