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イタリアからのお客人(後編)

カテゴリー: 未分類

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 イタリアからのお客様に塩竈の魅力を体感して頂いております。前編では仲卸市場や桂島を楽しんで頂きましたが、続いて御釜神社にやってきました。塩竈の地名の由来は製塩にありますので、その原点を見て頂きます。



 御釜神社の御神体である4つの釜は多くの伝説がありますが撮影はできません。
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 入口の方を振り返りますと、歴史のありそうな建造物が見えます。



 こちらは明治初期に建てられた木造三階建ての旧えびや旅館です。
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 その後、茶舗の松亀園に移りましたが、5年前の東日本大震災で被災し、解体される運命にありましたが、NPO法人みなとしほがまさんの努力で修復保存が決まりました。現在、CAFEはれまとして利用されています。



 店内はレトロなカフェと和の佇まいが同居する不思議な空間。
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 時折しも桃の節句が近づく頃、豪華な雛人形が飾られていました。



 ここで、ちょっと一休み。ドライシードルで喉を潤します。^^
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 お通しのように出された酒粕入りのクラッカー?が海苔とよく合います。このオリジナリティーに惹かれます。



 引き続きまして浦霞の酒蔵見学です。酒母の培養タンク前で杜氏さんから説明を受けています。
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 浦霞では米麹や酒母の培養に使う米も吟醸並みに研ぎ上げています。それらの占める原料の割合は30%弱になりますので、当然かも知れません。



 見学の後はお楽しみの試飲です。4種類を試します。 どれも甲乙付け難く素晴らしい。
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 そろそろ、夕時、お腹も減っていますので、効きますねぇ。。。^^
  


 浦霞の佐浦社長とアルベルトさんの2ショット。^^
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 お二人が手にしているのは、キオッジャの伝統帆船Bragozzoの模型です。これは昨年7月にキオッジャで開催した日伊文化交流会で頂いたお土産なのです。㈱佐浦さんの冨谷課長もこのミッションに参加しており、アルベルトさんもその席におりました。



 さて、有意義な一日のフィナーレは塩竈・キオッジャ友好協会主催の歓迎会です。
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 開宴の前にアルベルトさんから出身地、キオッジャの魅力についてプレゼン頂いております。



 今回は会場である翆松亭の井上親方に無理を言って、塩竈の干物も持ち込ませて頂きました。
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  品評会で入賞したカネシゲさんのキチジやホッケの干物はアルベルトさんも納得されたはず。



 こちらはみどりさんのお土産のミラノのサラーメ(サラミ)です。
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 やはり本場物は丸っきり違います。もちもちとした食感でワインとの相性が凄い。ワインは酒井ワイナリーのマスカットベリーAです。


 
 ドルチェは浦霞えんふぁんさんのコラボで生まれた酒粕と藻塩のジェラート。(齋藤さん撮影)
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 この塩竈オリジナルなジェラートにSalvagnoのオリーブオイルとオリーブリーフパウダーを振り掛けて、日伊融合の味わいを楽しみます。これ、マジ美味です。



 イタリアでの交流会を受けて設立した塩竈・キオッジャ友好協会ですが、次々とイベントをこなしております。東日本大震災5周年追悼イベントとしてキオッジャではの植樹もしてくれました。これから末永く友好関係を続けて参りたいと思います。



 

コミュニティカフェ「はれま」

・所在地   :宮城県塩竈市本町3-9
・電 話   :090-4557-1671(菊池)
・営業時間  :10:00~18:00
・定休日   :水曜日
・駐車場   :なし



株式会社佐浦 http://www.urakasumi.com/

・所在地   :宮城県塩竈市本町2-19
・電 話   :022-362-4165
・営業時間  :10:00~17:00
・定休日   :日曜日、年末年始ほか
・駐車場   :あり



盬竈料理 翠松亭 http://www.suisyoutei.com/

・所在地   :宮城県塩竈市海岸通4-8
・電  話   :022-362-1777
・営業時間  :11:30~14:00/17:00~20:30
         日・祝日 ~14:30/17:00~20:30
・定休日   :水曜
・駐車場   :有:共有
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2016/03/14(月) 05:00 | trackback(0) | comment(0)
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