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(5)たらい舟で佐渡料理

カテゴリー: 外食:居酒屋・割烹

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 古町通りの地鳥庵さんで勢いを付けた新潟食い倒れツアーの一行はいよいよ本命の地酒のお店に到着いたしました。呼び水を入れているだけに相当吸収力がアップしていると思われます。さて、新潟地酒を徹底的に味わいましょう。

 




 
 おおさんご推奨のお店は佐渡料理のたらい舟さんでした。 
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地酒のコレクションは然ることながら、魚も美味しいと評判のお店です。たらい舟は佐渡島のごく沿岸で営まれる小漁に使われる船の一種です。男衆が沖合に漁に行く間、女性がタライ型の小舟でサザエやワカメを採っていたそうです。現在は観光の目玉として、一般の方も乗れるそうですよ。


 





 着席しますと、鍋と先付三点盛りがセットしてありました。
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セットの仕方に乱れがなく、この先の展開が期待されます。本日は飲み放題5,000円コースとなっております。

 




 本日のお献立はご覧のとおり。毎日、書き換えているのですね。
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料理の解説が要らないので助かります。^^

 





 宮城では採れないサザエ、ハタハタ、ジュンサイに舌鼓を打ちます。
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なかなか快調なスタートです。


 





 お鍋は鶏すきです。
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日本酒を楽しむ時には、牛のすき焼きでは味が強すぎるように思えます。これも配慮なのでしょう。


 





 さて、新潟の地酒ですが、コレクションの多さに圧倒されます(クリックで拡大します)。
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本日は飲み放題ですが、一部を除き一合400円均一なんですね。5種類飲んでも2000円、これはアラカルトでもリーズナブルなお値段で楽しめそうです。


 




 お酒にはこのような付箋が張られて供されます。
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みなさん、あれもこれも味わいたくて。片っ端からオーダーしていきます。ところで、我らの席を担当してくれた店員さんが女優のようにお綺麗で男衆は目がハートマークでした。^^


 




 ここでお造り登場。正面には外子を塗した地物の南蛮海老です。
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南蛮海老はいわゆる甘えびですが、普通、仙台で出される甘えびは輸入した冷凍物であることがほとんどです。地物は身の弾力と澄んだ甘みが特徴です。

 





 ミニチュア心太突きとともに出されたのは、自分で押し出す滝川豆腐です。
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滝川豆腐は豆腐を摺ったものや豆乳を寒天で固め、細長く突き出して、流れのように盛った料理なのですが、長さが足りず、滝川というより短い水路のような流れにしかなりません。^^


 




 天ぷらは海老、茄子、南瓜と獅子唐です。
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 これに関しましてはごく普通でした。

 



 〆のお寿司はマグロとイカと蒸し海老に巻物2種。
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 味噌汁は南蛮海老の頭入り。これが佳い味を出しています。


 


 新潟の地酒とともに新潟の味覚を存分に楽しみました。それでも一同はまだまだ元気、次に行くぞの勢いですが、 明日も朝からハードスケジュールです。ぼちぼち、〆のお蕎麦に行きたいと思います。次の記事では新潟ならではの個性的な蕎麦をご紹介致します。
 


 

魚と酒 たらい舟



所在地:新潟県新潟市中央区東堀通8番町1411  
電 話:025-225-0101 
営業時間:17:00~22:30  
定休日:日曜  
駐車場:なし




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2009/06/05(金) 05:00 | trackback(0) | comment(16)
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大名マーク

URL | [ 編集 ] 2010/07/22(木) 10:12:07

あれっ
女優さんは?

anego

URL | [ 編集 ] 2010/07/22(木) 10:39:39

どれも一合400円!?@@
さすが地酒王国。軽いツマミで、あれこれ呑み比べしたいですねえ。

先日、ユケチュウさんと山形に「ジュンサイ摘み」に行くつもりが
今年は成育状況が悪いため一時中止でガッカリ。
いわれてみれば先日の母里のジュンサイもチビチビサイズでした。
新潟のジュンサイはいかがでしたか?

