(2)新潟県民のソウルフード イタリアン?

カテゴリー: 外食:他麺類

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 毎日新聞新潟支局が県内各地で行ったアンケート新潟を代表する食べ物は? の結果によりますと、ベスト3は以下のようになったそうです。

 第1位 笹だんご

  小豆餡を緑色のよもぎ餅で包み、笹の葉で包んだ銘菓ですね。その民芸調の容姿が可愛らしく思わず、私もお土産のひとつに買いました。

 第2位 のっぺ   
  今回は頂けませんでしたが、東北地方でよく見られる根菜類や蒟蒻、油揚げを賽の目に切ってダシで煮て、とろみをつけた郷愁誘う汁物です。

 第3位 イタリアン
  そうそう、新潟は古くからローマと交流があって、イタ飯が江戸時代から庶民の食卓に・・・・んなわけないだろっ!! 
 では、イタリアンって一体、何なんでしょう。なにせ、新潟を代表する食べ物ですからね。




 すみません。おだった感じで始めてしまいましたが、新潟県人のソウルフード、イタリアンを食べずして、新潟を語ることなかれなので、次のターゲットはイタリアンなのです。 
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 上越新幹線
ときの車窓に新潟のランドマーク、レインボウタワーが見えて参りました。あのレインボウタワーの下にイタリアンを食べさせてくれるお店があるのです。もう既に、風写さんやユケユケチュウさんも集合しているはずです。

 




 新潟駅を降りたって、レインボウタワーを目指して歩こうと思ったのですが、周辺のビルで全く見えません。
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集合時間が迫ってくるし、ポケナビは不調で衛星を捉えない。とうとう、おおさんから救援のコール。現在地を説明して、迎えに来て頂きました。皆様、初っ端からの遅刻、ごめんなさい。m(..)m ところで、このレインボウタワー、円筒形の白い展望室がエレベータのように上下します。おおさん曰く、最高のデートスポットなんだそうです。つぅことはご自身も使っていましたね。^^


 


 さて、こちらがそのイタリアンを食べさせてくれるお店、みかづきさんです。
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 万代シティーバスセンターの二階にあります。みかづきさんのHPによりますと、創業は明治42年、当初は甘味処として営業されていたそうです。現在は下越(県北部)を中心に27店舗を展開します。

 
 

 ただ、店内はバリバリのファストフード店、半世紀も歴史のある食べ物なのにちょっと軽すぎる雰囲気に面食らいます。
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 考えてみると、みかづきさんは甘味喫茶として、あんみつやアズキアイス、それに関東炊き(おでん)などを提供して来ました。つまり、日本のファストフード店だったわけで、それを近代的なアメリカ型の店舗形態にしたのですね。

 
 

 これがイタリアンのラインナップです。季節限定のイタリアンもありますね。
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 楕円形の器に盛られて、一見ドリアのようにも見えます。価格帯も320~420円で気軽に食べられますね。アメリカンジャンクフードのようにポテトとのセットもあります。きっとイタリア人が見たら、文句を言ってくるでしょうね。^^


 

 カウンターでオーダーして精算、番号札が渡されますので、呼ばれるまで席で待ちます。
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 こういう、フードコートのようなシステムはあまり好きになれません。

 
 

 やって参りました。基本のイタリアン320円です。
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 アイスコーヒーSはオプションです。包装された樹脂製のフォークが一抹の淋しさを感じます。^^

 
 


 要するにイタリアンとは、トマトソースのかかった奇怪な焼きそばなのです。
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 昭和34年、現在の会長(三代目社長)である三日月晴三氏が東京の京橋で見た関西式の鉄板で焼きながら食べるソース焼きそばではなく、店側が作って提供する焼きそばをヒントに、当時すでに普及していたスパゲッティを組み合わせてこの料理を考案したそうです。名前もまんまでイタリアン、その頃はハイカラなイメージだったのでしょう。





