母里の島豚そば(長町@仙台)
カテゴリー: 外食:蕎麦
このコンパクトにまとまった日本庭園を眺めながら美味しいお蕎麦を食べることが出来たら素晴らしいでしょうね。そんな夢が叶うのが長町の母里さんです。私好みの滝から流れ落ちる細流と澄んだ水が疲れた心身を洗ってくれるようです。
母里(もり)さんはただの蕎麦屋さんではなく、料理屋さんなのです。緑提灯も掲げられていますね。
ランチタイムの旬菜五穀膳が女性に人気です。
このところ、天ざるが続いてますので、このお店独特の幻の島豚汁そば1350円を頂きます。
蕎麦は陶器の皿に盛られてきました。幻の島豚とは、奄美大島で飼育されてきた中国系の黒豚ですね。最近、石巻市牡鹿でも飼育されるようになったと聞きます。
汁には島豚がこれぞと言うくらい入っていました。
豚の他にはナメコ、ナラタケ、マイタケなどのきのこ類がふんだんに使われていました。そのためか、汁には適度なとろみが付いています。
薬味も2種類添えてくれました。
左は柚子胡椒、右は柚子粉を混ぜた一味唐辛子のように見えましたが、anageさん情報で黄色い一味と判明。こんな唐辛子があるのですね。@@
そしてこの蕎麦。やや短め目の細打ちです。
星も散在しますので、挽きぐるみの二番粉くらいでつなぎは少なそうです。そう言えば、表に常陸秋そばの幟がありましたね。
豚の甘い脂ときのこのとろみががそばともよく合います。
薬味を使いながら味の変化も楽しみます。
食後のそば湯はお庭を見ながら啜ります。
池の水も澄んでいて、本当によく手入れの行き届いたお庭です。
昼のひと時、庭園の流れを見ながら啜る蕎麦は最高です。水があまりに綺麗なので、ご主人に伺ったら、庭の奥に紫外線ランプを搭載した立派な濾過装置がありました。これが故障すると、3日で池が緑に濁るそうです。やはり、池の管理はそれなりに苦労しますね。日本料理を修業されたご主人だけに外の景色にも細やかな配慮ができるのでしょう。
手打そば 旬菜料理 母里
所在地:仙台市太白区長町7-19-26
電 話: 022-746-6061
営業時間:11:30~14:30(日祝~15:00)/17:30~22:00(日祝~21:00)
定休日:水曜日
駐車場:有6台


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