愛酒る会

URL | [ 編集 ] 2010/07/22(木) 12:45:12

はじめまして、隠れファンです。美味究真1から拝見しており、男の料理も真似て作っています。新潟に息子が住んでおり、年2回くらい家内と遊び方々行ってます。古町周辺は夜の散歩コースで旅情あふれる町並みが好きです(酒好きにはたまらない)。これからも新潟食い倒れツアー楽しみにしております

lucky

URL | [ 編集 ] 2010/07/22(木) 15:41:14

北雪!日本酒好きになったきっかけのお酒です。
それにしても素晴らしい品揃え。
今、うすら笑いが出ていました^^;

kazu

URL | [ 編集 ] 2010/07/22(木) 23:43:47

あの小さなたらい船の上で、佐渡料理を味わうなんて・・・んなわけないと思ったら「たらい舟」という名の店なんですね。
ちなみに、この船、熟練しないと前に進みません(経験者)。
昔、佐渡に流された罪人が、この船で、新潟へ自力で逃げたという話聞きました。アンビリバボー!

五種類飲んだら、五合じゃないですか。つぶれちゃいそう。

随分前、佐渡の真野長浜で刺身の皿盛り(丸ごとウニ、あわび、さざえ、甘エビ、アジなど)いただいたことあります。3000円! 漁師のやってる店だからできるのですね。
地のものは、時折り知らない魚が出てきたりしますが、それがまた楽しいものです。最近トンとごぶさたですが・・・

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/07/23(金) 05:31:37

 大名マークさん
 興奮のあまり、ブレブレの写真しか残りませんでした。^^
冷静な風写さんなら、きちんと撮っていたかも知れません。

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/07/23(金) 05:35:19

 anegoさん おはようございます。

 これだけの銘酒が400円均一で飲めるなんて、極楽ですね。
ジュンサイは写真のようにほんのちょぼっとだったので、生鮮か
瓶詰めか判断しそこないました。ジュンサイももちろん顕花植物
ですので、成長は年ごとの温度や光の影響を強く受けるのでしょうね。

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/07/23(金) 05:36:32

愛酒る会さん 初めまして。

ご閲覧ありがとうございます。
新潟の町は今回、初めて歩きましたが、昔の面影が残り、
情緒ある佳い町でした。できれば、裏通りの気になったお店を
一つずつ巡りたいものです。
新潟シリーズ、、、通常の記事も追われるように書いており、
執筆がかなりスローペースになるかも知れませんが、ご笑覧
よろしくお願い致します。

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/07/23(金) 05:37:23

 luckyさん おはようございます。

 素晴らしいお店でしょ。新潟に行かれたら、まずはこちらの
暖簾を潜ってみてください。新潟の酒を色々試すには最適な
お店です。それにリーズナブルだし。

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/07/23(金) 05:38:19

 kazuさん いつもコメントありがとうございます。

 え~、たらい舟、、、操船されたことがあるんですか。
転覆はしにくい構造ですが、波切りも悪いし、風にも流され
そうですね。
 佐渡にも渡ってみたいです。次は新潟で食べ残した郷土料理と
佐渡の漁師料理を味わってみようと思ってます。

風写

URL | [ 編集 ] 2010/07/24(土) 07:38:42

大名さん
こちらへ
http://hoosha.blog83.fc2.com/blog-entry-294.html

大名マーク

URL | [ 編集 ] 2010/07/24(土) 08:44:38

風写さんありがとうございます
本当にきれいな方です
美人二人と美味しい酒と料理
天国でしたネ
羨まし羨まし

おお

URL | [ 編集 ] 2010/07/25(日) 00:16:23

ワタシがたらい舟に一人で行った時には、カウンターでおねえさん達が入れ替わりお相手してくださいましたよ。

佐渡には漁師さんがやっている居酒屋を知ってます。
冬に行くと茹でたてのカニとブリづくし。
コレが目当てで出張してました。

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/07/25(日) 11:10:48

  おおさん 暑いですね。

 私は一昨日の後遺症がまだ残っており、お昼は
冷たいお蕎麦にしようと思ってました。
 たらい舟のおねえさんも捨てがたいのですが、冬の佐渡も
惹かれます。厳しい寒さの中で食べる地元の料理も
いいものですね。

wakame

URL | [ 編集 ] 2010/07/27(火) 06:15:05

おはようございます☆

ぜーんぶおいしそうなのですが、南蛮海老に釘付けです。。。でっかーい!
おいしそう。。いえ、美味しかったのでしょうね(T.T)

続きが楽しみです。。☆

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/07/27(火) 20:36:21

>wakameさん

 さすが、新潟は南蛮エビ(甘エビ)の本場です。
鮮度が違いますね。美味しい物は産地で食べるべきですね。
新潟は宮城にない食材も多く、今後のツアーが楽しみです。











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