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この観葉植物のような色合いの草が食べられると言われても若干、抵抗がありますよね。でも、加賀の伝統野菜と言われますと、俄に美味しそうに感じますからいい加減なものです。^^
加賀では金時草と呼ばれますが、標準和名はスイゼンジナ(水前寺菜)です。原産は東南アジアとされ、キク科の多年草です。日本に導入された当初、熊本県の水前寺地区で栽培された所から名付けられたそうです。
加賀で金時菜と呼ばれるのは葉の裏側が鮮やかな紫色で、金時芋(サツマイモ)と似ているからとのこと。

この紫色はポリフェノールの一種、ブルーベリーで有名になったアントシアニンも含まれます。それにγ-アミノ酪酸(GABA)も含まれておりので血圧の上昇も抑えてくれそうです。
茹でますと表の緑色も褪せて、どす黒い色合いになります。


茹で汁には紫色の色素が溶出しています。これ飲んだ方がいいのかな。。。
茹で上げますと普通の菜っ葉とあまり変わらなくなります。

ただ、野草のような爽やかな香りもあります。何だろう。みちのくのシドケ(モミジガサ)かな。
多少、アクがあるように感じますので、胡麻和えにしてみます。

これはジャストミート、葉はシャキシャキしていますが、噛んでいるとぬめりも出てきます。
となれば、炒め物だな。オリーブオイルで炒り卵と合わせてみます。

オリーブオイルで炒めたあと、MAGICSALTを味付けに使ってみました。
これもなかなかの逸品になりました。

山菜のような野性味を持った金時草と卵の炒め物は酒の肴にもなりますね。
家庭菜園を始めてはや30数年になりますが、毎年毎年、新しい作物が出て参ります。畑が広ければあれこれ栽培してみたいのですが、限界がありますので、毎年、1~2種類くらい栽培したことない作物に挑戦し、栽培難易度や味わいを勘案して継続を判断しております。
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2017/07/24(月) 05:00 | trackback(0) |
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