【福島県南相馬市】なみえ焼きそばAGAIN
カテゴリー: 料理:麺類
先日、福島県浪江からの帰り道、原町辺りを通過中に懐かしい物が目に飛び込んできました。原町名物のタワーです。ちょうど、道の駅もあったので休憩することにしました。このタワーを見たのは何年ぶりでしょう。学生時代、サイクリングに燃えていて、東京-仙台間を4日で往復したことがありました。喘ぎながらペダルを漕いでいたのですが、この不思議なタワーが目に焼き付きました。でも、なんだか昔より小さくなったような気がするなぁ。
道の駅に車を止めて、辺りを散策しますと無線塔跡地と書かれた花時計と無線塔跡の看板がありました。
昔、見たタワーは煙突ではなく、無線塔であったことと、当時の塔は今はなく、先ほどの塔は1/10スケールのモニュメントであることがわかりました。
看板の航空写真を拡大しますと本物の無線塔は相当大きな物であったことがわかります。
大正10(1921)年に建設され、高さは約200m、当時、東洋一の建物だったそうですが、昭和8(1933)年には無線塔としての役目を終え、その後は原町のシンボル、海上交通のランドマークとして親しまれてきましたが、老朽化のため昭和56~57(1981~1982)年にかけて解体されたそうです。自転車を漕ぎながらのチラ見でしたが、その大きさは不気味なくらいで別の惑星の町にワープしたような気持ちになったものでした。
せっかくだから、道の駅を物色することにします。野菜も安くて魅力的です。
お土産になにかお菓子でも買って帰りましょう。
と、なんと袋入りのなみえ焼きそばを見つけてしまいました。
太っちょととっても太っちょの2種類があります。浪江で食べた元祖なみえ焼きそばの店、縄のれんさんの麺はとっても太っちょの太さ位ありましたので、こちらを購入しました。お土産のお菓子もちょっと面白い品を見つけたのですが、これは次の記事で報告します。
自宅でさっそく再現です。材料は麺とソース以外に豚肉ともやしだけです。
縄のれんさんの豚肉は厚切りだったので、カレー用の角切り肉を開いています。
この麺の太さをご覧下さい。ほぼ5mmあります。
鹹水が使われていなかったら、完全なうどんですね。^^
始めに豚肉、続いてもやしをさっとだけ炒めます。
袋の記載された作り方だとこれに麺を加えて炒め合わせるとなっていますが、もやしがへたってしまうので、別々に炒めます。
続いて、麺をレンジでチンして柔らかくし、さらにお湯を回しかけながら炒め煮にします。
普通の焼きそばでもレンジをかけてから炒め合わせた方が麺がブツブツ切れないで済みます。
麺が柔らかくなってきましたらソースを加え、最後に軽く炒めておいた豚肉ともやしを加えます。
ソースとお湯がだぶついている位でよいのです。水分が飛ぶまで炒め煮を続けます。
やっと完成。通常の焼きそばの倍以上時間がかかりました。
インパクトのある光景ですよね。どう見ても焼きうどんです。^^
先日買って来た同じ福島県の青海苔を揉みながら盛ってみました。
縄のれんさんのふた味(一味とガーリック)はないので、ゆず七味やチリペッパーで代用します。
やはり、なみえ焼きそばはパワフルだなぁ。でも、術後の妻は少し食べ辛そうでしたね。そりゃそうですよね。私だって顎が疲れるのですから。^^ これはお土産と言うより浪江のインパクトを知ってもらいたかっただけです。なみえ焼きそばの記事にも書きましたが、この焼きそばは近年の極太麺ブームに乗ったものではなく、半世紀も前から浪江で親しまれてきたとのこと。浪江の人たちもパワフルなんですねぇ。
道の駅南相馬
・所在地:福島県南相馬市原町区高見町二丁目30-1国道6号下り
・電 話:0244-26-5100
・営業時間:8:30~20:00
・定休日:無休
・駐車場:普通車68台

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