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キュウリの収穫が続いています

カテゴリー: 料理:野菜・果物

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 これはキュウリの雄花です。右下方に受粉した雌花の実も見えています。私はキュウリだけは原則として自分で栽培した物しか食べません。ですから、収穫が終わると、一年間ひたすら待ち望んで暮らすのです。^^

 ハウス栽培もなく流通も発達していなかった時代は恐らくこのように出始めのキュウリに感激し、心から味わったことでしょう。なんでも周年手に入り時代ですが、せめてキュウリぐらいはの到来に感動したいのです。



 我が家で栽培しているキュウリはイボイボシワシワの四つ葉系キュウリです。
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 近年、ツルツルピカピカのブルームレスときわ系キュウリが市場を牛耳っていますが、食べて美味しいのは断然、四つ葉系です。苗が手に入りにくいので種から育てます。


 これが最高の食べ方。もぎ取ったその場で梅鰹味噌を付けて頬張ります。
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 口の中で棘が刺さりますが、パリンと破裂するように割れる食感が堪りません。


 浅漬けや糠漬けなどで楽しんだら、こんな食べ方も面白いですね。 
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 トルコ料理のジャジュクです。塩味のヨーグルトキュウリを和えたものですが、最初、抵抗がありましたが、慣れるとはまります。ニンニクやミントの香りも夏に最高。


 ジャジュクをヒントにディップにして頂きます。
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 無糖ヨーグルト、オリーブオイル、ニンニク、塩に本場ではミントを使うのですが、大葉に替えています。



 キュウリはディップに馴染みやすいように軽く叩いてヒビを入れています。
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 マヨネーズと違ってさっぱりとしつつもエキゾチックな味わいが広がります。


 こちらはご飯のおかずにも酒の肴にもぴったりの叩きキュウリの中華風です。
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 醤油、酢、味醂、胡麻油、オイスターソースの合わせ調味料に刻んだ生姜と長葱を加えてよく混ぜてから回しかけ、白胡麻をパラパラ。


 こちらはキュウリとタコの韓国式冷製スープです。
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 醤油、味醂、おろしニンニク、醸造酢、昆布茶、コチュジャン、胡麻油を混ぜ合わせ、スライスした玉葱と水で戻したワカメを30分ほど漬け込みます。そこへ千切りにした胡瓜と細切りのタコを加えて氷水を注げば出来上がりです。



 これからお盆の頃までキュウリが実り、追われるように食べていくのですが、冒頭のように実りが終わったら、また一年のご無沙汰になります。真冬にキュウリっておかしくないですか。付け合わせに絶対必要でしょうか。飲食店や生産者の方からは怒られるかも知れませんが、多くのエネルギーを使って本来の季節以外に提供する必要があるのでしょうか。これを言い出すと、日本に分布しない銀鮭の養殖にも言及せざるを得なくなりますので、この辺で止めます。^^

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2017/07/13(木) 05:00 | trackback(0) | comment(2)
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