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【塩竈市】ひがしものと秋の地酒を楽しむ会

カテゴリー: 外食:その他

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  この記事も先月のイベントですが、塩釜小売酒販組合さんの主催による塩竈の地酒とひがしもの(厳選されたメバチマグロ)を歴史的建造物である亀井邸で楽しむ会が開催されました。ひやおろし秋あがりだけでもハッピーなのにそれにひがしものが付くのですから、まさに盆と正月ですよ。^^




 最初に塩竈の老舗の酒蔵見学から始まります。塩竈には浦霞の佐浦さんと四季の松島や於茂多加男山の阿部勘さんがあります。
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 この二つの蔵見学には何回参加したことでしょう。見学だけだったらもう十分なのですが、それにお酒がセットになりますので。。。^^




 阿部勘さんに行く途中で必ず足を止めてしまう処があります。この香りが堪りません。
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 いつも魅力的に魚を焼いている松野鮮魚店さんです。この季節ははらこ飯もありますね。




 酒蔵見学を終えて楽しむ会の会場である亀井邸に向かいます。
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 東参道を少し登った所に亀井邸は建てられていますが、下から見上げると和洋併置式住宅の洋館部分がよく見えます。




 玄関からお邪魔します。今日は二階にも席が作られているそうです。
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 亀井商店(現総合商社カメイ)さんの隆盛を象徴する建築物です。




 一階の隅にかつての塩竈のジオラマがありました。
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 かつては塩竈神社の前辺りまで千尋淵という入江でした。でもこれは、昭和初期の塩竈でしょうか。




 さて、待ちに待ちました開宴です。これは豪華な酒肴ですね。^^
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 ひがしものの他にも沢山のご馳走です。これらに一人当たり五合の秋の酒が呑めて4,000円はお値打ちですよ。




 これらは松野鮮魚店さんの仕出しだそうです。
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 食べ切れるでしょうか。ボリュームあり過ぎです。^^




 それにしても天下のひがしものが発泡トレー。。。
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 牛で言えばA5クラスの目鉢ですよ。これではスーパーの解凍マグロだなぁ。(^_^;)  でも、美味かったなぁ。さすが、ひがしもの、選び抜かれた最高の生マグロでした。




 季節のはらこ飯も付いています。
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 さすが松野さんです。。。しっかりフォロー。^^



 
 赤魚の煮付けも日本酒には合いますよね。
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 かつては塩竈にも北転船がスケトウやこのような赤魚類を水揚げしたのでしょうね。それを材料に水産加工業も栄えました。



 
 この穴子の蒲焼が美味かった。
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 ひがしものが主役なのにこんな美味しいものを出しては駄目ですよ。^^




 本日のもう一つの主役。塩竈の秋の酒です。
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 魚の町塩竈で愛されてきた地酒です。魚に合わない訳がありません。




 阿部勘さんの専務自らお酌をして下さいます。
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 この純米大吟醸の原酒が素晴らしかったです。




 佐浦さんも秘蔵の山廃純米大吟醸ひらのを出してきました。山田錦を40%までに精米した品格のある吟香が見事。
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 冨谷課長が席を回って解説して下さいます。時間と高度な技術が要求される山卸廃止酛での醸造は芸術にも近いものがあります。




 
 実に充実したひがしものと秋の地酒を楽しむ会でした。このような酒肴に恵まれた塩竈はもっと全国的に知れ渡るべきなのですが、なにかPRが弱いように思えます。平安時代の都人が憧れた塩竈です。京都でもっと宣伝しても良さそうですね。私たちは味覚と美的センスが抜群のイタリア人塩竈の虜にしてしまおうと画策しております。^^



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2015/11/26(木) 05:00 | trackback(0) | comment(2)
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