 この極太の自家製麺が独特で面白いですね。ぼてじゅうのように太く、ソース焼きそばとしても相当個性的な方ですね。
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 紅生姜ではなく、無着色の酢漬け生姜を乗せるのもこだわりらしいですね。まずまず、普通に美味しい食べ物です。 焼きそばにはキャベツともやしも入っていて、味付けはトマトソースと合わせてもくどくならないように薄味です。 焼きそばをソース味ではなく、塩味で作ったらどうなるか気になります。トマトソースの美味しさがより生きるように思えますが、焼きそばではなく、生麺のスパゲッティに近づいてしまうかも知れません。

 


 こちらはおおさんが頼んだカレーイタリアン420円。インディアンであり、イタリアンな焼きそばです。^^
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このカレーは美味しかったですね。焼きそばとカレーの組み合わせは初めての経験ですが、この極太麺はどんなソースも受け入れる強さがあります。

 


 こちらは風写さんの夏野菜イタリアン380円。
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 トマトやナスが入って、さっぱり感が引き出されたソースです。トマトの酸味が夏の暑さを和らげてくれそうです。




 新潟県民のソウルフード、イタリアンは県北部の下越だけではなく、長岡を中心にした中越にもあるそうです。現会長の友人がフレンドさんというファストフード店を広げており、同じようにトマトソース焼きそばを名物にしています。このようにイタリアンは新潟県の広い範囲で親しまれてきたので、アンケートでも上位に入るのでしょう。それに子供でも食べられる価格も普及した一員でしょう。みかづきさんがイタリアンを売り出した昭和35年当時は80円だったそうです。この頃、中華そばが60~70円だったとされています。初めて経験したイタリアンですが、想像していたよりくどさがなく、大阪の甘ったるいソースの焼きそばより、トマトの酸味が爽やかな飽きの来ない味でした。それに、7種類ほどのバリエーションがあるのも、気になってまた足を運んでしまうのでしょうね。



  

 みかづき 万代店 
http://mikazuki-go.com/


  • 所在地 : 新潟県新潟市万代1-6-1 バスセンタービル2F
  • 電 話 : 025-241-5928 
  • 営業時間 : 10:00~20:00 
  • 定休日 : 無休 
  • 駐車場 : 周辺に有料あり





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2009/06/02(火) 05:00 | trackback(0) | comment(4)
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kazu

URL | [ 編集 ] 2010/07/14(水) 12:23:28

こんにちは~
新潟のイタリアン、風写さんのブログで初めて知りましたが、微に入り細にわたるレポートで、はっきりわかりました。
新参者の富士宮焼そば、東村山黒焼そばは、メジャーTVで見ました。
だけど新潟イタリアンは、まだ。なんでだろ~。
よそ者には、最初「何これ?」の世界でしょうね。でも、「普通においしい」という言葉に安心しました。
日中伊、三国同盟、なんて聞いたことないけど・・・
カレーまであり、ですかあ。日中印、こっちはカレーうどんあるから、アリエールかな?

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/07/15(木) 06:16:32

 kazuさん コメントありがとうございます。

 現在、B-1グランプリなどで日本三大焼きそばが
ブームですが、確かに新潟のイタリアンはあまり登場しませんね。
焼きそばの世界ではあまりに異端的だからか、2社が独占している
からかも知れません。

 私も最初食べるまでは、ミスマッチではないかと思いましたが、
単なる組み合わせではなく、ソースに合うような麺と味にしてある
のです。だからこそ、長い間、新潟県民に親しまれているのでしょう。

 ホワイトソースや麻婆豆腐はまだ試していませんが、
半世紀もソースかけ焼きそばを扱ってきたみかづきさんですので
十分に研究されて上でのリリースでしょうから、たぶんいけるのでしょう。
また、いつか新潟に行けましたら、トライしてみます。

wakame

URL | [ 編集 ] 2010/07/16(金) 08:03:34

おはようございます☆

これがあの有名な。。。

ホワイトソースは無いんですか?(;_;)

サエモン

URL | [ 編集 ] 2010/07/16(金) 22:06:05

  wakameさん おばんです。

 もちろんベシャメル系もありますよ。
レギュラーメニューのホワイトイタリアンがそれです。
今回は食べなかったので、次回でしょうね。^^











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