皆さま、今年もご閲覧頂き、ありがとうございました。
皆さまに支えられて、記事を書き続けてくることができました。
来年もご指導、ご教示よろしくお願いいたします。
今年も残すとこあと半日。この一年の社会情勢を振り返ってみてもあまり良い印象がありません。政権交代や事業仕分けなど政治改革のスローガンも多々産まれましたが、マニフェストがあまりにバラ色すぎただけに現実とのギャップが目立ちます。一方、巷では新型インフルエンザのパンデミックを恐れ、手洗い・消毒・うがいが定着したためか、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の患者数も例年にないくらい激減しています。そういう意味では飲食店や牡蛎生産者にとっては怪我の光明でした。
芸能界では以前から燻っていた麻薬汚染が顕わになり、キンブ・オブ・ロックのマイケル・ジャクソンさんも麻酔薬に依存していたことで他界するという悲しい年でもありました。その中でこども店長の加藤清史郎君の可愛いながらもしっかりしたキャラが大いに受けました。かたやリアルの大人には草食系男子などというカテゴリーを作って生物としての活性低下を容認するような現象もありました。スポーツ界では明るい話題も多かったですね。WBC2連覇を皮切りに、ゴルフ、アイススケートとヒーローが大活躍。みちのくにとってはベガルタのJ1昇格が大金星でした。
さて、我が家の大晦日は、例年、夜にささやかながらご馳走を頂き、最後に〆でざる蕎麦を食べるのが習慣だったのですが、やはり歳とともにこのパターンは食べ過ぎだろうと言うことで、昼に年越し蕎麦を食べて、夜は酒肴で軽く済ませることにしました。長男は年内に帰って来られないので、飲むのは私だけ。細君と娘はご飯にします。今年の年越し蕎麦はちょっと豪華に牡蛎三昧蕎麦です。牡蛎好きには垂涎ものの年越し蕎麦ですよ。^^
今日は鳴瀬の牡蛎を使います。今年は大小が混じっていましたので、大きめのものを天ぷら用に取っておいて、残りを日本酒、醤油、味醂少々を等量の水で薄めた煮汁でぷっくらするまで煮付けます。
加熱する加減が難しいのですが、こればかりは何分とかで説明できません。頃合いを見て食べてみるしかないでしょう。あまりにさっと煮でも煮汁にダシが出ないので牡蛎と汁両方の見極めが必要です。
牡蛎を煮ている間に昆布とダシパックで濃いめのダシを取っておきます。
このダシに先ほどの煮汁と市販のつゆも加えて、蕎麦の汁としての味を決めます。煮汁が多すぎる場合は牡蛎の実とともに密閉容器に入れて冷凍保存しますと、お好きな時に牡蛎ご飯(作り方)がすぐに楽しめます。
蕎麦の汁が出来ましたら、牡蛎の天ぷらを揚げます。
この揚げ立ての牡蛎の誘惑は強烈です。我慢できず、味見と称して1個つまみ食い。醤油を数滴垂らしてパクッ、めっさ美味いやん。^^
このあとは迅速に調理を進めます。蕎麦を茹でて、直ちに仕上げにかかります。
今日は更科の生麺を用意しました。茹で時間も2分程度、その後も刻々と伸びていき行きますから、家族を食卓に着かせます。
はい、出来上がり。牡蛎天+煮牡蛎の年越し蕎麦です。セリと柚子は必須アイテムですよ。
牡蛎のエキスがたっぷり入った汁は多少濁りますが、旨さは最高。
熱々の天ぷらも汁を吸って半分フワフワ、半分カリカリです。
牡蛎は生から揚げてますので、身はふんわりしています。衣につゆが染みてよい具合に馴染んでくれています。
煮牡蛎はコロンと締まって天ぷらとはまるで異なる食感です。
甘辛く煮た牡蛎はこれだけで酒が飲めますね。^^
牡蛎蕎麦はやはり細めの蕎麦が合いますね。
牡蛎の旨味が細めの蕎麦によく絡んで夢心地の味となりました。芹や柚子の香りが名脇役となっています。
そして、その夜・・・・
今年のお年取りの酒肴は、魚貝類が主体です。寒いので湯豆腐も作りました。野菜もたっぷり入れて栄養のバランスを図りました。
昨年の年取り魚はなめただったのですが、今年は奮発してキチジです。
今日は一日お節料理作りで翻弄しました。味見を兼ねて、ちょっとずつ並べました。
私はこれらで森民の特別純米雄町をチビリチビリやってますが、細君と娘はもうご飯を食べています。
ホタテの刺身はこの食べ方が一番好きです。殻付きで触ると殻がパシッと閉じるくらいのホタテを買い求めます。
金属のクリームヘラでホタテの上蓋を外し、ウロ(内臓)とヒモも取り去ります。山葵醤油を垂らして、アイスクリームスプーンで掻き取りながら食べていきます。薄造りの刺身とはまるで別物の美味しさですよ。ヒモは塩を振ってザルで擦り洗いするとヌメリも取れて白くなります。
滅多に食べられないのですが、やはりキチジは美味いですね。
トロッとした脂の乗った白身が堪りませんね。食べ終わった骨と煮汁にお湯を注いで最後まで味わいましたよ。^^
年越し蕎麦はお昼に食べていますので、あとはテレビでも見てゆったり過ごし、遠くから響き渡る除夜の鐘でも聞きましょう。ただ最近はそれ以前に撃沈することが多くなってますので、どうなることやら。^^ 子供の頃、私の両親は除夜の鐘を聞いてから、近くの神社に初詣に出かけていきました。当時の両親の年齢を超えた私ですが、とても真似が出来ません。その信心深さが今も元気で過ごせる原動力となっているのかも知れません。神頼みも時には必要でしょうが、自分の力で今年こそはよい年にしたいと思っています。皆さまも良いお年をお迎え下さいませ。元日の記事のアップはお昼頃になると思います。
減量54日目:健康診断で引っ掛かり、お医者様から体重3Kgの減量を指示されました(関連記事)。それくらいなら軽いものと1ヶ月での達成を宣言しましたが・・・・。
減量そぼろや減量弁当で順調に減ってきた体重ですが、あと500g前後のところで乱高下しています。年末は忘年会あり、外食ありでカロリー摂取も多めでした。これから、しばらく、新年会やらでまた、食生活が乱れますが、諦めずに気長に続け、せめて変動の中心が-3Kg(余剰体重0) のラインにしたいと思います。
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