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旬のアサリでアクアパッツァ
カテゴリー: 料理:買い魚

日本でも有名なったイタリア料理のアクアパッツァはナポリが州都のカンパニア州に伝わる伝統料理です。魚にアサリとトマトの旨味も加える贅沢な一品です。本来は尾頭付きの魚を使って作りますが、切り身を使うとお手軽です。
今回は手頃なお値段で手に入るマガレイの切り身を使いました。

切り身の他はアサリ、プチトマト、黒オリーブ、パセリ、レモン、ニンニク、オリーブ油、白ワイン、
塩胡椒をご用意願います。
アサリは3%の塩水で1~2時間、砂抜きをしておいて下さい。


マガレイの切り身には塩胡椒を振っておきます。砂抜きの際には、振動を与えないようすることと新聞紙で覆って暗くすることがコツですね。
最初にニンニクの風味を移したオリーブ油で切り身をソテーします。

後に蒸し煮にしますので、皮目がパリッとしたらOKです。
そこにアサリとプチトマトと黒オリーブを加え、白ワインを注ぎます。


じゃーと水蒸気が立ち上りますが、すかさず蓋をして蒸し上げます。
アサリとトマトの旨味が切り身にも加わります。

この場合、アサリはダシの目的もありますので、殻が開いてからもしばし煮続けます。
皿に盛り付け、パセリの微塵切りを振り、レモンを添えれば完成です。

華やかな色合いで、魚の切り身がちょっとしたご馳走になりました。
近年、子供達の魚離れが深刻になっています。方や、回転寿司は人気なので、魚そのものが嫌いというより、煮魚や焼き魚などのいわゆる従来の魚の総菜が嫌われているようです。骨があったり生臭かったりするのがその原因らしいのですが、骨があっても身離れの良い魚であれば食べやすいでしょう。それにこのようなアクアパッツァにすれば、見栄えも良いので箸が伸びるのではないでしょうか。まずは寿司以外の魚料理にも慣らし、徐々に煮魚や焼き魚の美味しさに目覚めさせれば良いのかも知れません。
おまけですが、アクアパッツァにはそんなにアサリを使いません。余ったアサリで簡単で美味しい台湾風のスープを作ってみましょう。



作り方は簡単で水からアサリを煮て、酒と千切り生姜を加えて完成です。アサリの塩分だけで調味していますが、足りなければ自然塩を補って下さい。
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2017/05/04(木) 05:00 | trackback(0) |
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