マダラのニョッキトマトソース焼き
カテゴリー: 未分類
冷凍庫を整理していましたら、マダラの半身が出てきました。白子鍋をやった時に頭や中落ちなどのじゃっぱ(アラ)は使いましたが、身の部分は冷凍庫にしまっていたのでした。タラの身も冷凍しない方が美味しいのですが、タラ料理が続きますとさすがに飽きてしまいますからね。さて、今日はこれをどうやって頂きましょうか。
前夜の夕食ははトマト鍋だったので、鍋にダシのよく利いたトマトのスープが残ってます。
これを利用しない手はないですね。ただ、ブイヤベース風のスープではトマト鍋が続くような感じになってしまうので、これにホールトマトの水煮缶を加えてから煮詰めてソースにします。
そこで主役のタラですが、半解凍のままシャリシャリ叩いていきます。
練り物を作るのではありません。冷凍のタラはいくら塩を加えて擂っても蒲鉾にはなりませんので。少し、粗めのミンチにしておきます。
これに卵と最少限のつなぎとして小麦粉を加えます。香り付けにナツメグ少々振って混ぜ合わせます。
ジャガイモの代わりにタラの身を使ったニョッキを作ります。通常のニョッキより小麦粉の割合を減らして食べた時にタラの身を感じるようにします。
手に水を付けてそっと丸めてフライパンで焼いていきます。
生地が柔らかめの時はスプーンで落として形を整えます。
こんな感じで表面に焼き色が付けば十分です。
このあと、オーブンで焼き上げますので中はまだ生でよいのです。
土鍋のトマトソースも程よい硬さになってきました。
なにせトマト鍋の残りですから、肉や野菜の旨味が凝縮しています。これくらいのトマトソースをあえて作るのにはかなり時間がかかります。
耐熱容器にトマトソースを敷き、タラのニョッキと茹でたホウレンソウを交互に並べます。
ホウレンソウの代わりにキノコ類でも美味しそうですね。最後に残りのソースを上に塗して準備完了。
200℃で30分くらい焼きます。
デロンギコンベクションオーブンは小型高性能なのでずっと愛用しています。
表面に少し焦げ目が付き始めたら完成です。
熱々を頂きましょう。忘れてしまいましたが、表面にパン粉や粉チーズを振りかけておきますと見た目もお洒落でしたね。
ニョッキと言うより、ふんわりしたパンケーキのようなタラの白身。
マダラは癖のない魚なのでどんなソースにもよく合います。トマトソースも旨味たっぷりでタラの淡泊さをフォローしてくれています。
魚のトマトソース焼きは我が家でもよくやる料理ですが、これは、サバなどの青魚でも美味しくできます。その場合は今回のようにニョッキ風にしないでフィレを軽くソテーしてからソースをかけて焼き上げます。ローズマリーやタイムの香りを利かせると非日常的な味わいになりますね。
コメントの投稿